宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

皆既月食

2022年11月09日 | 科学系

今年の月食は皆既月食であり、且つ天王星食(惑星食)も同時に起きるという大天文ショー!
これが同時に起きるのは442年ぶりであり、次に起きるのは322年後だとの事。
と言う事でかなりの話題と成り、私もご多分に漏れずにカメラを取り出して月の撮影に挑戦。
(^^;
なかなかうまく撮れませんでしたが、雰囲気だけでも。

 

「月食 初期」

月食は始まる頃はまだ夕方の雲が取れず、ひょっとして月食観察は難しいかもと思わせるような空。
何とか雲の切れ間から姿を見せた月です。

 

 

「皆既月食 直前」

この頃に成ると雲が流れて行き始めて、まだ雲は残っていますがなんとか皆既月食の観察は出来そうです。
(*^^)v

 

 

「皆既月食 開始」

いよいよ皆既月食状態に入りました。
時間を見るとその様ですが、上部が明るいのはかなりの時間続いていました。

 

 

「皆既月食 食の最大期」

肉眼でもはっきりと赤黒い月。
カミさんと眺めていて首が疲れましたです。
(^^;
月食そのものは1~3年おきには見られ、次は来年10月に部分月食が見られるとの事。
その次は2025年9月に見られてこれは皆既月食なのだそうです。
これも元気で見る事が出来るように健康に気を付けたいと思います。
(*^^*)
“えっと、この後の写真は無いの?”とはお聞きに成らないで下さい。
これだけ外にいると体が冷えます。
と言う事で、急速暖房(飲んだくれるとも言います)に突入した私。
( ^^)_酒~~

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日食観測

2012年05月22日 | 科学系

写真:06:30

“日食観察”の為にちょっとだけ早起きをしたのだ。
06:24頃に日食が始まったらしいのだが、あまり判然としなかったのだ。
それでも06:30頃には明らかに太陽が欠けて見え始めたのです。
久しぶりの天文ショーが始まりました。

実は“日食観察”用にダンボールで作った投影箱を作ろうと思ったのですが、ちょっと面倒くさくなってしまったので至極単純にピンホール投射方式で観測する事としました。(^_^;)
それでも結構はっきりと見え、充分に楽しめたのでした。




写真:06:50


写真:07:20

この時間になるとかなり食が進んできましたね。
もう少しで最大食(食分約0.93)を迎えます。




写真:07:40(最大食)

これが仙台での最大食の太陽です。
数分前からぐっと辺りが暗くなり、陽が射さなくなって体感温度が下がってきました。
お日様の有り難さを実感しました。




写真:07:45

最大食を過ぎて月の影が太陽から抜けて行き始めました。
と言う事で、写真撮影は終了です。(*^^)v




写真:今回の観察方法

東向きの窓に、中央に画鋲等で小さな穴をあけた紙を貼りました。
東側の窓の一部だけに紙を貼っただけでは太陽光が廻りから漏れて観察用のスクリーンに映る太陽の姿がはっきりとしなくなってしまいます。
ですから最低でも東側の窓だけは塞がないと期待通りの観測が難しくなります。
今回はやっつけでやったので南側の窓はそのままでしたが、結構コントラストも良く観察できました。
無論、ピンホール以外は遮光して暗室状態にするのがベストではありますが…。(^_^;)
「こんなので見えるの?」なんて馬鹿にしていたカミさんも実際の像を見て「結構はっきり映るんだねぇ~」と言っていましたです。(*^^)v




写真:観察用スクリーン

なんて格好よく言っていますが、**パック用の使用済封筒です。
怒らないでくださいねぇ~。(^_^;ゞ イヤン、、、

こんなのでも結構楽しめたのですから。

ピンホールから1m位の所で約1センチくらいの大きさで見えました。
もっと離れればそれに従って投射像も大きくなりますが、コントラストが悪くなって見えづらくなってしまうのでこんな所が最適でした。
無論、部屋を暗室状態にすればもっと大きくして観察できるのは言うまでも有りません。

何はともあれ、久しぶりの天文スペクタクルショーを堪能したパパさんなのでしたぁ~。(*^m^*) ムフッ

来月6日には、7時頃から13時頃にかけて金星の太陽面通過が有るそうです。
今回の日食は時間的に自宅から観測できたのですが、これは時間的に自宅からの観測が難しいのでこれ用にダンボールタイプの太陽観測器(大げさぁ~)を作って事務所に持っていこうと思っています。(*^^)v
なんだか子供の頃のわくわく感がよみがえってきました。
週末は工作タイムだぞぉ~!(^^)
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小惑星探査機 はやぶさ

2009年12月09日 | 科学系

CG:はやぶさ (JAXA「宇宙航空開発研究機構」ホームページより)

「はやぶさ」という文字列(*^_^*)には思い入れがあるのです。
大東亜戦争当時の陸軍一式戦闘機(もちろんリアルタイム人間では有りませんョ(^_^;))、JRの寝台特急…。
そして なんといっても大空にホバリングする隼の雄姿。

はやぶさの歴史
 2003年05月09日 「はやぶさ」打ち上げ。
 2004年05月19日 イオンエンジンを併用した地球スイングバイに世界で初めて成功。
 2005年07月31日 姿勢制御装置3基のうち1基が故障。
             2基による姿勢維持機能に切り替えて飛行。
      09月12日 目的地の小惑星「イトカワ」とのランデブー成功。
      10月02日 姿勢制御装置がさらにもう1基故障。
      11月20日 「イトカワ」に着陸・離陸成功。
             「月」以外で離着陸をしたのは世界初。
      11月27日 「はやぶさ」への姿勢制御命令が不調に終わり姿勢が大きく乱れる。
      11月08日 再度の燃料漏れが発生。
             姿勢制御が不能となり、以降3ヶ月にわたり通信が途絶。
 2006年01月23日 「はやぶさ」からのビーコン信号が3ヶ月ぶりに受信される。
      03月06日 3ヶ月ぶりに軌道の推定に成功し、探査機の位置や速度が特定される。
      05月31日 イオンエンジン2基始動に成功。1基は起動せず。
      07-09月 残った使用可能なバッテリーに対し充電を行う。
 2007年01月17日 採取容器の帰還カプセルへの格納作業開始。
      04月25日 地球帰還への巡航運転を開始。
             しかし故障のため、イオンエンジン一基での運転となる。
      10月18日 第1期軌道変換を完了し太陽指向スピン安定モードに入る。
 2009年02月04日 イオンエンジンを再点火し動力飛行を再開。
      08月13日 イオンエンジンが停止しているのが判明。
             軌道の変更はあるものの帰還に大きな問題はない為に現状維持。
      09月26日 イオンエンジンの再点火に成功、動力飛行を再開。
      11月04日 イオンエンジン1基中和器の劣化により自動停止。
      11月11日 エンジン2基の各部を組み合わせてエンジン再起動。

今後の予定
 2010年03月 復路軌道変換
     4-5月 地球帰還へ向け軌道修正
      06月 地球へ帰還。
          オーストラリアにて帰還カプセル回収予定。

さて、いま若者の間でも「はやぶさ」が話題となっているようなのです。
度重なる困難(故障)にもめげずに新たな対処法を見つけては実行し、それを乗り越えては前進する…。
私も感じている「はやぶさ」の困難に立ち向かう健気さ。
“ひたむき”という事が人の心を打つのは、何時の時代にも変わらぬ事と再確認し安心したのでした。

もちろん度重なる困難からこの「はやぶさ」を救い出しているのはプロジェクトチームの方々の努力なのです。
でも、それでも「はやぶさ」自身に“絶対に地球に戻る”という意思を感じてしまうのパパさんなのでした。( ^^) _

っていう事で、YouTubeで見つけた動画でも…。
これってなかなか感動物でしたよぉ~。(*^^)v

探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力.flv


コメント (2)
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はやぶさ君

2009年01月26日 | 科学系

図:はやぶさ(MUSES-C)(出展:宇宙航空研究開発機構 ホームページより)

1月23日は「はやぶさ」との通信復活記念日だったのだそうです。

3年程前の2005年12月「はやぶさ」との通信が途絶しており、「はやぶさ」が飛行しているだろう方向にアンテナを向け、「はやぶさ」が出している可能性のある周波数をスイープしながら、ノイズの波が果てしなく続くスペアナ画面を何度も見直していたのです。
そんな努力が実り、「はやぶさ」が出している電波をようやく見つけ出したのが、3年前の1月23日だったのでした。
(以上 宇宙航空研究開発機構 ホームページより引用)

そういえば行方不明の時期も有ったのですね。
「はやぶさ」は何度も死地を潜り抜けてここまでやってきたのですね。

いま「はやぶさ」は太陽を挟んで地球との反対側を飛行しているとの事ですが、2010年の地球帰還に向けて体力(電力など)を蓄えているのでしょうね。

頑張れ頑張れぇ~!(^^♪
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はやぶさ

2008年03月16日 | 科学系
図:航行中の「はやぶさ」(出展:宇宙航空研究開発機構 ホームページより)

スペースシャトルが日本の研究棟を積んで飛んだのですね。
私の小さい頃、ソ連が世界初の人工衛星「スプートニク」を打ち上げたニュースが全世界を駆け巡り、人工衛星からの信号音を聞いて胸を躍らせたものでした。
続いて、同じくソ連の「ガガーリン氏」が初の宇宙飛行を行って以来、米ソによる宇宙開発競争が始まったのでしたね。
ちょっと前までは、ソ連にしても米国にしても命を的の冒険だったような…。
勿論シャトルの時代になっても事故は有ったのですが、今では米ソともにかなりの安全性が確保されているようです。
いまでは宇宙への往復は当たり前になって来たようで、隔世の感がします。

さて思い出してみると、日本の宇宙開発研究でもなかなかの事をしているのでした。
覚えていますか「はやぶさ」って?
そうです、小惑星「イトカワ」に行って資料を持ち帰る…っていう壮大な計画の主人公の惑星探査機の名前です。

「はやぶさ」の目的
 1:イオンエンジンによる推進機関を使って惑星間を飛行すること。
 2:自分の判断での運行、つまり自律航行。
 3:小惑星の試料の採取。
 4:地球の重力を利用した地球スウィングバイを併用して加速すること。
 5:試料を積んだカプセルを地球に持ち帰ることです。
2003年5月に打ち上げられた「はやぶさ」は、約20億kmを旅した後、2005年9月に小惑星イトカワに到着し、同年11月にイトカワへの着陸に成功しました。
ところがトラブルで出発が延期されてしまいました。
「はやぶさ」が小惑星の試料採取に成功したかどうかはもどってくるまで分かりませんが、試料採取に成功したことを信じ、探査機の復旧作業を行ってきました。
2007年4月、「はやぶさ」は地球に向けて出発しました。
帰還は2010年6月の予定です。
 (以上 宇宙航空研究開発機構 ホームページより抜粋)

「はやぶさ」は「イトカワ」到着直後は大きなニュースになったのですが、その後数々のトラブルに見舞われてしまい、はやぶさブームはいっぺんに萎んでしまった感がありました。
でも満身創痍ながらも「はやぶさ」は飛んでいるのですね。
健気だなぁ~。(;_;)ウルウル
そう言えば、あまり関係はありませんが「はやぶさ」の親戚の「ちょうげんぼう」という猛禽が仙台のど真ん中を流れる広瀬川の崖に営巣しています。
大都市のど真ん中での猛禽類の営巣は珍しいことだそうです。
また私はしないので良くわかりませんが、この川は鮎釣りの名所でもあるそうで、町の真ん中で鮎釣りとはこれまた珍しいのだそうです。(^^♪

最後にJAXAさんには写真・記事の引用をさせて頂く旨ご連絡済です。
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