世界史など、もちろん旧約聖書など何も知らない私なのだが、タチバナを調べるためエジプト史を少しだけかじってみた。そしてアクエンアテンという都市には一神教にまつわる大きな謎があるのだと聞いた。
そしてココロスケさんよりコメントで、「出エジプト記の秘密 モーセと消えたファラオの謎」と「ツタンカーメンと出エジプトの謎 隠されたパピルスの秘密」も面白いよと教えていただいた。さっそく題名が気に入ったので後者の本を手配しました。
ところで天童さんからいただいた「憎悪の呪縛」という本には「一神教とユダヤ人の起源」という副題がついている。おっと、うっかりしていた。どんなことが書いてあるのかまだ読んでいなかったのだ。
で、ぱらぱらと眺めだして驚いた。p78の始めにこう書いてある、「衝撃の書が刊行された、「出エジプト記の秘密ーーモーゼと消えたファラオの謎」である。・・・ユダヤ人の始祖アブラハムは、実はエジプト新王国第18王朝第10代の王、アメンヘテプ4世(BC1358-1340ごろ)だというのである・・・・」
ん?どんぴしゃじゃん。グッドタイミング!
あまりにもココロスケさんの指摘が鋭いのでビックリしました。
天童さんの本「憎悪の呪縛」は400ページもあるので(字が大きいので読みやすいが・・・)読むのに二、三日はかかると思う。従って今日の時点で詳しくは述べる事はできないが、栗原さんが問題にしているパピルスの秘密のヒントがこの書でわかるかもしれない。
ただ、ちょっと読んだだけでも旧約聖書に書かれている内容はかなり怪しいということのようだ。すなわち、ヘブライ人というものはそもそも存在しなくて、エジプトから追放されたエジプト王とその氏族と住民たちであり、バベルの塔で象徴される堕落した一神教徒たちだったというような話である。もっともこれは「モーゼと消えた・・・・」の本の解説部分だから全部を読んでからでないと言えないな。とにかく栗原氏によれば「多神教で堕落したアメン教を捨て、新しく一神教を作った」とされるアメンヘテプ4世が、実は一神教で堕落し、エジプトから追放された・・・みたいな話なのである。まるで自民党側から書かれた構造改革と民主党側から書いたものとの差と同じような違いがあるのだ。どっちが本当?・・・それをこれから研究しましょう。
なにかとても重要な課題をいただいた気がする。ちょっと私には重いし、専門外だが、これもまた何かの因縁だろう。しばらくはこの件に没頭する事にします。
天童さん、とても貴重な本をありがとうございます。そしてココロスケさん、その二冊、必ず読みますね。日本の古代史研究なのに、遂にエジプトか・・・・、やはりどこから切り込んでも最後にユダヤの研究になってしまうのはどうしてなのかな?
そしてココロスケさんよりコメントで、「出エジプト記の秘密 モーセと消えたファラオの謎」と「ツタンカーメンと出エジプトの謎 隠されたパピルスの秘密」も面白いよと教えていただいた。さっそく題名が気に入ったので後者の本を手配しました。
ところで天童さんからいただいた「憎悪の呪縛」という本には「一神教とユダヤ人の起源」という副題がついている。おっと、うっかりしていた。どんなことが書いてあるのかまだ読んでいなかったのだ。
で、ぱらぱらと眺めだして驚いた。p78の始めにこう書いてある、「衝撃の書が刊行された、「出エジプト記の秘密ーーモーゼと消えたファラオの謎」である。・・・ユダヤ人の始祖アブラハムは、実はエジプト新王国第18王朝第10代の王、アメンヘテプ4世(BC1358-1340ごろ)だというのである・・・・」
ん?どんぴしゃじゃん。グッドタイミング!
あまりにもココロスケさんの指摘が鋭いのでビックリしました。
天童さんの本「憎悪の呪縛」は400ページもあるので(字が大きいので読みやすいが・・・)読むのに二、三日はかかると思う。従って今日の時点で詳しくは述べる事はできないが、栗原さんが問題にしているパピルスの秘密のヒントがこの書でわかるかもしれない。
ただ、ちょっと読んだだけでも旧約聖書に書かれている内容はかなり怪しいということのようだ。すなわち、ヘブライ人というものはそもそも存在しなくて、エジプトから追放されたエジプト王とその氏族と住民たちであり、バベルの塔で象徴される堕落した一神教徒たちだったというような話である。もっともこれは「モーゼと消えた・・・・」の本の解説部分だから全部を読んでからでないと言えないな。とにかく栗原氏によれば「多神教で堕落したアメン教を捨て、新しく一神教を作った」とされるアメンヘテプ4世が、実は一神教で堕落し、エジプトから追放された・・・みたいな話なのである。まるで自民党側から書かれた構造改革と民主党側から書いたものとの差と同じような違いがあるのだ。どっちが本当?・・・それをこれから研究しましょう。
なにかとても重要な課題をいただいた気がする。ちょっと私には重いし、専門外だが、これもまた何かの因縁だろう。しばらくはこの件に没頭する事にします。
天童さん、とても貴重な本をありがとうございます。そしてココロスケさん、その二冊、必ず読みますね。日本の古代史研究なのに、遂にエジプトか・・・・、やはりどこから切り込んでも最後にユダヤの研究になってしまうのはどうしてなのかな?