イスタンブルも小さい町で、車や電車などに頼らないで歩いて行動できるサイズだ。考えてみると、東京が大きすぎるのだと思う。
前回はイスタンブル旧市街と、内陸部に飛行機で行ってみただけだったが、今回は橋を渡って新市街も見て来た。と言うか、ホテルがタクシン広場のそばだったので必然だった。
さて、旧市街はコンパクトなのでガイドブックの内容に付け加える事はあまりない。空港のそばの水族館に行きたいとか言い出さない限りは。それに、水族館は感覚的にイスタンブルとは関係のない世界だ。どうしても魚が見たければドバイかモナコに行けば良いだけの話だ。
で、旧市街のガイドブックがカバ-する範囲は端から端まで歩いても1時間だろう。サバサンドで有名な港を背にして、左側の坂道をゆっくりと登っていけばトプカピに着く。都電みたいな電車の通りだが、30分も歩けばトプカピの台地に出る。
そこまで登れば、後は基本的に平らなので、どの方向にもドンドン歩けるが、ブル-モスクとか大物は崖っぷちに建っているので局地的な急坂はある。でも、再び海まで下る訳ではないので大した事はない。地下宮殿もすぐそばにあるし、大学まで歩けば本屋が面白い。目玉のグランバザ-ルも大学の脇にある。兎に角、小さいので歩くのが良い。ガイドブックがカバ-するのは、恐らく2km四方もないのではと思う。
旧市街からサバサンドで有名な橋を渡ればいわゆる新市街になる。短い急坂を登り、豆電車の通りを行けばタクシム広場に出る。急坂を登り切ったところからタクシム広場までは多分ホコ天になっていると思う。清掃車などが通る位で、通りに面する店の人達がゴミを盛大に通りにぶちまけているのは盛観だ。
タクシン広場までは、ゆっくり歩いても30分位だろう。この広場が新市街の中心で、一時期デモ隊が占拠した場所だ。特にモニュメントらしきものがあるわけではなく、大きさ的には200m四方程だろう。
タクシン広場からは直ぐに海に降りられる。急斜面を5分程下るだけだ。一度海まで降りると帰り道が急で嫌になる程だ。で、タクシン広場から海を右手にして、更に奥に進むと、ゆっくりとした下り坂で、いわゆる新市街のビル街はそこにある。以前、爆破事件のあったヒルトンも同じ通りに面している。
で、実際問題として、普通の観光客にとってどこまでが新市街かと聞かれれば、距離的には軍事博物館までだろう。タクシン広場から緩い下り坂を歩いて30分位だ。路が大きな二股になる直前の右側にある軍事博物館は面白い。トルコは歴史的にはヴィエンナだけでなく、地中海でもマルタやシチリアなどに押しかけたが、博物館ではそのような事は無視されている。
そもそも、マルタに行った時に、トルコの悪口を散々聞かされたので、実際どうなんだと思って行ったのが最初のイスタンブル。でも、軍事博物館では地中海の話は出ない。レパントの「レ」も出ない。西側の地中海での話よりは、陸での出来事が展示の主体になっている印象を受けた。
一番印象に残ったのは軍楽隊の演奏だ。素晴らしいと思った。現在の世界中の軍楽隊のモデルになった元祖だ。動画をアップする。博物館の何処にいても、演奏が始まると派手な音が聞こえるので見逃す事は絶対にあり得ない。
で、再びタクシン広場に話を戻す。実はタクシン広場に隣接して、ミニ広場がある。デモ隊が最終的に押し込められた場所だ。そこにカラスがいた。大きさも形も、紛れもないカラスだったが、問題は色だ。黒くなくて、ウグイスの色をしている。北京にはカラスがいないらしいが、あの色では弱弱しくて北京まで行く途中で食べられてしまうんだろうと、勝手に思っている。
海峡を渡る橋の下の部分にはレストランが沢山並んでいる。入り込んだら、どれか一軒で食べないでは橋から戻れないほどの勧誘波状攻撃を受ける。日本人と見ると絶対に攻撃を止めない。娘は日本の女優扱いされるし、なので、音をあげて入ると、明らかに地元民と比べて差別料金が存在する、と思う。あるいは、勧誘の時の値段と明らかに違う料金を払う事になる。まあ、日本人にとって大した金額ではないので、どうでも良いのだが。
それで思い出したが、シンガポ-ルの屋台レストラン、一人や数人で行く時は問題ないと思うが、10人位のグル-プで行くと、こちらも誰が何を注文したとか一々覚えきれないので、店の側が勝手に注文しない物をドンドン持ってきて最後には大変な事になる。
テレビでもよく映るが、橋ではいつも大勢の人が釣りをしている。バケツを覗くと、ボラ、イワシ、アジが主だ。結構ドンドン釣れるので見ていて面白い。サバサンドは、本当にコッペパンにサバの焼いたものを挟んだだけで、特に美味しいものではないが、皆食べているので、安いし、何となく注文してしまう。レストランと違ってぼられる事はない。
以上、イスタンブル
前回はイスタンブル旧市街と、内陸部に飛行機で行ってみただけだったが、今回は橋を渡って新市街も見て来た。と言うか、ホテルがタクシン広場のそばだったので必然だった。
さて、旧市街はコンパクトなのでガイドブックの内容に付け加える事はあまりない。空港のそばの水族館に行きたいとか言い出さない限りは。それに、水族館は感覚的にイスタンブルとは関係のない世界だ。どうしても魚が見たければドバイかモナコに行けば良いだけの話だ。
で、旧市街のガイドブックがカバ-する範囲は端から端まで歩いても1時間だろう。サバサンドで有名な港を背にして、左側の坂道をゆっくりと登っていけばトプカピに着く。都電みたいな電車の通りだが、30分も歩けばトプカピの台地に出る。
そこまで登れば、後は基本的に平らなので、どの方向にもドンドン歩けるが、ブル-モスクとか大物は崖っぷちに建っているので局地的な急坂はある。でも、再び海まで下る訳ではないので大した事はない。地下宮殿もすぐそばにあるし、大学まで歩けば本屋が面白い。目玉のグランバザ-ルも大学の脇にある。兎に角、小さいので歩くのが良い。ガイドブックがカバ-するのは、恐らく2km四方もないのではと思う。
旧市街からサバサンドで有名な橋を渡ればいわゆる新市街になる。短い急坂を登り、豆電車の通りを行けばタクシム広場に出る。急坂を登り切ったところからタクシム広場までは多分ホコ天になっていると思う。清掃車などが通る位で、通りに面する店の人達がゴミを盛大に通りにぶちまけているのは盛観だ。
タクシン広場までは、ゆっくり歩いても30分位だろう。この広場が新市街の中心で、一時期デモ隊が占拠した場所だ。特にモニュメントらしきものがあるわけではなく、大きさ的には200m四方程だろう。
タクシン広場からは直ぐに海に降りられる。急斜面を5分程下るだけだ。一度海まで降りると帰り道が急で嫌になる程だ。で、タクシン広場から海を右手にして、更に奥に進むと、ゆっくりとした下り坂で、いわゆる新市街のビル街はそこにある。以前、爆破事件のあったヒルトンも同じ通りに面している。
で、実際問題として、普通の観光客にとってどこまでが新市街かと聞かれれば、距離的には軍事博物館までだろう。タクシン広場から緩い下り坂を歩いて30分位だ。路が大きな二股になる直前の右側にある軍事博物館は面白い。トルコは歴史的にはヴィエンナだけでなく、地中海でもマルタやシチリアなどに押しかけたが、博物館ではそのような事は無視されている。
そもそも、マルタに行った時に、トルコの悪口を散々聞かされたので、実際どうなんだと思って行ったのが最初のイスタンブル。でも、軍事博物館では地中海の話は出ない。レパントの「レ」も出ない。西側の地中海での話よりは、陸での出来事が展示の主体になっている印象を受けた。
一番印象に残ったのは軍楽隊の演奏だ。素晴らしいと思った。現在の世界中の軍楽隊のモデルになった元祖だ。動画をアップする。博物館の何処にいても、演奏が始まると派手な音が聞こえるので見逃す事は絶対にあり得ない。
で、再びタクシン広場に話を戻す。実はタクシン広場に隣接して、ミニ広場がある。デモ隊が最終的に押し込められた場所だ。そこにカラスがいた。大きさも形も、紛れもないカラスだったが、問題は色だ。黒くなくて、ウグイスの色をしている。北京にはカラスがいないらしいが、あの色では弱弱しくて北京まで行く途中で食べられてしまうんだろうと、勝手に思っている。
海峡を渡る橋の下の部分にはレストランが沢山並んでいる。入り込んだら、どれか一軒で食べないでは橋から戻れないほどの勧誘波状攻撃を受ける。日本人と見ると絶対に攻撃を止めない。娘は日本の女優扱いされるし、なので、音をあげて入ると、明らかに地元民と比べて差別料金が存在する、と思う。あるいは、勧誘の時の値段と明らかに違う料金を払う事になる。まあ、日本人にとって大した金額ではないので、どうでも良いのだが。
それで思い出したが、シンガポ-ルの屋台レストラン、一人や数人で行く時は問題ないと思うが、10人位のグル-プで行くと、こちらも誰が何を注文したとか一々覚えきれないので、店の側が勝手に注文しない物をドンドン持ってきて最後には大変な事になる。
テレビでもよく映るが、橋ではいつも大勢の人が釣りをしている。バケツを覗くと、ボラ、イワシ、アジが主だ。結構ドンドン釣れるので見ていて面白い。サバサンドは、本当にコッペパンにサバの焼いたものを挟んだだけで、特に美味しいものではないが、皆食べているので、安いし、何となく注文してしまう。レストランと違ってぼられる事はない。
以上、イスタンブル