結婚するにあたり、実家と彼氏と私自身のことについて考えてしまい、人生で初めてというくらいに深く悩んでいます。
一人ひとりに「自分の人生」がある中で、全ての人の都合を優先することはできないんだよねえ、と言うことを少しずつですが理解し始めています。
去年、DVDで観て感動した「英国王のスピーチ」という映画。
第一王位継承者である長男が王冠を捨ててまで対立国の女性との結婚を望んだために、王となる教育を受けてこなかった次男が王になることを迫られ、苦難が始まる…という話。
ストーリーは次男側から描かれていたので、私はそれはそれは長男に腹を立てながら物語を追っていました。
でも長男の恋人から見たら、この長男はそれはそれは優しくて素敵な男性なのです。
長男からしてみても、愛する女性を強く守りたいあまりに王冠を捨てざるをえなかったのです。
今の私は思う。
この物語の中に、はたして「悪人」は存在していたのか…?と。
にほんブログ村 独身OL
にほんブログ村 ダメOL