papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

大相撲 09年 初場所 十一日目

2009年01月21日 | 大相撲をテレビで観戦

今日の一番は
北勝力 vs 栃煌山
北勝力は突き押し、栃煌山は押しが得意な力士

押しが得意の力士同士の取組みは、ほんの一瞬で勝敗が決まる。
この一番もあっという間に決まった。
北勝力が両突きから一気に土俵の外まで栃煌山を押し出した。

両者とも今場所ここまで好成績で、力が入ったいい一番だった。
取組み前は、ここまで1敗の栃煌山が北勝力の突き手を構わずに、開いた脇を両差しして、そのまま一気に押す相撲をイメージしてたけど、全く逆の展開だった。
北勝力は両手を栃煌山ののどに突き上げ、踏ん張る栃煌山を先手先手で突いて押す。
北勝力の突き押し一本の相撲が勢いに乗る栃煌山にまさった内容だ。
北勝力は四つに組めば幕下以下の相撲しか取れない力士だし、以前、4番連続で相手の変化に負ける(そんな場所があったと思う)ようなコミカルな存在の力士だけど、今場所は大勝ちして欲しい。
そして来場所は久しぶりに横綱、大関と大勝負を見たいと思います。
今場所、負けはしたけど嘉風の朝青龍戦は面白かったし。

栃煌山も今場所、力が充満した相撲を取ってて、北勝力に対しても土俵際でギリギリまで腰を残していた。
この粘り腰に今場所の強さの源泉を感じた。
明日の栃煌山と豪栄道戦は絶好調同士でのライバル対戦なので、今までと違ってどういう展開になるのか、非常に楽しみにしています。

大相撲 09年 初場所 十日目

2009年01月21日 | 大相撲をテレビで観戦

今日の一番は
豪栄道 vs 把瑠都
素早い立合いから前褌を取って、大きな把瑠都を寄り切った姿はなかなか見応えがあった。

豪栄道は今場所見てて頼もしい。
以前、たまに見せてた立合いの変化をしなくなった。
幕内上位の立合いスピードに慣れてきて、自信がついたように見られる。
豪栄道は攻めるの姿勢に安定感がある。
琴光喜、稀勢の里、琴欧洲なんかは、攻め急いで腰高になって逆転されるケースをよく見るが、豪栄道に関しては、あまりそういう印象が無い。
土俵際の逆転劇はまれに見たが、相手の上手さによるもので攻め急いだから食ったという風には感じなかった。

今場所は大関が5人いるので西の前頭3枚目という立場では横綱戦の予定は無かったのかもしれないけど、これから勝ち続ければ横綱戦を組まれる可能性は十分あるので、見てみたい。
豊ノ島、安美錦という技で見せる力士が休場となった今、是非とも!

把瑠都は九日目の白鵬戦を見てもわかる通り、相当に力が付いてきた事は、十分すぎるくらいわかった。
自信もついてきたようだし。
把瑠都の対戦相手が相撲の取組み後、把瑠都のサイズと怪力、取り口について度々「怪物だ」とコメントしていることからもよくわかる。

好調把瑠都に、この後組まれるだろう朝青龍戦を早くみたい。
今まで、本場所で速攻で攻められて子ども扱いされてきた朝青龍に対して、どのような戦略で対戦するのか、これまた楽しみだ。