岩佐和裁のブログ、裁縫記:IWASA WASAI's blog, SAIHOUKI

岩佐和裁で販売している和服や和裁用具を紹介しています。

I sew the kimono of men's things. Work on the second  浜松しじらの単衣を縫ってます、二日目の作業。

2019年03月27日 08時46分08秒 | 単衣の着物

前回は男物の単衣の着物のデジタル教科書の寸法の記入欄に自分の寸法入力するところまでしました。

 今日は更に着物を縫う為の細かいデータを入力します。

1、※、裾から肩山までの前身頃の身幅の寸法の処の前腰幅と抱幅の寸法を自分の寸法に訂正します。

前腰幅のへらをを6寸5厘から5寸9分5厘にして抱幅のへらを5寸8分5厘から5寸7分5厘にします。

それと前幅を前腰幅までに均等に狭くする幅を5厘(0.189cm)から1分(0.378cm)にしてヘラの数を3にします

2、浜松しじらは綿と麻の交織なので今回は自宅で洗濯するのとなどを考えてポリエステルの手縫い糸にしました。

※、縫う順序ですが前にアップした女物単衣のちくちくパックの動画とデジタル教科書と同じに袖から縫うことにします。

3、上前袖の袖口の三つ折りぐけの折りをして口下の縫代幅を決めます。

4、口下の縫い目から人形の処に7厘(0.1134cm)のきせ分を足した袖幅のへらをして人形を縫います。

人形は二度縫いしてから縫代を前袖側に5厘(0.189cm)のきせをかけて倒してから後袖の縫代のみ後袖側にきせをかけずに倒して3分(1.134cm)位の間隔で隠しを入れます。

5、袖下の袋縫いを縫います、袖丈のへらから測った袋縫いの前袖の縫代は後袖の縫代より1分(0.378cm)狭くします。

6、袋縫いの縫代を前袖方向に5厘(0.189cm)のきせをかけて片返しに鏝を当てます。

7、人形から袖下を縫い袖丸味を経由して袖口のへらまで縫い横に糸を三~四回からげます。(糸は切らずにしておきます)

岩佐和裁のホームページです。 にほんブログ村 管理人が製作してアップした動画は基本的にはフリーですので、和裁の学習等にご自由に利用して下さい。(利用規約は以下の通りです)

営利目的でない個人の編集は許可します。

但しポルノ映像などの素材としての使用は許可しません。

アダルト・宗教関係サイトの使用は許可しません。公序良俗に反するサイトの使用は許可しません。

再配布・HP作成サイトの使用は許可しません。

営利目的の使用は許可しません。

著作権はsinosanhannが所有しています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« I sew the kimono of men's t... | トップ | I sew the kimono of men's t... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

単衣の着物」カテゴリの最新記事