NHK総合 5月1日放送「あさイチ」より
まさか家の中で子どもが・・・ 今年3月、消費者庁は子どもの「歯ブラシ事故」について注意喚起を行いました。乳幼児が歯ブラシをくわえたまま歩き、転倒してノドを傷つけるという事故が、2年間に50件近く起きているからです。しかし、国が行ったアンケートでは保護者の68パーセントが「歯ブラシ事故について聞いたことがない」と答え、その危険性を知りませんでした。
親にとっては何でもないものが子どもにとっては危険なものになります。
番組では実際にあった“まさか”の事故を2件取材。
事故のケーススタディーから、子どもを事故から守るための2つのポイントを明らかにします
(1)キケンを知る
(2)情報を共有する
家の中はキケンがいっぱい!? 子どもの事故の危険性に悩む主婦を訪ね、専門家が危険な箇所の対策のしかたを教えました。
番組で紹介した産業技術総合研究所の西田佳史さんによると、特に危険なのは、<誤飲・転落・やけど・溺水>の4つの事故。
子どもの年齢によって、特に注意が必要な時期が変わってきます。
・誤飲・・・0歳~3歳ごろ
・風呂で溺れる・・・6か月~2歳ごろ
・やけど・・・6か月~3歳ごろ
・転落・・・6か月~3歳ごろ
※あくまでも注意が必要な目安です。
町ぐるみで“子どもの事故予防”「子どもを事故から守ろう」と、長崎県大村市では、3年前から、医療機関・保育園・幼稚園・消防・警察など、子どもの事故に関わりのある仕事の人たちが協力して取り組みを始めています。子どもの事故が起きた際には、その詳細を聞きとりデータを収集します。そのデータを元に予防対策を参加者にフィードバックする仕組みです。この活動を始めた結果、地域全体の意識も変化し、各家庭でも夫婦で子どもの事故予防についての情報共有が行われるようになってきています。
また、消費者庁でも、事故予防に関するメール配信を行っています。
「子どもの安全メールfrom消費者庁」
ホームページ:http://caa.go.jp/kodomo/mail/
こちらに登録すれば毎週木曜日、子どもの事故に関する豆知識や、緊急の時の対応策を配信してくれます。
子どもをとりまく環境を変える 子どもの事故を予防するため、子どもを取り巻く環境そのものを変えようという動きも広がって
います。製品事故については、産業技術研究所が中心となってその危険性を検証しています。さらに“キッズデザイン”というコンセプトのもと、子どもの安全に配慮した製品作りも始まっています。今年10月からは、メーカーや自治体などで作る協議会が認証する新たな制度も始まる予定です。
詳しくは、こちらのホームページをご覧ください。
「キッズデザイン協議会」
ホームページ:http://www.kidsdesign.jp
まさか家の中で子どもが・・・ 今年3月、消費者庁は子どもの「歯ブラシ事故」について注意喚起を行いました。乳幼児が歯ブラシをくわえたまま歩き、転倒してノドを傷つけるという事故が、2年間に50件近く起きているからです。しかし、国が行ったアンケートでは保護者の68パーセントが「歯ブラシ事故について聞いたことがない」と答え、その危険性を知りませんでした。
親にとっては何でもないものが子どもにとっては危険なものになります。
番組では実際にあった“まさか”の事故を2件取材。
事故のケーススタディーから、子どもを事故から守るための2つのポイントを明らかにします
(1)キケンを知る
(2)情報を共有する
家の中はキケンがいっぱい!? 子どもの事故の危険性に悩む主婦を訪ね、専門家が危険な箇所の対策のしかたを教えました。
番組で紹介した産業技術総合研究所の西田佳史さんによると、特に危険なのは、<誤飲・転落・やけど・溺水>の4つの事故。
子どもの年齢によって、特に注意が必要な時期が変わってきます。
・誤飲・・・0歳~3歳ごろ
・風呂で溺れる・・・6か月~2歳ごろ
・やけど・・・6か月~3歳ごろ
・転落・・・6か月~3歳ごろ
※あくまでも注意が必要な目安です。
町ぐるみで“子どもの事故予防”「子どもを事故から守ろう」と、長崎県大村市では、3年前から、医療機関・保育園・幼稚園・消防・警察など、子どもの事故に関わりのある仕事の人たちが協力して取り組みを始めています。子どもの事故が起きた際には、その詳細を聞きとりデータを収集します。そのデータを元に予防対策を参加者にフィードバックする仕組みです。この活動を始めた結果、地域全体の意識も変化し、各家庭でも夫婦で子どもの事故予防についての情報共有が行われるようになってきています。
また、消費者庁でも、事故予防に関するメール配信を行っています。
「子どもの安全メールfrom消費者庁」
ホームページ:http://caa.go.jp/kodomo/mail/
こちらに登録すれば毎週木曜日、子どもの事故に関する豆知識や、緊急の時の対応策を配信してくれます。
子どもをとりまく環境を変える 子どもの事故を予防するため、子どもを取り巻く環境そのものを変えようという動きも広がって
います。製品事故については、産業技術研究所が中心となってその危険性を検証しています。さらに“キッズデザイン”というコンセプトのもと、子どもの安全に配慮した製品作りも始まっています。今年10月からは、メーカーや自治体などで作る協議会が認証する新たな制度も始まる予定です。
詳しくは、こちらのホームページをご覧ください。
「キッズデザイン協議会」
ホームページ:http://www.kidsdesign.jp