※後で加筆・修正の可能性がある記事です。
・入院4日目、出産から3日目
この日の朝、術後からずっと入っていた吐き気止めの点滴を外されました。
AM9:00にレントゲンを撮るように言われ、車いすでレントゲン室に移動しました。
とにかく体がだるくて、お腹の中が全体的に痛かったです。
レントゲンは横になって撮影しましたが、自力で寝起きすることはできませんでした。
私が入院していた病院では帝王切開の場合、手術から5日目で退院となっていたのですが、とても翌々日に退院できるとは思えないコンディションでした。
喉が渇くため水分だけは摂り続けていましたが、膨満感があり昼ごろから水が欲しくなくなりました。
そして午後に差し掛かったあたりから、吐き気に襲われて断続的に嘔吐しました。
出てきたのは緑色の液体でした。
私は頭が回っていないながらも、もしかしたらこれは腸閉塞かもと思っていましたが、この時点で医師からの説明は何もありませんでした。
朝のレントゲンで医師は腸閉塞と診断したらしく、腸を動かすために夕方から下剤入りの点滴をされました(点滴の中身については後から知りました)。
この日から3時間おきにスタッフが私のベッドまで子どもを連れてきて、授乳が始まりました。
普通の人は自力で新生児室まで行くか、自分でベッドまで子どもを連れてきて授乳をします。
私はお腹が痛くて起き上がることが出来なかったので、寝たまま授乳をしました。
・入院5日目、出産から4日目
なぜか吐き気がおさまってきました。
医師から許可が出たため入院してから初めてシャワーを浴びました。
調子が良いなと思っていたら午後から水下痢が出ました。
出てきたのは昨日口から出ていたような緑色の液体です。
腸が通ったのかもしれない、と思いました。
あまりにも下痢がひどかったので、この日の夜、医師を捕まえてどのような状況なのか質問をしました。すると初めて点滴に強力な下剤が入っているという話をされました。
この会話の中で初めて自分が腸閉塞になったということをはっきりと認識しました。
水を飲むと胃痛がすると言ったら、下剤を外してもらえることになりました。
何度もお腹を下していることから腸が通ったと判断されたからだと推測されます(※)。
腸が動くと癒着した部分が剥がれるのか、みぞおちあたりが刺すように痛みました。
また、それとは別に両わき腹にも痛みを感じていました。
スタッフが傷の痛みはどうかと聞いてきたので、「お腹の傷口は痛くないのですが、お腹の中が痛いです」と言ったところ「先生に聞いてみますね」と言われました。
※最初に受けたレントゲンから入院5日目までの間にレントゲンを計3回受けているはずですが、記録に残していなくて詳しく覚えていません。
下剤を外してもらえたのは、レントゲンをみて腸が動いていることが確認できたからというのもあると思います。