引っ越ししたので、うたた寝三昧

2022年5月のみの利用です。(ブログ引っ越し作業のため)

2019年1月N響定期は、仏伊で新春

2019年01月12日 | N響定期演奏会
N響定期 コンサート

2019年1月12日(土)  N響 定期公演です ♪

NHKホール前の木々の風景




第1903回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

ルーセル/バレエ組曲「バッカスとアリアーヌ」第2番 → 曲目解説

サン・サーンス/チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33 → 曲目解説

ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」作品9 → ♪試聴と曲目解説

レスピーギ/交響詩「ローマの松」 → ♪試聴と曲目解説

指揮  : ステファヌ・ドゥネーヴ
チェロ : ゴーティエ・カプソン

アンコール
 サン・サーンス
 組曲「動物の謝肉祭」から 第13曲「白鳥」
 チェロ : ゴーティエ・カプソン
 ピアノ : ステファヌ・ドゥネーヴ

指揮者ドゥネーヴが舞台に出てくる、まるでそう!絵本から抜け出したようなユニークな風貌。
お辞儀をしてオーケストラと向き合い、一瞬の間。そして得も言われぬ美しい音が ♪
『ルーセル/バレエ組曲「バッカスとアリアーヌ」第2番』は、ダンサーが舞う姿が見えるような童話のような魅力的な曲です。
次に登場したチェリスト。ゴーティエ・カプソン、冒頭から華やかなパッセージがきらめきます。
指揮者とソリストが顔を突き合わせ、息もぴったり。
アンコールでは、指揮者がピアノを弾き名曲サンサーンスの「白鳥」がゆったり流れました。
ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」とレスピーギ/交響詩「ローマの松」も、キラキラと輝きカラフルだけどモダンな演奏。
すごく楽しい演奏会でした。

2019年1月 Cプログラム プログラム&曲目解説
アルベール・ルーセル(1869~1937)の 《バレエ「バッカスとアリアーヌ」》 がパリのオペラ座で初演された1931年5月、国際的な植民地博覧会が、同じパリで開幕した。
19世紀から20世紀にかけてのフランスは 万国博覧会開催や植民地拡大の時代。
異国や未知の世界への憧(あこが)れは、作曲家たちの想像力を刺激し、管弦楽の色彩の幅を広げていく。
今回のプログラムは、彼らが当時夢見た世界の音楽的パノラマだ。(安川智子)

1月定期公演の聴きどころ
Cプロはステファヌ・ドゥネーヴが2015年に続いて再登場。
カラフルなオーケストレーションに彩られた作品が並ぶ。
フランスのスター奏者、ゴーティエ・カプソンは サン・サーンスの《チェロ協奏曲第1番》でソロを担う。
レスピーギの《交響詩「ローマの松」》では、輝かしくパワフルなブラス・セクションが壮大なクライマックスを築く。(飯尾洋一) 

このコンサートの放送予定
1月11日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm

    ♪ == ♪ == ♪ == ♪

 これまでに聞いたN響の定期コンサートから、今日のプログラムと同じ曲や指揮者を探してみましょう。 (Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」)

ルーセル/バレエ組曲「バッカスとアリアーヌ」第2番 <== なし

サン・サーンス/チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33 <== なし

ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」作品9
♪ 2012年12月8日(土) 第1743回 定期公演 Cプログラム
 指揮:シャルル・デュトワ ベルリオーズ 序曲「ローマの謝肉祭」
 → 12月N響定期 デュトワのレスピーギ3部作

♪ 2014年11月22日(土) 第1794回 定期公演 Cプログラム
 指揮:ネルロ・サンティ ベルリオーズ 序曲「ローマの謝肉祭」作品9
 → 11月N響定期は ネルロ・サンティのイタリアづくし

レスピーギ/交響詩「ローマの松」
♪ 2012年12月8日(土) 第1743回 定期公演 Cプログラム
 指揮:シャルル・デュトワ レスピーギ 交響詩「ローマの祭り」「ローマの噴水」「ローマの松」
 → 12月N響定期 デュトワのレスピーギ3部作

♪ 2014年11月22日(土) 第1794回 定期公演 Cプログラム
 指揮:ネルロ・サンティ  レスピーギ 交響詩「ローマの松」
 → 11月N響定期は ネルロ・サンティのイタリアづくし

指揮 : ステファヌ・ドゥネーヴ <== 初めて聴きます。

チェロ : ゴーティエ・カプソン <== 初めて聴きます。



2018年12月N響定期はALLバッハ ♪

2018年12月08日 | N響定期演奏会
N響定期 コンサート

2018年12月8日(土)  N響 定期公演です ♪
第1901回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

バッハ/組曲 第4番 ニ長調 BWV1069 → 曲目解説

バッハ(シェーンベルク編)/前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552「聖アン」 → 曲目解説

バッハ/マニフィカト(クリスマス版) → 曲目解説

指揮:トーマス・ヘンゲルブロック
合唱:バルタザール・ノイマン合唱団
本公演の指揮者、ヘンゲルブロック氏の希望により
ヨーロッパのクリスマスでの演奏習慣に従い
バッハ「マニフィカット」演奏終了後、
バッハ/クリスマス・オラトリオ BWV248から第59曲
コラール「われらはここ馬槽のかたえ 汝がみ側に立つ」を演奏いたします。

本日のアンコール
15世紀フランス(ヒッレルード編)
久しく待ちにし主よとく来りて
合唱:バルタザール・ノイマン合唱団

最初の音が鳴った時、びっくり。ぎくしゃくし響かない音、ぎこちない指揮者~。
弦楽器がビブラートをつけないで演奏をしていますが、そういうのはこれまでにも何度も聴いていて 今日の違和感はそのせいではなさそう。
バッハ/組曲 第4番ってこんな曲だったけ~。
今日の演奏会はどうなることやら・・・。
2曲目は シェーンベルク編なので、どんな曲なのか楽しみでした。なんとか持ち直したようです。

休憩の後、N響メンバーが席に着き、合唱団がそのあと入ってきました。
ソリストと同じですね。
そして、曲が始まるや、なんとまぁ 素晴らしい ♪
まるで天から降ってくるようなオーケストラの音色に、ソロをちりばめたコーラスの美しいこと。
指揮者と演奏者が一体となって 至福の演奏を醸し出します~。
バッハのマニフィカトは、なんとなく知っていて部分的にはおなじみの箇所もありましたが、それがこれまでとは違った清らかで崇高な演奏です。
クリスマスに教会でもう一度聴きたいです。 ♪


NHKホールに入るときは、青空に冬の木々。


終わってすぐに17時になり、
木々の青いライトアップを見ることができました。

 ⇒ Myブログ:代々木公園の青のイルミネーション

12月定期公演の聴きどころ 
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685~1750)の作品のみで定期公演が構成されるのは、近年ではめずらしい。
しかもプログラムは、冒頭に管弦楽曲、つづいてオルガン曲、最後に管弦楽伴奏による声楽曲が置かれ、バッハの全貌が聴かれる意欲的なものだ。
「20世紀のバッハ」ともいわれたアルノルト・シェーンベルク(1874~1951)によるオーケストラ編曲の冴(さ)えも楽しみたい。(樋口隆一)

このコンサートの放送予定
12月7日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm



2018年11月N響定期はアリス・紗良・オットのピアノ

2018年11月10日 | N響定期演奏会
N響定期 コンサート

2018年11月10日(土)  N響 定期公演です ♪

代々木公園では、食育フェア開催中。



レモネードを試飲、美味しい。



NHKホール前の木々が色づき始めています。




第1897回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調 → 曲目解説
プロコフィエフ/バレエ組曲「ロメオとジュリエット」(抜粋) → 曲目解説

指揮:ジャナンドレア・ノセダ
ピアノ:アリス・紗良・オット
 アンコール サティ ジムノペディ 第1番

ステージに揃ったN響楽団のチューニングも終わり、指揮者とソリスト登場を待つ。
・・・と、長すぎる間。
そして 華やかなベージュのドレスのピアニスト、なんと裸足。o(*'o'*)o

ラヴェル/ピアノ協奏曲は、出だしのなんと魅力的なこと!
繊細なレースのような軽やかな響きは生でしか味わえない。ホールの空間も異次元です。
2楽章はそれほどでもなく、3楽章で再び活き活きとした演奏。
アンコールでは、おなじみのサティの曲が新鮮に聞こえてとてもよかった。

プロコフィエフ/バレエ組曲「ロメオとジュリエット」は、指揮者ノセダ氏が抜粋し舞曲が効果的に挿入されている構成だそうです。
プロコフィエフならではの印象的な曲、登場人物を特徴づける旋律が聴く人をストーリーに引き込みます。
ノセダとN響の息の合った鮮やかな演奏。
さすがに最後はしんみり・・・。


11月定期公演の聴きどころ
2人の名匠が贈るアメリカとロシア音楽の粋
11月の定期公演で指揮台に立つのは、広上淳一と ジャナンドレア・ノセダの2人のマエストロ。
ノセダが指揮するCプロでは、ドイツと日本にルーツを持つアリス・紗良・オットが ラヴェル《ピアノ協奏曲》を披露する。新世代のフレッシュな感性に期待したい。
プロコフィエフ《ロメオとジュリエット》は、ストーリー性を重視したノセダ独自の抜粋によって演奏される。鮮烈かつ精彩に富んだプロコフィエフを堪能できるだろう。 [飯尾洋一/音楽ジャーナリスト]

このコンサートの放送予定
 11月9日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm

    ♪ == ♪ == ♪ == ♪

 これまでに聞いたN響の定期コンサートから、今日のプログラムと同じ曲や指揮者を探してみましょう。 (Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」)

ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調 → なし
プロコフィエフ/バレエ組曲「ロメオとジュリエット」 → なし

指揮:ジャナンドレア・ノセダ
 2012年 2月N響定期:カセルラ 交響曲第2番
 2015年 1月N響定期はノセダのロシアもの

ピアノ:アリス・紗良・オット → なし



2018年10月N響定期は「ロンドン」と「巨人」

2018年10月20日 | N響定期演奏会
N響定期 コンサート

2018年10月20日(土)  N響 定期公演です ♪

コンサートの前に、代々木公園に秋のバラを見に行きました。
 

NHKホール前の木々は、少しだけ紅葉が始まっています。
 


第1895回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

ハイドン/交響曲 第104番 ニ長調 Hob.I-104「ロンドン」 → 曲目解説

マーラー/交響曲 第1番 ニ長調「巨人」 → ♪試聴と曲目解説

指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット

颯爽と登場した御年91歳の指揮者、ブロムシュテットさん。
ハイドンの「ロンドン」の冒頭の音から、引き込まれます。
シンプルで端正ながら若々しい演奏が聴けました。

次は、マーラーの「巨人」、まるでおとぎの国に誘うようなカラフルで楽しい演奏です。
指揮者とオーケストラが一体になった演奏はメリハリがあって、ワクワクするよう♪
4楽章はすごい迫力。 割れるような拍手で会場も盛り上がりました。

10月定期公演の聴きどころ
ブロムシュテットが作り出す2つの交響曲のハーモニー
10月の定期公演は桂冠名誉指揮者のヘルベルト・ブロムシュテットが3つのプログラムを指揮する。
いずれのプログラムでも、2つの交響曲が組み合わされている。
Cプロではハイドンの最後の交響曲である《交響曲第104番「ロンドン」》と、マーラーの最初の交響曲である《交響曲第1番「巨人」》が並べられる。
ハイドンにおける完成された様式美と、新時代への扉を開くマーラーの野心作。
2つの作品が鮮やかなコントラストを描く。[飯尾洋一/音楽ジャーナリスト]

このコンサートの放送予定
 10月19日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm
 11月11日(日) クラシック音楽館 NHK Eテレ 9:00pm~11:00pm

    ♪ == ♪ == ♪ == ♪

 これまでに聞いたN響の定期コンサートから、今日のプログラムと同じ曲や指揮者を探してみましょう。 (Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」)

ハイドン/交響曲 第104番 ニ長調 Hob.I‒104「ロンドン」
2009年9月26日 N響の会員になり、9月定期へ

マーラー/交響曲 第1番 ニ長調「巨人」 
2011年4月23日 4月N響定期はノリントンのマーラー

指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
2010年4月10日(土) 4月N響定期-Aプロ、ブロムシュテットのマーラー9番
2010年4月17日(土) 4月N響定期はベートーヴェン
2011年9月17日(土) 9月N響定期はブロムシュテット
2013年9月28日(土) 9月N響定期はブラームス
2014年9月20日(土) 9月N響は、ブロムシュテット
2018年4月21日(土) 4月N響定期は、ブロムシュテットのベートーヴェン



9月N響定期は、パーヴォ・ヤルヴィのシベリウス

2018年09月22日 | N響定期演奏会
N響定期 コンサート

2018年9月22日(土)  N響 定期公演です ♪

第1892回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」


2018年9月22日(土) 開場 2:00pm 開演 3:00pm NHKホール

シベリウス/「レンミンケイネンの歌」作品31-1 → 曲目解説
シベリウス/「サンデルス」作品28 → 曲目解説
シベリウス/交響詩「フィンランディア」作品26(男声合唱付き) → ♪試聴と曲目解説
シベリウス/「クレルヴォ」作品7* → 曲目解説

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ソプラノ*:ヨハンナ・ルサネン
バリトン*:ヴィッレ・ルサネン
男声合唱:エストニア国立男声合唱団

※当初発表のプログラムに、新たな曲目が追加されました。

プログラム&曲目解説
フィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウス(1865~1957)の初期時代の大作《クレルヴォ》と情熱的な《フィンランディア》(男声合唱付き)は、いずれもフィンランド語の合唱を伴う壮大な作品である。
また本日の公演では、シベリウス作品の中でも演奏される機会が少ない《レンミンケイネンの歌》と《サンデルス》も取り上げられる。
4曲とも男声合唱が重要な役割を担うため、世界屈指のレベルを誇る合唱大国エストニアの名門、エストニア国立男声合唱団の洗練された歌声と深遠なハーモニーが大いに期待されよう。
ソリストを務めるルサネン姉弟の歌唱も楽しみだ。
この革新的なプログラムに、地理的にも、言語的にもフィンランドに近いエストニア出身の指揮者で、明晰(めいせき)な洞察力とバイタリティを合わせ持つパーヴォ・ヤルヴィがどのように挑むのか、きわめて注目される。(神部 智)

このコンサートの放送予定
9月21日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm
10月14日(日) クラシック音楽館 NHK Eテレ 9:00pm~11:00pm
 
 これまでに聞いたN響の定期コンサートから、今日のプログラムと同じ曲や指揮者を探してみましょう。 (Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」)

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ

2015年2月14日(土) 2月N響定期は庄司紗矢香
2015年10月24日(土)10月N響定期はヤルヴィと五嶋みどり ~パーヴォ・ヤルヴィ首席指揮者就任記念~
2016年2月13日(土)2月N響定期は、パーヴォ・ヤルヴィとヤンセン
2016年10月1日(土)9月N響は、マツーエフのピアノ
2017年2月18日(土)2月N響定期は、諏訪内晶子とパーヴォ・ヤルヴィ
2017年7月1日(土)6月N響定期は、パーヴォのシューマン
2017年9月23日(土)9月N響定期は、パーヴォのロシア音楽
2018年2月17日(土)2月N響定期は、パーヴォと樫本大進
2018年5月19日(土) 5月N響定期は、パーヴォ・ヤルヴィの多彩な音楽

2018年9月22日(土) 9月N響定期は、パーヴォ・ヤルヴィのシベリウス  今回