子育て支援センターひろば「ぱんじーるーむ」

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場所は、五戸町倉石保育園内です。

ゆびしゃぶり

2011年11月15日 15時43分11秒 | 子育て
今日は、七五三へのご来園ありがとうございました。

ところで、ひとりのお母さんから「ゆびしゃぶり」についてご質問がありました。以下、ゆびしゃぶりについて記されたサイトの記述です。


子供がもうすぐ小学生になるというのに、指しゃぶりを止めない。叱ってもなかなか治る気配がない。吸いだこがひどくて指の形がおかしくなっている。などなど、お子様(もしくはご自分の?)の指しゃぶりについてお困りの方は、大勢いらっしゃると思います。

指しゃぶりは放っておいても自分で止めて治る場合がありますが、なかなかそんな簡単にはいきません。簡単にいかないと考えて育児をされた方が良いでしょう。指しゃぶりをやめさせるために効果的のある指しゃぶり防止方法が、実はいくつか存在しています。

このサイトでは指しゃぶりをやめさせたい人の為に、数ある指しゃぶり防止の為の対策法をご紹介しています。当サイトをご覧になられたことで、指しゃぶりを卒業させられる人が増えると幸いです。

ほとんどの赤ちゃん、子供は指をしゃぶった経験があります。指しゃぶりをしないで育った子供を見つけるほうが困難なくらい、皆が経験する道です。
ではなぜ指しゃぶりをしてしまうのでしょうか?また指しゃぶりがなかなか治らない原因とは一体なんなのでしょうか?指しゃぶりしてしまう原因やその時の赤ちゃんの心理状態から、ストレスや指しゃぶりが及ぼす影響についても説明していきます。

まずは指しゃぶりの原因について説明していきましょう。

なぜ指しゃぶりをするのかというと、その原因は大きく2つあります。

ひとつは眠気です。子供は眠くなると心を安らげるために、お母さんのおっぱいを呑んでいる状態と同じような状況を求めます。そこで、お母さんのおっぱいに代わるものとして自分の親指を使います。親指はお母さんの乳首と大きさが同じくらいで、しかも簡単に口に運べて吸いやすい形状をしています。

もうひとつは寂しさです。寂しくなると遊び相手や話し相手が欲しくなります。ですが相手が居ないと精神的に少し不安定になります。心の隙間を埋めるために指しゃぶりをして、落ち着こうとするのです。一種の精神安定剤の役割といえるでしょう。

この2つが原因で共通しているのは、子供が心を落ち着かせたい、安らぎたいと思っているときに無意識のうちに指しゃぶりが起きてしまっているということです。


ちなみに子供がまだお母さんの胎内にいるときから、実は指しゃぶりが始まっているということが明らかになっています。

指しゃぶりをしているときの子供の心理状態は、不安であったり寂しかったりと精神的に不安定な状態であることが言えます。
そんなときに精神を安定させている指しゃぶりという行動自体を、子供にしたら意味も分からず頭ごなしに止めさせられても、ストレスが溜まってよくありません。そういうときの子供は、親が見ていないときだけに隠れてこっそりしようとしたり、何か他の癖を身に付けてしまったりしてしまいます。
また一部の子供は、親の目を引くための行動として指しゃぶりをしているとも言われています。指しゃぶりをしているとお母さんに怒られるけど、お母さんを自分に注目させることは出来ると考えて、悪い事と分かっていながらしてしまうのです。小さい子供ながら罪悪感や劣等感を感じてしまうことは精神教育上において非常に悪影響と言わざるを得ません。

指しゃぶりをしている子供を見たときは、まずなぜ指しゃぶりをするのかを考えてあげその原因となっていることを改善させてあげるのが、本当の課題なのではないでしょうか。

指しゃぶりをしていると少なからず何かしら色々なところに影響が出てきます。

まずしゃぶっている親指に吸いだこが出来たり、爪が変形してしまったりと指に影響が出てきます。吸いだこは口の中で舌を使って擦りながら吸っている場所に出来ます。爪が変形したり剥がれたりする場合は、吸う力が強すぎる傾向にあります。
吸いだこや爪の変形は子供の時期であれば、止めてしばらくすれば元の綺麗な状態に戻ってくれるとはいえ、親の立場からすれば心配にはなります。

そして歯並びにも影響を及ぼすことがあります。子供の吸い方や吸う力によって違いますが、ほとんどが出っ歯傾向になり残りが受け口傾向になります。3歳くらいまでであればまだ乳歯しか生えていませんし、永久歯の歯並びも通常問題なく生えてきますが、4歳を過ぎても止められていない子供は顎の骨格形成に影響してしまうことがあり、永久歯に生え変わるときにも同じように歯並びが悪くなってしまうことがあります。

特に吸う力が強い子供に対しては3歳以降注意が必要で、出来るだけ4歳までに止めさせたいところです。

指しゃぶりを止めさせる上での注意点として、子供と同じ目線の高さで話しながら子ども自身が止めたいと思える環境作りが一番重要だと考えます。
親として子供の体を心配して止めさせるわけですが、頭ごなしに叱って止めさせようとしても子供は理解できません。逆に周りが焦ったり急かしたり押し付けたりと無理矢理止めさせるようとすればするほど、子供にとってはストレスとなりかえって悪影響を及ぼしてしまうでしょう。

まずは子供と一緒に指しゃぶりの症状を見て「指しゃぶりを続けているとこれがもっとひどいことになっちゃうよ」と諭してあげましょう。すると子供はまず「指しゃぶり=悪いこと」だと認識してくれます。そして「ママと一緒に頑張ってやめようね」と優しく止めることを勧めましょう。

また少しでも指しゃぶりをしていないことを褒めることも忘れてはいけません。子供にとって褒められるということは非常に効果のある精神安定剤になります。褒められて嬉しくなれば、また褒められるように褒められることをしようとするものです。

それでもなかなか素直に止める意思を持ってくれない場合は、市販の指しゃぶり防止対策グッズなどを試してみるのも一つですし、育児センターや小児科へ相談するのもまたひとつです。

指しゃぶり防止対策グッズとして、苦いマニキュアを塗ればいいなど噂で聞いたことのある方は多いと思いますが、それが「バイターストップ」という商品のことです。

このバイターストップは市販で1500円ほどで売られていて、内容量は10mlと少ないのですが使い方は簡単で、ハケで直接爪に塗って十分に乾かすだけです。1度塗れば数日間は効き目が持ちますし、重ねて塗れば効果も持続します。

一度舐めたら3ヶ月は忘れられないほどの味で非常に苦いです。子供が指を口に入れた瞬間泣き出すほどの効果があり、これで治らなかったという人は聞いたことがないほどです。大人も子供も指しゃぶりだけでなく爪噛みなどの癖を治したい人にも有効です。

とはいえ、やはりこの方法ははっきり言って荒療治です。子供の精神的な教育上、私個人としては最初から使用することはお勧めはしません。
色々な方法を試しても全く改善が見られない時の為の、最終手段として使用して頂ければ良いのではないかと思います。

指しゃぶりを止めさせるのに適した時期というのは、いつ頃を指すのでしょうか。

人はひとつくらい何か癖を持っているはずです。その癖は大人になればなるほど無意識にしてしまう傾向にあり、急に止めようと頑張っても止めることは非常に困難です。自分が止めようと思っていない場合はなおさらです。子供も同じで、止めるためにはまず、本人の意思が重要です。それに周りが手を貸してあげられれば一番良いのです。その時期を見極めましょう。

また、指しゃぶりによって歯並びなどに影響が出てしまうのは、個人差がありますが大体4歳を超えても指しゃぶりが治っていない場合に多いです。4歳を超えるまでに卒業していれば問題ないと言えるのですが、4歳を超えてから止めさせようとしても自我が大きく芽生え、それまでずっと続けてきた癖をいきなり治すというのはなかなか難しいことでしょう。大人で言うところの禁煙と同じです。

やはり大人の言うことをある程度理解してくれ、さらに自分でこうしたいというのを前面に出し始める3歳からが、止め始めるのに一番適した時期だと考えられます。

夕日にさようなら!

2011年11月15日 14時56分07秒 | 自然
昨日、子ども達と園庭で遊んでいたら、夕日が沈んでしまっていることに気づきました。子ども達と「おひさま、ばいばい!」と手をふって夕日にさようならをしました。
その時の2歳児Yくんのことば。
「お日様おうちに帰ったの?」「そう。おうちに帰ったよ。」「お日様のおうち、どこ?」「お日様のおうちは、宇宙ですよ。」すると、しばらく芝生に寝転んで空を眺めていたYくんでした。