引っ越ししたので、うたた寝三昧

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「はやぶさ」カプセルを見よう!

2010年08月19日 | 空~宇宙フリーク
2010/8/18 追記
☆ 「はやぶさ」カプセルを見よう!  → 「おかえり、はやぶさ」

行ってきました! ufo







展示されているのは、「インスツルメントモジュール」 ・ 「搭載電子機器部」 ・ 「エンジニアリングモデル」の三点です。
それだけだとわかって見に行ったけど、行列してちょっと見るだけでおしまい。
・・・ 味気なかった。
はやぶさの模型とか、イトカワの模型とか、小さくてもいいから置いてあったらよかったのに~。
出口で、「CG作品や写真を展示」の案内もなく うっかり見忘れた。
みんな興味しんしんで、見に来ているのに 楽しくわかりやすく見せようという気が感じられず・・・、
行列をさばくのに精一杯?  期待はずれの展示でした。


2010/8/3 記

「はやぶさ」カプセルの展示イベントがあります。
 JAXA i <宇宙航空研究開発機構 情報センター>
 8月2日(月)~6日(金)・・・筑波宇宙センター
 8月15日(日)~19日(木)・・・ 丸の内オアゾ 2F ショールーム

「はやぶさ」の7年間の旅路を切り取った、CG作品や写真を展示します!

☆ 「おかえり、はやぶさ」トークショー
  8月15日(日)13:00~18:30 丸の内オアゾ 1F ○○広場(おおひろば)

「はやぶさ」の 詳細は、こちら
 → 日本の宇宙開発の歴史 宇宙研物語
 「はやぶさ」小天体からのサンプル回収技術に挑む


今年6月、日本の小惑星探査機「はやぶさ」が7年の旅を終えて地球に帰還した。人類初の快挙となった小惑星「イトカワ」への往復の旅は、次々に降りかかる困難との闘いでもあった。
2003年5月に打ち上げられたはやぶさは、2年後に小惑星イトカワに到達、世界で初めて小惑星への離着陸に成功した。しかしその直後、燃料漏れやエンジンの損傷などが相次ぎ、当初4年で帰還する予定だった計画を7年に延期する必要に迫られた。
はやぶさのトラブル続きの旅を支え、ミッションを成功に導く原動力となったのが、日本が独自に開発した「イオンエンジン」だ。イオンエンジンは燃費に優れているのが特徴で1960年代にアメリカで開発された。これまで静止衛星の方向転換などに使われてきたが、惑星間を飛行するための連続運転には向かないとされてきた。そこで、はやぶさプロジェクトでは、耐久性を高めて長期間の連続運転を実現するために「マイクロ波イオンエンジン」を開発。1万8千時間=750日に及ぶ耐久試験を2回敢行し、惑星間の飛行に耐えるエンジンを完成させた。
さらにイオンエンジンは、最後の難関となった地球帰還の場面でも活躍。方向転換用の化学エンジンが損傷したため、イオンエンジンから燃料を噴出するという想定外の運用で軌道修正を行い、地球への再突入を成功させたのだ。
はやぶさは自らは大気圏で燃え尽きながら、イトカワのサンプルを入れるカプセルを分離、無事地球に送り届けた。カプセルには、これまでに数十粒の微粒子が入っていることが確認され、イトカワのものであるかどうか分析が進められている。微粒子の大きさは、いずれも10マイクロメートル程度。この微少なサンプルを分析するのは、最新の2次イオン質量分析装置・通称「SIMS」だ。SIMSで微粒子を解析すれば、イトカワなどの小惑星が太陽系誕生からどれくらい後に出来たかを特定できるため、地球を含めた太陽系形成のプロセスを知る大きな手がかりになると期待されている。
スタジオには、はやぶさプロジェクトのリーダー・川口淳一郎さんを迎え、7年に及ぶはやぶさプロジェクトの舞台裏について語ってもらう。