マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

贅沢品の消費税はお上げになったら

2010年04月02日 11時17分36秒 | ひとりごと
まずお暇のある人はぜひ次の動画を見ていただきたい。
予算委員会の公聴会である。
さて、この論議のひとつは日本が財政破綻するかの論議であり、もうひとつは消費税の税率アップに関してである。一時間もかかる動画なので、お忙しい方の為に説明しましょう。
簡単な話し、日本の財政は健全であるという話し。これはマヨちゃんのブログを見ている人には格別目新しい話ではないが、国会でこれほどはっきりと論議されているのに、マスコミがいっさい報道しないという点で、重大な問題があるという事を言っておかねばならない。重要なのは、日本国の純負債が300兆円前後であり、特別会計と一般歳入の金額をあわせれば先進各国と比べてもまったく問題はないのである。この負債は消費税を上げたくて仕方がない財務省が発表したデーターだけに十分信頼するに足る数字なのである。

消費税に関して、今の論議で、財政が破綻しないのに消費税を上げる必要があるのかという問題と、先進各国と比べると、確かに税率が低い。ただし、税収に占める消費税の割合は、日本が低いわけではないのだそうだ。つまり、日本はほとんどすべてについて消費税を掛けている。諸外国はいわゆる「ぜいたく品」に課税しているのだ。例えばベンツ、ダイヤモンド、高級な家具、高級なバッグ、高級な絨毯などの消費税を数倍にしたって庶民の生活は何ら影響を受けない。しかし、野菜、食品、日常品に対する消費税を倍にしたら絶対に家計を直撃するのである。消費税の論議をするなら、あくまでぜいたく品を対象にし、日常品は無税にすることを主張しましょう。議論は「何が贅沢で、なには日常品なのかに」を中心にすべきである。