パエ-リャ

木製カトラリ-

ボルネオの野生動物

2016-02-17 11:26:36 | Weblog

日本でドライブしていると、なにがしかの動物に出会う確率が高い。野兎や、鹿、サルなどはよく見かける。

所が、ボルネオでは日中しか走らないせいもあると思うが、既に4千キロも走ったのに、唯一目撃したのはゴマントンの洞窟に行く途中に道路わきに出てきたサル1頭だけだ。それでは、ジャングルを歩けば、何か動物に出くわすだろうと、普通は思うが、蛇も見かけなければ、鳥も見てない。小さなトカゲを時々見かけるだけだ。蚊もいない。

絶対に、日中はどこかに隠れていると思う。ボルネオでは犬が放し飼いなので、道路わきに犬の死骸が沢山見える。でも、恐らく野生動物のものは少ないと思われる。私の直感的な見解は、ボルネオの野生動物は、道路の近くにはいないのだと思う。

放し飼いの犬など、迷惑な話だし、なので、犬の死骸に交じって野生動物の死骸はないと思う。犬は夜間でも放し飼いなので。だから、野生動物が出るとすれば犬のいる集落を外れた所に出そうだが、そのような場所には動物の死骸はない。

結局、日本みたいに道路のすぐそばに住まなくても、後背地が何百キロの幅で、あるわけで、動物も道路を避けていると思われる。

なので、ボルネオ本島よりも、むしろコタキナバルの近場の観光地のサピ島とかで、オオトカゲや、イノシシ、サルを見かけて、「オ-、」とか思うのが今までのボルネオの野生動物との唯一の遭遇になってしまっている。

ほとんど、大部分が手つかずの熱帯雨林なのに、不思議でたまらない。確かに、大規模な油ヤシのプランテ-ションは存在するので、そこには野生動物は住んでないと思うが、手つかずの場所もまだまだ多い。だから、小動物が見えても不思議ではないと思うのに、なにも見かけない。

例えば、昨日、ほぼ偶然に立ち寄った、コタキナバル市内の湿性公園は、市内にも関わらず、見渡す限りのマングロ-ブの林でも、生物は虫以外は見かけなかった。魚もカエルも、なにもいなかった。

今夜、宿泊することになっている Weston Wetland と言う、川沿いの野生動物保護区では、カワウソやその他の動物に出会える可能性があるらしいので、多少は期待している。それと、何とかと言う、サルは普通に見えるらしいので。確か、鼻の大きなサル、それと晴れればホタルが夜で、早朝クル-ズでワニとか。。。

カワウソも見たし、サルも見た、水トカゲも見た、鳥も見た、素晴らしかった!でも、ワニは見なかった。。。 

 


ボルネオの雨

2016-02-17 09:46:53 | Weblog

昨年の11月にこちらに来て以来、コタキナバルでは1度も雨に遭遇していない。唯一の雨はスコ-ルの雨で、あまりに猛烈なので、モ-ルに飛び込んで傘を買ったほどだった。でも、それも12月の事だし、それ以来、コタキナバルではスコ-ルにも出会ったことがない。今は雨期のはずだが。

街中には植物は生えているわけだし、雨なしでどうなってるんだろうと、思っていたが、昨日まで深く考えた事はなかった。何と、通りを歩いていたら散水車が樹木に水を撒いていたのだ!コタキナバルで初めて見た散水車だった。

で、今はコタキナバルでも自分が知らないうちにスコ-ル的に降って、直ぐに乾いてしまうので今まで気が付かなかったのだろう、と言うのが現在の見解だ。

地方のドライブ旅行中はバンガロ-やロッジ的な宿に泊まる場合がほとんどだが、大抵明け方にとんでもない音がするので、寝ながら判断すると、スコ-ル的な雨が屋根をたたいていることがわかる。

例えば、セピロックという、サンダカンに近いジャングルリゾ-トでは2日続けて起きた。別の場所でも同様だったが、起きて地面を見ると、かすかに濡れているだけで、雨音を聞いてなければ気がつかないと思う。朝には既に強烈な日射があるから、たちまち土の地面の表面は乾いてしまうと思う。

このように、地方では毎朝のようにスコ-ルが来るのに、コタキナバルだけ明け方のスコ-ルがないとは考えにくい。結論的にはコタキナバルでも、多分、ほとんど毎朝スコ-ルが来ているのだと思う。

気が付かない理由は、今住んでいるコンドミは高層マンションなので、雨の音は聞こえないし、コンパウンドの地面もコンクリ-トだし、街中もそうだし、皆が起きるころまでには痕跡が消えてしまっているのだと思い始めている。

つまり、全然降らないのではなくて、実際には夜中とか明け方に降っていて、皆が起きるころには地面が乾いているので、気が付かないだけの事だと思う。実際に、何回かは、今いる8階のベランダから下を見て、明らかに夜中に雨が降ったと判断できるほどの地面の水溜まりの様子を見たことがある。1回か、2回に過ぎないが。。。

勿論、その時には既にギンギラギンに晴れているし、あまり深く考えた事もない訳だが。

で、そうでなければ、幾ら散水車で水を撒いても追い付かないほどの強烈な日射の中で植物が枯れないはずはない。そうとしか、考えられない。

で、然もいわゆる雨は降らないんだと思う。程度の違いこそあれ、すべてスコ-ルだろう。これに反して、マニラでは5日間の滞在中、豪雨も含めて、いわゆる雨、日本で言う雨に2回も遭遇した。朝起きたら既に降っていて、夕方まで平気で降り続ける、普通の雨。

矢張り、ボルネオは熱帯にあるんだと、思い知る。


マニラに行ってみた

2016-02-17 09:29:33 | Weblog

ボルネオのビザの超過滞在を解消するために4泊5日で行ってみた。ホテルは Pan Pacific Manila、これがそもそも問題だったかもしれない。空港直近の猛烈な渋滞は想像を絶するものなので、もっと空港近くの無料送迎があるホテルのほうが断然望ましいと思う。

渋滞も含めて送迎費用を自腹で払うのはとても望ましくない。ただ、渋滞は空港近辺だけで、抜ければ普通に走れるが、抜けるまでは永遠に抜けられない気がするので、矢張り空港近くの、然もマニラ湾に沿って走る、台北のMRTに似たLRTという高架電車に近いところが良いと思う。

で、観光に関しては、イントラム-ロスと言う、石の城壁に囲まれた、いわば旧市街だけで充分だと思える。要塞や大聖堂、大きな博物館などがあって、1日では見終わるのは無理だと、直ぐにわかるだろう。

最大の理由はマニラが高層ビルが立ち並ぶ大都会なので、歴史的な遺産はイントラム-ロス以外には、ほとんど存在しないし、再び訪れたいと思わせるものは何もないと断言できる。街は猛烈にゴミだらけで、それも理由の一つだ。