ぐるっとパス 2018/6/17~8/16 (2ヶ月)
本展は、ベイ・コレクションによるブラジル先住民の椅子約90点を取り上げ、彼ら独自の感性から生まれた造形に、人間の豊かな想像力の発露を読み取ろうとするものです。
ベイ出版の活動は、先住民による製作物を単なる標本資料として見るのではなく、ブラジル独自の現代的表現として認め、その造形美について評価・普及することを意図するものです。
本展は、同社の持つ300点を超えるコレクションの中から、選りすぐりの作品を展覧する、世界でも初めての機会となります。
2018/7/10 松岡美術館 の次は、庭園美術館へ
庭園美術館入口
庭園美術館入口のポスター
今日は、すごく暑いので お庭の散策は パス。
庭園美術館 建物入口の風景
庭園美術館 建物入口 向い側の風景
中に入ると うれしいことに 撮影OK
本館に 展示されているのは、
A) 伝統的な椅子:実用性、しきたりに基づく
B) 動物形態の伝統的な椅子:村で使用、宗教的効用
昔から 生活で使われていた椅子、儀式用の椅子などが並んでいます。
シンプルな 椅子 01 他
幾何学模様が美しい 椅子 09A
座ってみたい椅子、飾りたい椅子がたくさん並んでいます。
椅子 19B 他
座るとそのまま空が飛べそうな 椅子 22B
椅子 カエルやワニ 他
コウモリのおなかに座っていいのでしょうか。(*^_^*)♪
椅子 コウモリ27B
新館の展示室へ行きましょう!
まずは、映像を見ます。
現在も椅子を作っているブラジル先住民「メイナク」の人が、木を切り出し椅子を作る様子が紹介されます。
彼らの作品は、先人の模倣ではなく 現在の自然の中で生きる人たちのアートです。
C) 動物彫刻の椅子: 先住民としての存在証明、想像力
椅子を制作する先住民の地図
映像で紹介されたメイナクの地図
現代の 椅子の展示
椅子 ジャガー46C
椅子 81C 82C
椅子 アルマジロと魚
説明文の一部
新館の作品を見たら 本館へ戻って もう一度初めからじっくり見ます。
出口(入口)の展示
めも:2018/07/10 CX2 で撮影
たくさんの個性的なブラジル先住民の椅子に出会えてびっくり、楽しい展覧会でした。
本展は世界初とのこと、これから世界中で人気になりそうですね!
ラテンアメリカでは、4000年前から椅子が使われていて、長老やシャーマンが占有するものだったらしい。
座ってみたい椅子もたくさんあったけれど・・・、女性は椅子には座れないらしい。!!(>д<)ノ
映像をみると、
現在でも 椅子には男性しか座らず、女性はゴザのようなものに座っていました。
先住民だからって いつまでもそんな慣習には こだわらないで欲しいな。
そして、過去からの先住民の良いところを受け継いで 自然環境を大切にした素晴らしいアート作品を作ってもらいたいです。
「ぐるっとパス」で、遊ぼう!