2012/10/16
吉祥寺 「月窓寺」 で行われた薪能、行って来ました。
5時半過ぎ、会場は指定席だったので並ぶこともなく、ゆっくり着席。
夕闇迫る境内は、すぐ外の道路や街の喧騒から切り離された異次元空間。
空を見上げると、大きな樹木で一面覆われ鬱蒼としています。
風情を誘う虫の声も・・・。
観客席からは、舞台がどこかはっきりわからない。
それというのも、能舞台につきものの「屋根」や「鏡板の松」が無いから。
目立つのは左手のカラフルな「揚幕」、そこから「橋鰍ゥり」が伸び、
右手に提灯で囲まれた「舞台」がようやくわかりました。
えぇ~、これじゃぁ後ろの席ではよく見えないのでは。!!(>д<)ノ
心配したとおり、
平らな地面に椅子が並べてあるので、前の人の頭や体が邪魔でよく見えない。
右に傾いたり、おもいきり首を伸ばしたり、諦めたり・・・。
薪能の魅力の 「火入れ」の様子 は、ほとんど見えず残念。
こういう薪能では、かなり前の席でないと、充分には楽しめないでしょうね。 前の方は火花が心配?
演技に先立って解説があり、能・狂言は見る人の想像力で楽しんでくださいとのこと。
まぁ、よくわからないところが、魅力なんでしょうね。(*^_^*)♪
とはいえ、予めストーリーなどを調べておいて良かった!
演者の声は、響きの良い人もいたけれど、モゴモゴこもった声の人では、ただでさえセリフに馴染みがないので 聞き取れない。
歌舞伎やオペラなどたいていの舞台公演ではつきものの「拍手」もしていいのか不明。
演技は、じわ~~と始まり、じわ~~と終わる、なんとも尻つぼみな雰囲気でした。
残念なことに、観客のマナーがイマイチ。
携帯がなったり、禁止の録音の操作ミスらしき大音量が突然鳴り響いたり。
途中から かなり気温が下がって寒くなった。
ゴソゴソ羽織るものを出す音など、まぁ かなり気分をそがれることが多発!
8時半過ぎ、異次元を楽しんだ初めての体験はこうして終わり、
冷えきった体に温かい食事を と、吉祥寺の町へ繰り出しました。
今回誘ってもらって初めて、薪能を鑑賞しました。
会場が違えば、また違った薪能が楽しめると思います。
佐渡の薪能、なんてよさそうですね。
来年は「東京大薪能」を見たいです!
~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~
2012/10/1~10/9 記
薪能に誘われたので、ちょっと予習。
能・狂言は 随分前に見たっきり。
今回の演目や演者の下調べをしましょう! → 吉祥寺薪能
会場
月窓寺 ~ 武蔵野市吉祥寺本町にある曹洞宗系単立の寺院
演目
解説 「能の表現、その美」 横浜能楽堂副館長 中村雅之
火入の儀
■ 素の魅力 ■
「神舞」を、離子だけで演奏するのが素離子。
シテが紋付袴に て地謡を擁し舞うのが仕舞。
素嘘子 神舞
大鼓 安福光雄 太鼓 徳田宗久 小鼓 鵜澤洋太郎 笛 一噌隆之
■ 仕舞 岩船 ■ → 演目の紹介
■ 仕舞 融(とおる) ■ → 演目の紹介
高橋 亘
三川 淳雄
地謡 山内 崇生 金森 秀祥 佐野 登 澤田 宏司
■ 狂言 髭櫓 (ひげやぐら) ■ → 髭櫓 - 文化デジタルライブラリー
夫 山本東次郎 妻 山本泰太郎 注進 山本凛太郎
立衆 山本 則孝 山本 則秀 遠藤 博義 山本 則重
笛 一噌 隆之 小鼓 鵜澤洋太郎
大鼓 安福 光雄 太鼓 徳田 宗久
後見 山本 則俊 若松 隆
■ 能 天鼓 (てんこ) ■
天鼓 宝生和英 王伯 辰巳 満次郎
臣下 森 常好 官人 山本 則重
後見 山内 崇生 澤田宏司
大鼓 安福 光雄 小鼓 鵜澤 洋太郎 笛 一噌 隆之
地謡 辰巳和磨 佐野登 金森隆晋 三川淳雄
辰巳大二郎 金森秀祥 和久荘太郎 高橋亘
↓ 能 天鼓 (You Tube です。)
主な出演者
・ 宝生流能楽師 三川 淳雄
・ シテ方宝生流能楽師 高橋亘 プロフィール
・ 山本東次郎 Wikipedia 山本東次郎家 - 大蔵流狂言 山本家 → 関連作品
・ 宝生流第二十世宗家 宝生和英 プロフィール
・ シテ方宝生流能楽師 辰巳満次郎 オフィシャルサイト
参考になるサイト → the能.com 岩船 ・ 融(とおる) ・ 天鼓
↓ 宝生流 岩船 (You Tube です。)
早めに吉祥寺に行って、散歩とお食事
井の頭公園を散策するのもいいね! → 井の頭恩賜公園 公園へ行こう!
吉祥寺 「月窓寺」 で行われた薪能、行って来ました。
5時半過ぎ、会場は指定席だったので並ぶこともなく、ゆっくり着席。
夕闇迫る境内は、すぐ外の道路や街の喧騒から切り離された異次元空間。
空を見上げると、大きな樹木で一面覆われ鬱蒼としています。
風情を誘う虫の声も・・・。
観客席からは、舞台がどこかはっきりわからない。
それというのも、能舞台につきものの「屋根」や「鏡板の松」が無いから。
目立つのは左手のカラフルな「揚幕」、そこから「橋鰍ゥり」が伸び、
右手に提灯で囲まれた「舞台」がようやくわかりました。
えぇ~、これじゃぁ後ろの席ではよく見えないのでは。!!(>д<)ノ
心配したとおり、
平らな地面に椅子が並べてあるので、前の人の頭や体が邪魔でよく見えない。
右に傾いたり、おもいきり首を伸ばしたり、諦めたり・・・。
薪能の魅力の 「火入れ」の様子 は、ほとんど見えず残念。
こういう薪能では、かなり前の席でないと、充分には楽しめないでしょうね。 前の方は火花が心配?
演技に先立って解説があり、能・狂言は見る人の想像力で楽しんでくださいとのこと。
まぁ、よくわからないところが、魅力なんでしょうね。(*^_^*)♪
とはいえ、予めストーリーなどを調べておいて良かった!
演者の声は、響きの良い人もいたけれど、モゴモゴこもった声の人では、ただでさえセリフに馴染みがないので 聞き取れない。
歌舞伎やオペラなどたいていの舞台公演ではつきものの「拍手」もしていいのか不明。
演技は、じわ~~と始まり、じわ~~と終わる、なんとも尻つぼみな雰囲気でした。
残念なことに、観客のマナーがイマイチ。
携帯がなったり、禁止の録音の操作ミスらしき大音量が突然鳴り響いたり。
途中から かなり気温が下がって寒くなった。
ゴソゴソ羽織るものを出す音など、まぁ かなり気分をそがれることが多発!
8時半過ぎ、異次元を楽しんだ初めての体験はこうして終わり、
冷えきった体に温かい食事を と、吉祥寺の町へ繰り出しました。
今回誘ってもらって初めて、薪能を鑑賞しました。
会場が違えば、また違った薪能が楽しめると思います。
佐渡の薪能、なんてよさそうですね。
来年は「東京大薪能」を見たいです!
~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~
2012/10/1~10/9 記
薪能に誘われたので、ちょっと予習。
能・狂言は 随分前に見たっきり。
今回の演目や演者の下調べをしましょう! → 吉祥寺薪能
会場
月窓寺 ~ 武蔵野市吉祥寺本町にある曹洞宗系単立の寺院
演目
解説 「能の表現、その美」 横浜能楽堂副館長 中村雅之
火入の儀
■ 素の魅力 ■
「神舞」を、離子だけで演奏するのが素離子。
シテが紋付袴に て地謡を擁し舞うのが仕舞。
素嘘子 神舞
大鼓 安福光雄 太鼓 徳田宗久 小鼓 鵜澤洋太郎 笛 一噌隆之
■ 仕舞 岩船 ■ → 演目の紹介
■ 仕舞 融(とおる) ■ → 演目の紹介
高橋 亘
三川 淳雄
地謡 山内 崇生 金森 秀祥 佐野 登 澤田 宏司
■ 狂言 髭櫓 (ひげやぐら) ■ → 髭櫓 - 文化デジタルライブラリー
夫 山本東次郎 妻 山本泰太郎 注進 山本凛太郎
立衆 山本 則孝 山本 則秀 遠藤 博義 山本 則重
笛 一噌 隆之 小鼓 鵜澤洋太郎
大鼓 安福 光雄 太鼓 徳田 宗久
後見 山本 則俊 若松 隆
■ 能 天鼓 (てんこ) ■
天鼓 宝生和英 王伯 辰巳 満次郎
臣下 森 常好 官人 山本 則重
後見 山内 崇生 澤田宏司
大鼓 安福 光雄 小鼓 鵜澤 洋太郎 笛 一噌 隆之
地謡 辰巳和磨 佐野登 金森隆晋 三川淳雄
辰巳大二郎 金森秀祥 和久荘太郎 高橋亘
主な出演者
・ 宝生流能楽師 三川 淳雄
・ シテ方宝生流能楽師 高橋亘 プロフィール
・ 山本東次郎 Wikipedia 山本東次郎家 - 大蔵流狂言 山本家 → 関連作品
・ 宝生流第二十世宗家 宝生和英 プロフィール
・ シテ方宝生流能楽師 辰巳満次郎 オフィシャルサイト
参考になるサイト → the能.com 岩船 ・ 融(とおる) ・ 天鼓
早めに吉祥寺に行って、散歩とお食事
井の頭公園を散策するのもいいね! → 井の頭恩賜公園 公園へ行こう!