N響定期 コンサート
冬晴れの午後は、渋谷でコンサート ♪

12月11日 (土) 第1689回 N響 定期公演 Cプログラム
名誉音楽監督シャルル・デュトワのプログラミングには、つねに“こだわり”を感じます。ブリテン《戦争レクイエム》という選曲もその現れです。ブリテンの代表作にもかかわらず、なかなか演奏機会に恵まれないこの作品は、N響でも1979年5月(指揮はサヴァリッシュ)にしか採り上げられていません。
レクイエムの典礼文とイギリスの詩人W. オーウェンの反戦詩を組み合わせたテクストによるこの作品では、第2次世界大戦への哀悼の意だけではなく、平和への祈りが歌われます。
ブリテン / 戦争レクイエム 作品66
指揮 シャルル・デュトワ
ソプラノ タチャーナ・パヴロフスカヤ ロシア
テノール ジョン・マーク・エンズリー イギリス
バス ゲルト・グロホウスキ ドイツ
合唱 東京混声合唱団、NHK東京児童合唱団
NHK交響楽団
さすが、ソリストは ブリテンの趣獅ヌおりの ロシア・英・独 3カ国から。
くしくも ノーベル平和賞が 授与されたばかり。 → ノーベル平和賞 2010年(検索結果)
平和の道は厳しいですね。
平和を願うブリテンの 辛口で深い音楽を味わいました。
♪ あまりなじみのないブリテン:戦争レクイエムを聴きたい ♪