引っ越ししたので、うたた寝三昧

2022年5月のみの利用です。(ブログ引っ越し作業のため)

6月N響定期はチョン・ミョンフン

2013年06月15日 | N響定期演奏会
N響定期 コンサート

2013年6月15日(土) N響 定期公演です ♪

NHKホールの前は、緑が濃くなってきました。
 

第1758回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36 → ♪曲目解説
ロッシーニ/スターバト・マーテル → ♪曲目解説

指揮:チョン・ミョンフン
 ソプラノ:ソ・ソニョン   ソプラノ:山下牧子
 テノール:カン・ヨセフ   バス:パク・ジョンミン
 合唱:東京混声合唱団

 このコンサートの放送予定 6月14日(金) 生放送
  ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm


    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

今回の演奏者は、指揮者チョン・ミョンフン、ソリスト、オケ、合唱、すべて韓国と日本勢です。 会場の雰囲気もよく いい演奏会でした。

ベートーヴェンの交響曲 第2番は、弦の響きもよく 
 古い時代(1802年)の曲の安心感?を楽しめました。 → Wikipedia

ロッシーニのスターバト・マーテル(1842年)、どんな曲か期待して聴きました。 → Wikipedia
「スターバト・マーテル 悲しみの聖母」といっても、めそめそした?曲ではなく、美しいアリアや合唱、オケなど、変化にとんだ曲でした。
最後は、ヴェルディの『レクイエム』とまではいかないけれど、華やかさもあります。
聴きながら、先日見た ラファエロやエル・グレコの聖母の絵を思い浮かべました。
 ⇒ Myブログ:ラファエロ展に行く 
 ⇒ Myブログ:エル・グレコ展に行きました

symbol3 そうそう、チョン・ミョンフンといえば、
 前回 2011/2/12に聞いた「マーラーの交響曲 第3番」、素晴らしかった ♪
 ⇒ Myブログ:「2月N響定期、チョン・ミョンフンのマーラー



5月N響定期は初指揮フェドセーエフ

2013年05月18日 | N響定期演奏会
N響定期 コンサート

2013年5月18日(土)N響 定期公演です ♪

コンサートの前に 明治神宮へ散歩に行きました。
 (詳細と写真は後ほど。)

NHKホールの前も緑がいっぱいです。


第1755回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

 ショスタコーヴィチ/交響曲 第1番 へ短調 作品10
 チャイコフスキー/弦楽セレナード ハ長調 作品48
 ボロディン/歌劇「イーゴリ公」から「序曲」「ダッタン人の踊り」
   指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ <== 楽しみ ♪

素晴らしい演奏でしたね ♪
ショスタコーヴィチの交響曲 第1番は、なじみがなかったけれど面白い曲でした。

なんといっても圧巻は、チャイコフスキーの弦楽セレナードの出だしです。
厚みがあってよく響く弦のアンサンブルは、N響も思う存分演奏していて心地よかった。

ボロディンの「ダッタン人の踊り」は、よく耳にしていてフレーズも知っているようでも
じっくり聴くとまた新しい魅力がありました。
指揮者とオーケストラが、一体となった迫力ある美しい演奏を楽しみました。♪

フェドセーエフさんは、小柄で若々しく、指揮台に上がる時の一歩をスキップするような仕草が、ちょっとユニークで好印象。

    ♪ == ♪ == ♪ == ♪

 ウラディーミル・フェドセーエフ(Vladimir Ivanovich Fedoseyev)さんってどんな人? → Wikipedia
 1932年、レニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれ。
 現代ロシアを代表するマエストロとして尊敬されている。
 NHK交響楽団とは 今回が初共演

 ドミートリイ・ショスタコーヴィチ(Shostakovish)→ Wikipedia  

 アレクサンドル・ボロディン → Wikipedia

 N響ライブラリーより → ダッタン人はどんな踊りを踊ったか
 ~ 遊牧民たちの戦いの歴史に思いを馳せて (黒川祐次)

これによると、「ダッタン(韃靼)人の踊り」は、原題「ャ鴻買Fツ(ャ鴻買Fッツ)人の踊り」で、
ダッタン人とは言わず、ャ鴻買Fツ(ャ鴻買Fッツ)人と呼ぶらしい。
ャ鴻買Fツ(ャ鴻買Fッツ)人は、初めて聞く名前なので、更に調べると
 キプチャクにたどり着いた。 → Wikipedia
 トルコ系の遊牧民族で、定住せずテントで生活し、騎馬と許薰ノ巧みで精悍な兵士。
 11世紀頃ヴォルガ川方面から黒海沿岸のステップに進出していく。
 1170年 - 1180年代に、ルーシに侵攻し、イーゴリ公の軍と戦う。
 1185年、ャ鴻買Fツ討伐に向かったイーゴリ公は、ャ鴻買Fツの首長コンチャーク汗の捕虜になってしまう。
 1200年代になると ャ鴻買Fツはモンゴルの侵攻に降伏し、やがて彼らと同化していった。

さて、あえなく捕虜になったイーゴリ公の遠征だが、
後に 『イーゴリ軍記』として古代ロシア文学の最高の作品となり、
ヨーロッパ中世の武勲叙事詩の『ニーベルンゲンの歌』や『ローランの歌』と並び称される。
 


4月N響定期ビシュコフ指揮ヴェルディのレクイエム

2013年04月20日 | N響定期演奏会
N響定期 コンサート

2013年4月20日( 土) N響 定期公演です ♪

代々木公園では、アースデイ東京2013 開催中。
コンサートの前にちょっと参加。
 ⇒ Myブログ:アースデイ東京2013へ

2ヶ月ぶりの会場前の風景、木々が葉をつけましたね。
 
2013/04/20 940SH AS で撮影

 第1752回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

~ヴェルディ生誕200年~ ヴェルディ/レクイエム

指揮:セミョーン・ビシュコフ
ソプラノ:マリナ・ャvラフスカヤ (ロシア)
メゾ・ソプラノ:アニタ・ラチヴェリシュヴィリ (グルジア)
テノール:ディミトリー・ピタス (アメリカ)
バス:ユーリ・ヴォロビエフ (ロシア)
合唱:新国立劇場合唱団

 ロシア出身の名指揮者セミョーン・ビシュコフ
 ドラマティックなヴェルディの傑作「レクイエム」を振る。
 4人のソリストと新国立劇場合唱団による強力な声楽陣!

コンサートは、最初の合唱の響きが始まった時から素晴らしいものでした。
ソリストの感情のこもった歌声とアンサンブル。
華やかに会場に響き渡るトランペット。
この前見た 「エル・グレコ」の宗教画が連想されたり、
ヴェルディのリゴレットやアイーダなどのオペラが思い浮かんだり ♪ 
有名な 怒りの日だけでなく 全曲じっくり楽しめました。

    ♪ == ♪ == ♪ == ♪

セミヨン・ビシュコフ(Semyon Bychkov, 1952年11月30日 レニングラード - )は、ロシア出身の指揮者。
 妻はピアニストのマリエル・ラベック。
 弟は同じく指揮者のヤコフ・クライツベルク。



2月N響定期 準・メルクルのフランス音楽

2013年02月16日 | N響定期演奏会
N響定期 コンサート

2013年2月16日( 土) N響 定期公演です ♪

  

第1749回 定期公演 Cプログラム

サン・サーンス/チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33
ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」

 指揮:準・メルクル
 チェロ:ダニエル・ミュラー・ショット
 合唱:国立音楽大学

本日のアンコール  チェロ:ダニエル・ミュラー・ショット
 ブリテン作曲 無伴奏チェロ組曲 第2番から第1楽章
 素晴らしい演奏に、魅了されました。

バレエ音楽「ダフニスとクロエ」、
あらかじめ原作のストーリーと、バレエのストーリーを読んでからコンサートへ。
演奏は、オーケストラと合唱が渾然と溶け合い、メルヘンチックな気分。
最後は様々な種類の打楽器も加わって華やかな演奏。盛り上がりました ♪

  * 2月定期公演の聴きどころ *
2月の定期公演ではヒュー・ウルフ、準・メルクルの2人が指揮台に立つ。
N響定期初出演のヒュー・ウルフと、度重なる共演によりN響との結びつきを深めてきた準・メルクル。ともに寒空を吹きとばすような華やかなプログラムを組んでくれた。
ソリスト陣もピアノのポール・ルイス、ヘルベルト・シュフ、チェロのダニエル・ミュラー・ショットと楽しみな顔ぶれがそろっている。

準・メルクルによるフランス音楽の精華─Cプロ
 前半はサン・サーンスの《チェロ協奏曲第1番》。シューマンの作品に匹敵するロマン派チェロ協奏曲の傑作である。
チェロのダニエル・ミュラー・ショットは1976年ミュンヘン生まれの俊英だ。 ムターとプレヴィンとトリオを組むなど、同世代でもっとも活躍するチェリストのひとりである。清新なサン・サーンスを奏でてくれることだろう。
 後半はラヴェルの《バレエ音楽「ダフニスとクロエ」》全曲。《ダフニスとクロエ》は演奏頻度の高い《第2組曲》よりも、合唱(国立音楽大学)が加わる全曲版のほうが断然おもしろいと感じられる方も多いのでは。
近年ドビュッシーをはじめとするフランス音楽で成果を収めてきた準・メルクルがいよいよ大曲《ダフニスとクロエ》を取りあげるということで、いやがうえにも期待が高まる。(飯尾洋一)

2013年2月定期公演の指揮者 準・メルクルが、サン・サーンスやラヴェルの魅力を語ります。
 → コンサート詳細
 → 機関誌「フィルハーモニー」
このコンサートの放送予定
  2月15日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm
 3/24(日)21時~22時 「ららら♪クラシック」(ラベルのみ)



1月N響定期 ジンマンのマーラー7番

2013年01月12日 | N響定期演奏会
N響定期 コンサート

2013年1月12日( 土) N響 定期公演です ♪

第1745回 定期公演 Cプログラム

マーラー/交響曲 第7番 ホ短調「夜の歌」
指揮:デーヴィッド・ジンマン
演奏:NHK交響楽団
 → 機関誌「フィルハーモニー」

♪ このコンサートの放送予定 
1月11日(金) 生放送 ベストオブクラシック
NHK-FM 7:00pm~9:10pm
NHK ネットラジオ らじる★らじるで生放送が聞けます。

♪ カレイドスコープ 池内紀
マーラーの山荘暮らし ~ 「夏の作曲家」は山の過ごし方をこころえていた  

    ♪ == ♪ == ♪ == ♪

今月の指揮者:デーヴィッド・ジンマン (デイヴィッド・ジンマン)

 マーラー 7番
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 ジンマン=チューリヒ・トーンハレ充実のマーラー第7弾

ベートーヴェンの交響曲全集で世界的な名声を築いた名コンビ、ジンマン+チューリヒ・トーンハレの総決算であり、マーラー生誕150年の2010年完成を目指して進行しているマーラー交響曲全集の第7弾。SACDハイブリッドで発売。
交響曲第7番は、明暗のコントラストが激しく、一聴すると脈絡なくきこえる点など、複雑な容貌を備えているがゆえに、マーラーの全交響曲の中で最も謎めいた作品とされている。「夜の歌」という表題は、第2楽章と第4楽章が作曲者自身によって「夜の歌Nachtmusik」と命名していることに由来。テノールホルンやギター、マンドリンといった特殊楽器が登場することでも知られている。
オランダ時代からマーラー演奏に取り組んできたジンマンは、バーンスタイン流の感情に流された解釈とはきっぱり縁を切り、スコアに書かれていることを厳格・精密に再現することによってこそ、明確で説得力あるマーラー像が生まれるという信念の持ち主。音の遠近感や空間性の再現にまでとことんこだわりぬいた超弩級の高品質DSD録音も聴きものである。