下前と上前の衽付けの縫いと衽の耳ぐけをしました。
作業の順序は
下前の衽付け→上前の衽付け→鏝当て→前身頃に裾の三つ折りぐけの折りをします→下前の衽の耳ぐけ→上前の衽の耳ぐけの順に作業しました。
注意点は
衽付けの縫いでは裾の裁切の1寸(3.78cm)位の釣り合いは気持ち衽を緩くします。
糸は縫い貯めず少なくとも1尺(37.8cm)以内で抜いて糸こきをします。
玉結びは衽側に作ります。
内揚の縫代付近の釣り合いは気持ち前身頃を緩くして、内揚の縫い目と内揚の縫代の山など厚みが変わる処には待ち針をします。
衽のくけは耳ぐけか三つ折りぐけにします。耳ぐけは縫代の端が耳である事、耳が綺麗で有る時にして端が裁切であるとか、耳を隠したいときは三つ折りぐけにします。
衽の耳ぐけは耳から5厘(0.189cm)位の処を4分(1.512cm)位の間隔で裾の裁切から6分(2.268cm)上と衽下りのへらの3寸(11.34cm)位下までくけます。
耳ぐけの仕方
岩佐和裁のホームページです。 にほんブログ村 管理人が製作してアップした動画は基本的にはフリーですので、和裁の学習等にご自由に利用して下さい。(利用規約は以下の通りです)
営利目的でない個人の編集は許可します。
但しポルノ映像などの素材としての使用は許可しません。
アダルト・宗教関係サイトの使用は許可しません。公序良俗に反するサイトの使用は許可しません。
再配布・HP作成サイトの使用は許可しません。
営利目的の使用は許可しません。
著作権はsinosanhannが所有しています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます