写真:『朝戸開』と『長井小紫』
花菖蒲『朝戸開(江戸系):左側』と『長井小紫(長井古種):右側』です。
同じ青系の花なのですが、品種改良の度合いが全く違いますね。
江戸時代の太平の世にあって、花菖蒲(に限らず多くの花卉も)は改良を重ねられたようです。
長井古種はそんな中で、花色等は別として殆んど改良の進んでいない品種群と言えます。
どちらが上という事は有りませんが、一般的に改良の進んだ“江戸系・伊勢系・肥後系”の花菖蒲が好まれるようです。
もちろん私も、特に“肥後系”の絢爛豪華な花も好きです。
しかし私は原種の持つ生命の躍動感を未だに持っている“長井古種”にも捨てがたい魅力を感じています。
なんっちゃって言ってますが、皆さんご存じの通り『咲いてくれればみんな素敵ですぅ~』って思うパパさんなのでしたぁ~。(^.^)
写真:羽蝶蘭 “虹系”“紅一点”
写真:羽蝶蘭・自然種
今年も羽蝶蘭の季節がやってきました。
先日カミサンの同窓会で秋保温泉まで迎えに行ったのですが、時間が少し早かったので30分程“秋保里センター”と言う所で休憩したのです。
そうしたら偶然そこで「羽蝶蘭展示会」をやっていたので楽しんできました。
なぜか写真撮影はNGとの事だったので写真は有りませんが、流石に趣味者達の育てているのは凄かったですぅ。(@_@)
と言う事で我が家の羽蝶蘭を…。
すでに古典的品種に成っているのですが、左が“虹系”で右が“紅一点系”です。
通常の羽蝶蘭は2枚目の写真にあるように舌の部分にかるく斑紋が入っているという感じなのです。
しかし『虹』と言う品種を代表とするタイプは舌の中央部が白く抜けていて爽やかな印象を受けます。
また右の“紅一点”は紅色の斑紋が一か所に集まって一つの模様となったもので、なかなかの迫力で見ごたえが有ります。
昔は羽蝶蘭の人気種はかるく万のオーダーまで行ってましたが、最近ではよほどの新花でなければ手が届きますので数品種を購入しようかと考え中です。(*^_^*)
写真:四季蘭の花
この時期は新芽がぐんぐんと育ってくるので楽しい時期なのですが、新芽の内の一つがなんと花芽に化けてしまいました。
出芽の時は完全に葉芽と思っていたのですが最近に成って変に太くなってきたのでした。
で…。
花が咲いてしまったのです。
もともと花芽として出てきたわけではないので、袴(本葉を守る一番外の葉)を割って出てきた花茎が全く伸びずに変な状態で咲いています。
これでも蕾は3ヶ付いていて、一つは開き始めています。(@_@)
私にとってこの現象は初めての経験ですが、新芽の成長期に何らかのストレスが加わると“葉芽→花芽”という変異や、逆に“花芽→葉芽”と言う現象が起きる事が有るのだそうです。
ビックリですぅ。(^_^;)
蛇足ですが、後者の方は“デンドロビューム”の「高芽」と言う事で経験済みの方は多いかも知れませんね。(^_-)-☆