と言うような意味の石碑がお寺の入口にある。
＊葷酒入門に許さない＊
セッちゃんは20代のころ世界に東洋医学哲学を広めた＊桜沢如一＊の本を
ネタきりのおばあちゃんの世話を終わらせ、だんなとの用事も済ませ夜中にむくむくと起き上がり、読みあさった。
そのころお寺の入口にはこんな石碑があることを知った。
人の生きかたを知る一つになった。
＊くんしゅにゅうもんにあらず＊臭いというのは５薫のようで、ねぎ、らっきょう。、にら、にんにく、たまねぎ、
皆動物性の肉や、さかなの毒消しと言われています。毒消しが必要な肉とか食べたものと言うことでしょう。
両親のお墓参り、に行ってきました。
兄家族の家から山に登ってゆっくり歩いて20分でここに着きます。
＊桐生山鳳仙寺＊子供の時からいつも遊んでいたお寺。江戸時代の籠や
回転式の図書館などが保存されている歴史あるお寺。
実はセッちゃんの実家の苗字は＊村岡＊実は村岡家の先祖の墓はこのお寺の数キロ離れた隣の西芳寺にある。
セッちゃんの父の父、つまりおじいちゃんの臨終も葬式もセッちゃんは体験した記憶がある。家族中に囲まれ
息を引き取った幸七おじいさんは土葬だった。そのお寺は西芳寺。
近所の人たちが深い穴を掘りそこにひもでぶるさげたお棺をさげて、皆で土をかけたのを覚えている。
もしも、、逝きかえったら、、可愛そうとか、、子供心に想像した。
父は自由人で生前子供たちが散歩しながら、来れるようにと鳳仙寺に自分たちの墓を用意した。
法事の時父の弟つまりおじさんが＊兄さんかわいそうにここじゃあひとりぼっちだなあ＊とつぶやいていた。
もちろん西芳寺も行かなければと思うけど父が旅立ってから一度しか行っていない。行かなくちゃね。
