ベリーダンススタジオ★☆★ぱわふるマドンナ★☆★ 主宰・坂口せつ子 

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自然分娩と自然死

2008-12-05 11:20:36 | 日記
私は下の子供3人は医者なしで産んでいる。それも痛みもなく”ぽこぽこ”と生まれた。20才のころから東洋医学、哲学の本を読み漁り後援会に行き、勉強会を企画し、自信をもって医者なしで自分の健康度に賭けてみた。成功した。そして先月母を私の家のベッドの上に座らせておいて、見送った。数日前友人の開業医、西野先生にお会いした。母は細いながらも食事もできていたし、排尿も排便も定期的にあったのでそろそろご相談しようと電話をした日に静かに息をひきとった。医者には観ていただいてなかったので死因を調べるために、警察の担当の方や検視のお医者さんが4時間くらいかけて丁寧に調べた。警察の方もお医者さんも”苦しんだ顔もしていない、大往生ですよ。”と言ってくださった。その西野先生は”自然死は苦しまない。むしろ死さえも自分の意思で決めて死んで行くんですよ。”私はあほなので”えーせんせい死んだ事あるんですかー”なんて言ってしまった。”お医者様は多くの命と係わり経験を重ねてきた先生の貴重なことばだ。検視にきてくれた牧本先生も”老人性痴呆は病気ではないと思います。大往生ですよ。と言ってくださった。西野先生は人間が余計なことをするとかえって本人を苦しませてしまうこともあると言っていた。苦しまずに死にたい。それは誰もが思うこと。生まれることと死ぬこと。正反対に見えるけど、それは自然の営み。母はまた今日も教えてくれた。