歌うように語ろう

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JGPS7戦 男子総合結果とJGPFメンバー+国内戦について少し

2011年10月15日 | フィギュアスケート

男子のFSが終わりまして、総合結果が出ました。1位2位はともかく3位にちょっと驚き。

1.Joshua FARRIS 207.67

2.Maxim KOVTUN 186.87

3.宇野昌磨        175.15

4.木原龍一        170.12

5.Shotaro OMORI  168.28

 

1位2位はSPと変わらず。今度はFARRIS選手にミスが出ましたが、SPでも貯金がありましたし、FSでも大崩れと言うほどではなかったので十分な点差を保ったまま逃げ切りました。2位のKOVTUN選手もFSではFARRIS選手と5点以下の点差にまで迫っての2位です。

そして3位ですが、なんとあのちっちゃい(これは余計か)ジュニアデビューしたばかりの宇野選手が堂々の表彰台です。FSで3位に入って巻き返しに成功しました。相変わらずルッツはアレですが、彼の場合はスピンやステップでしっかり点数が取れるのが強みですね。この長所を保ちつつ、今度は3A習得を目指して欲しいところです。ルッツも直せるといいですが……かなり重度のエラーですから難しいかな。

4位に木原選手。SPから順位を落としてしまいました。残念……。また次の試合で頑張って下さいね。ちなみに5位はショウタロウ オオモリ選手(アメリカ)でした。彼もFSで巻き返しましたね。

 

これで男子のJPSは全て終わりましたので、JGPFへの出場者6名が決まりました。日本からは田中選手と日野選手2名が出られるようです。男子で2名は過去もありましたっけ? 大健闘ですね。

 

一方、日本国内では地区戦が行われておりまして、西から順次開催されたようです。

気になるところでは中部地区大会で村上選手が3F+3Tを成功させていました。セカンドが足りているかどうかは国際試合だと判定が微妙ではありますが、まずは見た目クリーンに降りられているので後はブラッシュアップですね。3Loと2Aはまだ苦手なままなのかな? それにしてもSPのタラソワプロ、見たかったです。今季は無理でも、来季以降見せてもらいたいですね。

東北・北海道ブロックでは男子部門でただ一人、羽生選手が出場しました。SPでは88点台の高得点が出ていますが、4T単独だったようなのでご本人は不満足なのかな? でも国内とはいえSPで88点台はすごいですね。GPシリーズでの活躍を期待したいと思います。

いよいよ今夜、JGP7戦女子FSです。吉報が入りますように。