宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

東洋蘭と洋ラン

2024年11月30日 | 東洋蘭・春蘭・寒蘭

写真:『紅玉殿』寒蘭 西谷産(土佐寒蘭)

今年も11月半ばに開花してくれました。
西谷物の中でも桃色が濃くて、やや紅色がかっていますね。
西谷産桃花は数多く産出していますが、この品種も長きにわたって楽しまれている品種です。
既に開花してから半月ほど経っているので老花に成っています。
そろそろ花茎を切って、花瓶にさして最後を楽しむとしましょうか。

今年の我が家の寒蘭は4株ほどしか満足に咲いてくれませんでしたので、来年は気合を入れ直さねば!
オニガワライマス (#^^#)



写真:『FUKUSUKE』シンビジューム

これは去年のクリスマス用に購入したのでした。
なかなか冬の保温が上手く行かないのでだんだんと調子を落とす…と言う事が続いていたのですが、去年保温用のヒーターを購入してみたので頑張ろうかと…。
(*^^)v
この品種は購入時に感じた通りにかなり密に花がつく質のようです。
私が咲かせた花も昨年と同じく2本花茎をつけてくれたのですが、花数が農家さんが育てた時の半分くらい!
(^^;
でも、これを維持して毎年楽しめるように頑張りましょう。
昨日開花し始めたのでまだ花が大きく開いていませんが、一週間ほど経てば満開状態になってくれそうです。



さて上記二つの蘭を見てお判りの通りに、東洋と西洋の花に対する思想が違うのが如実に表れています。
西洋の蘭は“空間を埋める”という事が目標のようですね。
ところが東洋蘭の場合には空間を埋めるという事をあまり追及する事がなく、逆に“空間を切る”という方向の花が多いようです。
方向性の差はありますが、何れにしてもそれぞれの花の特徴を楽しんでいこうと思っているのです。
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四季蘭 変化咲(梅弁 紅覆輪)

2024年07月22日 | 東洋蘭・春蘭・寒蘭

 日陰で撮ったので色が黄色く見えてますが、花は下の写真の通りです

写真:四季蘭 梅弁・紅覆輪

これは日本に入りたての花という事で購入したもの。
今年初めて開花してくれたのです。
購入時のふれこみは赤覆輪で梅弁の花という事でしたが、なるほどそんな感じですね。
基本的に花全体が薄い紅桃色で、花弁の真ん中が白っぽく抜けているという印象。
また花弁には兜が有っていわゆる支那春蘭で言う所の梅弁と成っており、購入時にちょっと感じた“マジモンだろうか…?”という危惧は無くなったのです。
購入先の方、失礼しました。
(*^^)v

今回は寒蘭置き場で何の手もかけずに開花迄放っておいたので花弁がそっくり返ってしまっていますが、これは置き場で変わるのか或いはこの花の個性なのか。
そして紅覆輪という事でしたがこの発色ではそこまで言えないので(この色合いも淡くてなかなかいい感じです)、これまた色出しの問題なのか個性なのか…という所が来年からの楽しみなのです。

さてこの四季蘭と言うのが厄介で、かなりの種類を抱合しているのです。
花を見た目や花茎の太さ、葉の大きさ形からするとソシンラン系に近く見えるのですが、今咲いているという早めの開花期やその他いろいろと微妙に違和感が有ったりして全く判りません。
まあ、蘭界も分類が面倒になったので四季蘭と纏めてしまったのでしょうから私もそのまま楽しむ事としましょうか。
(*'ω'*)


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間違って購入してしまった!

2024年02月24日 | 東洋蘭・春蘭・寒蘭

写真:『双美人』(恵蘭花物:台湾報歳蘭 素舌)

これは最近入手したのですが、なんと品種名を間違ってしまったのでした!
(^_^メ)
でもこうやって咲いてくれればなかなかの可愛さですので無問題。
この株は葉に細い覆輪や縞が入り、花は薄めの紫色で花弁の中央は中透け状に白くなっています。
そして最大の見どころは舌(洋ランで言うリップ)に雑色が無い素舌というところでしょうか。
舌も大きめで、全体にふっくらとした感じで結構かわいいですね。
勘違いで購入してしまった蘭ですが、こうやって見るとなかなか多芸で今後も楽しめそうです。
(*^^)v


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