いまだ、お粥の生活が続く毎日ですが、
日々薄れつつある記憶を書き残すことにしました。
病名を医師から告げられた時、
なぜ自分だけこんな病気にかかってしまったのか、
と一時は絶望的な気持ちになりました。
しかし、いろんな方の体験談を読み、聞くにつれて、
実は多くの人が人知れず病魔と闘っておられることを知り、
自分の苦労なんて大したことはないと恥ずかしくなりました。
いろんな体験談から勇気をもらい、励まされ、
自分の体験もなにかの役に立つのではないかと思い立ちました。
病名は十二指腸腫瘍でした。
聞いたこの時は、どこがどうなってしまったのかと頭の中が真っ白~。
腫瘍ということばは重く重く心に響きました。
悪性の腫瘍なら癌ということになります、ヤバいよヤバいよ!
十二指腸は胃の奥にある小腸の上部~。
胆のうや膵臓からの胆汁と膵液を乳頭と呼ばれる部分から十二指腸へ排出、
胃から送られてきた来た食べ物の消化をさらに促すのが役目です。
胃カメラの健診は一番奥にある十二指腸から胃、
そして食道へと戻りながら検査が行われています。
かつては発見されにくかった十二指腸腫瘍も、
近年の内視鏡診断の進歩により見つかるようになったそうです。
それでも、全消化管腫瘍のうち十二指腸は1~2%程度と言われ、
胃などに比べ圧倒的に症例が少ない稀な腫瘍とのことです。
そのため、胃や食道、大腸などのように明確なガイドラインがなく、
治療方針等も確立されていないのが現状のようです。
その稀な十二指腸腫瘍に自分がなってしまったのも何かの縁、
誰もが経験しないからこそ、知ってもらいたいとも思いました。
ただ、自分は医療従事者でもなく、知識も持たないただの患者です。
間違った認識や表現などがあるかも知れませんがあしからず~。
それでは、これからボチボチ書いていきますね。つづく。
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