衽の始末が済みましたら、衽と身頃と衿に衿付の印をします。
まず前たての縫込みがつれない様に褄下のあたりに待ち針をします。
次に衽付けの縫い目の衽頭のへらと褄下のへらのやや下あたりに針を打ち、2尺ざしを添えて縫い目を整え、衽頭のへらから褄下のへらにかけて通しべらをします。
そして流れの通しべらをしましたら、前たてと衽の縫込みをぞべで衽におさえて、先ほど褄下あたりにした待ち針を抜きます。
衿の流れのへらとは衽下りのへらから衿先のへらまでの長さの事で、先ほどの衽の流れの長さより衿の方は1分5厘短くします。
衽に流れのへらをしましたら衿型紙を使い、衿肩明の切込みの1分入った所から衽下りのへら迄通しべらをして、背縫いをはさんで衿肩明の丸く欠いた所まで衿の付込みは2分の、衿肩明の切込みの所は1分の付込みで通しべらをします。(衿肩明は3分丸く欠きました)
地衿は繰越5分、衿の付込み5分、衽下り(肩山から)6寸、衿肩明の裁ち切りが2寸3分の場合は、衿肩明のへらは2寸5分、衽下りのへらは6寸8分(衽下り6寸+繰越5分+ゆるみ分3分)共衿丈のへらと流れのへらをします。
そして衿付の地衿の縫込みは5分位にし、共衿横の縫いに1分きせがかかる様に、共衿丈のへらより1分浅い所に共衿の横縫いの通しべらをします。
次回5月16、17日の和裁教室の予約状況は16日(土)が3名、17日(日)は2名様の予定で両日とも定員に余裕がございます。
こちらから”衿付のへら”の動画がご覧になれます。
衿の流れのへら1 衿の流れのへら2 衿のへら
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次に衽付けの縫い目の衽頭のへらと褄下のへらのやや下あたりに針を打ち、2尺ざしを添えて縫い目を整え、衽頭のへらから褄下のへらにかけて通しべらをします。
そして流れの通しべらをしましたら、前たてと衽の縫込みをぞべで衽におさえて、先ほど褄下あたりにした待ち針を抜きます。
衿の流れのへらとは衽下りのへらから衿先のへらまでの長さの事で、先ほどの衽の流れの長さより衿の方は1分5厘短くします。
衽に流れのへらをしましたら衿型紙を使い、衿肩明の切込みの1分入った所から衽下りのへら迄通しべらをして、背縫いをはさんで衿肩明の丸く欠いた所まで衿の付込みは2分の、衿肩明の切込みの所は1分の付込みで通しべらをします。(衿肩明は3分丸く欠きました)
地衿は繰越5分、衿の付込み5分、衽下り(肩山から)6寸、衿肩明の裁ち切りが2寸3分の場合は、衿肩明のへらは2寸5分、衽下りのへらは6寸8分(衽下り6寸+繰越5分+ゆるみ分3分)共衿丈のへらと流れのへらをします。
そして衿付の地衿の縫込みは5分位にし、共衿横の縫いに1分きせがかかる様に、共衿丈のへらより1分浅い所に共衿の横縫いの通しべらをします。
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