宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

「陽明錦」今月中に咲いてくれそう。

2024年01月23日 | 古典園芸
写真:『陽明錦』(恵蘭花物)

前回アップから2週間ほど経って、花茎が伸びて来て最下段の花が横を向き始めました。
この調子だとなんとか今月中には開花を始めてくれそうです。
以前同じ恵蘭花物の『桜姫』と言うのも育てていましたが、この『陽明錦』はかなり色が濃くて桜姫の桃色とは少し趣が変わって、桃色というか紅に近い感じの桃色に咲いてくれます。
蘭の置き場は無加温(但し屋内なので最低温度は保てる)なのですが、少し温度が高めの場所において促成してみようかなあ。
でもそれだと、もともと花型が崩れやすい報歳蘭なのでまずいかなあ…等と花が咲く前のグダグダ思い悩むのもこれまた蘭栽培の楽しみ(?)ですよね。
(*^^)v
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陽明錦

2024年01月10日 | 古典園芸
写真:日向寒蘭 無銘更紗

昨年開花した日向寒蘭ですが、流石に寒い時期とは言え一ヶ月以上経つと完全に老花に成ってしまいましたので数日前に切り落としたのでした。
これから中国春蘭から始まる春蘭の時期の2月中旬~3月までは花を楽しむのはお預けと思っていたのでした。





写真:陽明錦(報歳蘭 桃花)

そんな中でこの“陽明錦”に花が上がっているのを発見したのです。
実はこの花を栽培している事を失念していた私なのです。
(^^;
もともと報歳蘭(これの葉に柄が入れば広葉恵蘭と呼びます)の花は株の大きさに比べて小さく、花色も黒に近い濃い紫一色で見るべきものは殆ど無かったのでした。
しかし広葉恵蘭の中にも中透け花や花色が桃色に近く咲く株が現れて、報歳蘭の花物が脚光を浴びてきたのでした。
そんな事から桃花がいくつも発表されてきて、そんなグループを恵蘭花物と呼び始めたのです。
そんな恵蘭花物の中で人気が高い品種の一つにこの“陽明錦”が有ります。
報歳蘭という事で最低温度をある程度保って育てると1月初旬には咲いてくれるのですが、そこまでの必要が無いので普通(と言うか放置気味 ^ ^メ )に育てていますが今月中には開花してくれそうです。
(*^^*)





写真:朝日殿(羅紗万年青)

これはひょんな事で昨年の晩秋に入した万年青。
“羅紗万年青”とは普通の万年青に比べて1/3から1/4くらいの手のひらサイズなのです。
私は逆に普通の万年青より大きな“大葉万年青”が興味の対象だったのですが、最近になって羅紗万年青の有名どころ数鉢も育て始めたのでした。
しかし今回入手したこの“朝日殿”はどんな芸に成るのかも知らずに入手してしまったので、本芸が出てくるまで大事に育てねば。
(*^^)v
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ソシンラン

2023年10月08日 | 古典園芸


写真:『鳳』(恵蘭)

10日ほど前に、8月に記事にした「鳳」がまた咲いてくれました。
と言うか、この時期の方が本咲きかもしれませんね。
8月は暑かったのですぐに花が落ちてしまいましたが、今度は少し長く楽しめそうです。
と思っているうちに数日前から蘭室の香りが変化してきたのです。
なんだろうと見てみると「小蘭の素芯:九州産」の株が咲いていたのです。



写真:熊本県五和町産 素芯

これは五和町産の「小蘭」の素芯花という事で入棚したのでした。
しかし現物を見ると、小蘭とは思えぬどっしりとした大柄な株。
九州にも自生している建蘭や玉花蘭の仲間の所謂「地蘭」なのではないかと思っていたのです。
さて、こうやって花をみるとやはり大陸のソシンランというグループの花に似ていて、「小蘭」ではなく「地蘭の素芯花」という事なのだろうと思います。
何れにしても素敵な香りと花容を堪能させて貰っています。(*'ω'*)
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「鳳」

2023年08月19日 | 古典園芸

写真:鳳(おおとり:恵蘭)

これは“恵蘭”という園芸品種の一種で、玉魫素芯という蘭の葉に柄が入ったものです。
もともと玉魫素芯という花は落ち着いた香りと、全く雑色の無い素芯花という事で楽しまれていたのですが、その中から葉に斑が入ったものが発見されて「鳳」と名付けられたのです。
我が家ではかなり前から育てているので、数鉢有るのですがこれが最初に花をつけてくれました。
葉芸品という事で肥料は少なめに育てていますが、やはり栄養不足だったようで花数は半分くらいしか付きませんでしたが、それでもいい香りを楽しませてくれています。
今後は恵蘭(柄物)として育てるのは1鉢だけにして、他の鉢にはたっぷりと肥料を上げて花を楽しむことにしましょうか。(*^^)v
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チゴユリ 斑入り

2023年05月25日 | 古典園芸

写真:チゴユリ萌黄中透け

今年もまた元気に出て来てくれています。
もう何年も経ちますが、普通の葉が出てきたことはないので中透け芸は完全に固定しているようです。
欲を言えばもう少しコントラストがあると嬉しいのですが…。
しかし私自身が山で発見して連れてきたので、欲をかくことなく大事に愛でているのです。
(^^♪

 

 

写真:チゴユリ覆輪

これも相当前に私が同じ山で発見して連れてきた株です。
覆輪とはいえ完全に7枚前後ある葉の全部に廻ることは少なく、上の葉は爪覆輪の深めという感じになっているのです。
葉型は普通で、覆輪は下の葉は結構入るのですが最後の葉迄きちんと廻ることが少ないこの種類なのですが、かなり増えてきたのでたまに芽変わりが出て来てくれるのです。
今迄に「丸葉覆輪」と「完全覆輪(全部の葉に回っている)」の2種を株分けして育てています。
(^^♪
さてこれは有望なのでしょうか?
2株ありますが、両者ともに上の葉まできちんと覆輪が廻っているようです。
上の葉は通常ですと爪が入る程度なのですが結構覆輪が廻っていますし、片方の株に至っては一番上の葉は源平柄(葉の半分近くが白く抜ける)になっています。
こういう柄は継続が難しいとは思いますが、来年の楽しみが又増えました。
来年もこの柄が出てくれば速攻で鉢上げしてやろうと思う私@取らぬ狸のなんとやら
(^^メ)

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