お遍路を始めて10日目、前日は実家で1日休養して、朝から再びお遍路に立った日、その途中にあった戦国時代の武将、長宗我部元親の銅像の写真。
写真下に写っているのはその元親の最大の版図である四国全土の地図。
長宗我部元親は約400年前、戦国時代に四国を切り取った謀将で、四国の虎と言われた人物。
お遍路を廻っていて、いろんな場所で、その元親の足跡を見ることが出来た。
だが、悲しいことに高知以外の場所で見る元親の足跡は、侵略者としてか、戦国時代の一部分として小さく扱われていたり、ひどいところではその史実の部分を空白にしていたりした。
戦国時代に活躍した武将といえば、地方の武将であっても、伊達正宗とか島津義弘、武田信玄、毛利元就など、偉大な戦国武将として尊敬を受け、自治体のメインの観光要素になっている。
しかし、四国では長宗我部元親はそうは扱われていなかった。すごく悲しい・・・
元親の銅像がある場所は、手入れがされていない草ぼうぼうの公園の中にあったし、元親のお墓に至っては、山の斜面の墓の存続すら危ういような場所にかろうじて、あった。
もう少し元親のことについて研究して欲しいし、クローズアップして欲しいな・・・
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