エジプト、カイロ大学で日本語学科の先生をしているアハマド先生は、源氏物語や義経などのアラビア語への翻訳の仕事をしてきた。私はお恥ずかしい話をすると、義経の名前くらいしか知らない。どんな偉業を成し遂げた人なのかも知らない。彼は日本の古典もののほか、現代文学とでもいうのか、”北の国から”やキムタクの”華麗なる一族”など自分はもちろん、学生にも丸暗記させているという。俳優さんの名前から、名場面のことまで、それはそれは、感動的に、話してくださった。私たちがハリウッドの映画を丸暗記したら、きっと英語力は身につくと思うことと同じだ。、彼らが日本のすばらしい文化を学んでいる。日本人も自国の素晴らしい文学を知り、興味ある外国の素晴らしさに触れることで、尊敬しあい、愛し合い、平和が生まれる。私は今エジプトの踊りを勉強しているので、その歌を勉強している。まだまだちょっとだけ。これから楽しみ。