マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

今の報道は訓練なのだ

2010年04月20日 06時03分48秒 | ひとりごと
いや、びっくり。華さんからコメントが来てる。昨年の十月だったかな、再び期間工になるという連絡のあと消息が絶えていた。まあ、がんばってるようなので、まずはひと安心。ただし、禁煙するとは・・・・絶句。まあ、身体を壊しても知りませんよ。(笑)

さて、昨日の中日新聞の夕刊になかなか良い記事がのっていました。それは、キルギスの政変は「ロシアメディアが点火」したもので、ロシアのプロパガンダがバキエフ前大統領を首都から追放したと書いてある。
この政変の深層はなかなか解読が難しいが、少なくとも英米にとってはあまり楽しい出来事ではないようだ。

最大規模となった政府庁舎前のデモに押し寄せた五千人余りは衛星放送でロシアのニュースを見た人だったのだそうで、「バキエフ大統領は民有地をすべて国有にするつもりだ」と聞かされ信じた人がいたそうだ。本当かいな?

ロシアは最近米国の広告代理店と契約し、イメージ戦略を強化していて、米英の戦略で政権の座に着いたバキエフ氏が逆にそれによって座を追われるというのは皮肉なものである。

現在、日本はもちろんであるがメディアの恐さはこのようなことが簡単に起こりうるという事である。多くの国民は自分で考えることなくマスコミの報道を簡単に信じ込んでしまう。それは現在行われている反民主党の報道を見れば明らかであろう。よく考えればわかる事を、もはや民衆は正しい判断力を放棄しているのではないかとすら思われるのである。
しかし、現在の報道は時間がたてばその誤りは国民の知るところとなるであろう。つまり、近い将来、日本の国民は報道がいかにいいかげんかに気づくはずである。そうなのだ、これは訓練なのだ。国民が報道を鵜呑みにせず、自らの頭で判断できるようにするための訓練をしているのだ。キルギスの様にならないために・・・・。

私も最近の報道を苦々しく眺めながらも、逆に、あまりにもマスコミを簡単に信じる人たちをみて笑えてくるのだ。もう少しすれば彼らもマスコミに騙された事に気がつくだろう。そうすればきっと騙されないよう注意する様になるだろう。そうなのだ、今のマスコミ報道はキルギスのようにならないよう日本の国民を訓練していると好意的に考えることにしましょう。