引っ越ししたので、うたた寝三昧

2022年5月のみの利用です。(ブログ引っ越し作業のため)

「ブラジル先住民の椅子:庭園美術館」へ

2018年08月08日 | ぐるっとパスでアート展へ


本展は、ベイ・コレクションによるブラジル先住民の椅子約90点を取り上げ、彼ら独自の感性から生まれた造形に、人間の豊かな想像力の発露を読み取ろうとするものです。
ベイ出版の活動は、先住民による製作物を単なる標本資料として見るのではなく、ブラジル独自の現代的表現として認め、その造形美について評価・普及することを意図するものです。
本展は、同社の持つ300点を超えるコレクションの中から、選りすぐりの作品を展覧する、世界でも初めての機会となります。

2018/7/10 松岡美術館 の次は、庭園美術館へ


庭園美術館入口


庭園美術館入口のポスター


今日は、すごく暑いので お庭の散策は パス。

庭園美術館 建物入口の風景


庭園美術館 建物入口 向い側の風景


中に入ると うれしいことに 撮影OK

本館に 展示されているのは、
A) 伝統的な椅子:実用性、しきたりに基づく
B) 動物形態の伝統的な椅子:村で使用、宗教的効用

昔から 生活で使われていた椅子、儀式用の椅子などが並んでいます。


シンプルな 椅子 01 他


幾何学模様が美しい 椅子 09A


座ってみたい椅子、飾りたい椅子がたくさん並んでいます。

椅子 19B 他


座るとそのまま空が飛べそうな 椅子 22B


椅子 カエルやワニ 他


コウモリのおなかに座っていいのでしょうか。(*^_^*)♪
椅子 コウモリ27B



新館の展示室へ行きましょう!

まずは、映像を見ます。 
現在も椅子を作っているブラジル先住民「メイナク」の人が、木を切り出し椅子を作る様子が紹介されます。
彼らの作品は、先人の模倣ではなく 現在の自然の中で生きる人たちのアートです。

C) 動物彫刻の椅子: 先住民としての存在証明、想像力

椅子を制作する先住民の地図


映像で紹介されたメイナクの地図


現代の 椅子の展示


椅子 ジャガー46C


椅子 81C 82C


椅子 アルマジロと魚


説明文の一部


新館の作品を見たら 本館へ戻って もう一度初めからじっくり見ます。

出口(入口)の展示


めも:2018/07/10 CX2 で撮影

たくさんの個性的なブラジル先住民の椅子に出会えてびっくり、楽しい展覧会でした。
本展は世界初とのこと、これから世界中で人気になりそうですね!

ラテンアメリカでは、4000年前から椅子が使われていて、長老やシャーマンが占有するものだったらしい。
座ってみたい椅子もたくさんあったけれど・・・、女性は椅子には座れないらしい。!!(>д<)ノ
映像をみると、
現在でも 椅子には男性しか座らず、女性はゴザのようなものに座っていました。
先住民だからって いつまでもそんな慣習には こだわらないで欲しいな。

そして、過去からの先住民の良いところを受け継いで 自然環境を大切にした素晴らしいアート作品を作ってもらいたいです。
 
 「ぐるっとパス」で、遊ぼう!