N響定期 コンサート
2018年6月16日(土) N響 定期公演です ♪
第1889回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」
メンデルスゾーン/ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ニ短調 → 曲目解説
コダーイ/組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 → 曲目解説
ヤナーチェク/タラス・ブーリバ → 曲目解説
指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
ヴァイオリン:庄司紗矢香
ピアノ:ヴィキンガー・オラフソン
アンコール パラディース 「シチリアーナ」
ヴァイオリン 庄司紗矢香 & ピアノ ヴィキンガー・オラフソン
6月定期公演の聴きどころ
6月の定期公演は、2004年にN響音楽監督、2007年から桂冠指揮者となったウラディーミル・アシュケナージが2年ぶりに登場して2つのプログラムを指揮する。
ドビュッシーの没後100年を記念したAプロ、
気鋭のソリストを迎えるメンデルスゾーンの協奏曲と東欧の作曲家の作品を組み合わせたCプロ、
どちらもN響の豊麗なサウンドが堪たん能のうできる楽しみな選曲である。
Cプロ 庄司とオラフソンの共演、後半は東欧の作曲家を取り上げる
アシュケナージは、Aプロに続き、Cプロでも珍しい協奏曲を取り上げる。
メンデルスゾーン《ヴァイオリンとピアノのための協奏曲》は、14歳の時の作曲家が、自身と姉の演奏用に作曲した作品。
ソリストには世界で活躍するヴァイオリニストの庄司紗矢香、そしてアイスランド出身のピアニスト、ヴィキンガー・オラフソンが登場する。アシュケナージはN響定期公演では毎回、新進の若手ソリストを起用するが、オラフソンは、クラシックの枠にはまらずクロスオーバーのジャンルでも活動を続けるピアニスト。庄司とも共演歴があり、息の合った鰍ッ合いが期待される。
ソリストたちの潑はつ剌らつとした演奏とメンデルスゾーンの瑞みず々みずしい音楽が楽しみな一曲である。
アシュケナージは、N響でも定期的に東欧の作曲家を取り上げているが、後半では、コダーイとヤナーチェクの作品を組み合わせる。
コダーイ《組曲「ハーリ・ヤーノシュ」》は、ハンガリーでは誰もが知る、主人公ハーリの冒険物語が生き生きと描かれる。オーケストラにハンガリーの民俗楽器ツィンバロンが入り、親しみやすい旋律と賑にぎやかな音楽が楽しい。
チェコの作曲家ヤナーチェクの《タラス・ブーリバ》は、ゴーゴリの小説をもとに書かれた。
N響弦楽器陣の精せい緻ちなアンサンブル、好調の金管・打楽器セクションの迫力と豊かな音色をここでは堪能したい。 [柴辻純子/音楽評論家]
このコンサートの放送予定
6月15日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm
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★ これまでに聞いたN響の定期コンサートから、今日のプログラムと同じ曲や指揮者を探してみましょう。 (Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」)
今回は3曲ともN響定期コンサートでは初めて聞きます。
じゃぁ、N響定期コンサートです同じ作曲家の別の曲は聞いてるかしら?
調べてみました。
メンデルスゾーン/ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ニ短調 は、初めてです。
メンデルスゾーンの曲を聴いたのは、意外なことにこれまでに1回。
・ 2010/10/23 「10月N響定期、・・・」指揮 ネルロ・サンティ 交響曲 第4番 イ長調 作品90「イタリア」
コダーイ/組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
アシュケナージは、コダーイの曲が好きなんでしょうかね。
・ 2012/6/16 「6月のN響定期はアシュケナージとバヴゼ」 コダーイ / ガランタ舞曲
ヤナーチェク/タラス・ブーリバ は、初めてです。
ヤナーチェクの曲は、これまで2回聞きました。
・ 2009/12/12 「12月N響定期、シャルル・デュトワ」 ヤナーチェク / グラゴル・ミサ曲
・ 2012/1/14 「1月N響定期はチェコの色合い」 指揮:ラドミル・エリシュカ ヤナーチェク / シンフォニエッタ
指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
・ 2010/6/12 「6月N響定期、アシュケナージ親子競演」
・ 2011/6/4 「6月N響定期は、シベリウス」
・ 2012/6/16 「6月のN響定期はアシュケナージとバヴゼ」
・ 2014/6/14 「6月N響定期はアブドゥライモフのピアノ」
・ 2016/6/18 「6月N響定期、ルルーのオーボエ」
ヴァイオリン:庄司紗矢香
・ 2015/2/14 「2月N響定期は庄司紗矢香」
(ピアノ:ヴィキンガー・オラフソン は、初めて)
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♪ 指揮:ウラディーミル・アシュケナージ アシュケナージ(ウラジミール)
◆ ウラディーミル・アシュケナージ Wikipedia (1937年7月6日~)
Втpди́мир Дави́дович Ашкена́зи、 Vladimir Davidovich Ashkenazy、
N響では、数回聴いています。
いつもパワフルでニコニコ笑顔、ステージの出入りは小走り。
演奏・指揮は、すばらしい~。→ ウラディーミル・アシュケナージ