引っ越ししたので、うたた寝三昧

2022年5月のみの利用です。(ブログ引っ越し作業のため)

※※映画:オブリビオンを見る

2013年06月05日 | シネマ・フリーク
2013年5月31日公開 の映画

    オブリビオン
『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督が、自らのアイデアをもとに描いたSF超大作。
荒廃した地上を捨てた人類がはるか上空で暮らす未来社会で、人類の命運を握るミッションを課せられた男の活躍を描く。
主演のトム・クルーズをはじめ、名優モーガン・フリーマンや『慰めの報酬』のオルガ・キュリレンコなど豪華スターが競演。


6/5 TOHOシネマズ日劇 で見ました。

ストーリーも映像もすごく面白かった。
最初は、状況がよくわからないのがもどかしく、過去と現在の交錯する場面についていくのに精一杯。
2077年の設定にシュール感と懐かしさが入り混じり、どんどん引きこまれます。
トム・クルーズが相変わらずかっこいい。

 後味もいい映画、もう一度みたい!

2010/12/23に見た映画「トロン・レガシー」
 ⇒ Myブログ:「映画「トロン・レガシー 3D」を見る」
 


※※江戸人展と化粧・髪結いイベントに行く

2013年06月02日 | 講座・実習・TVなど
  からだが語る「大江戸の文化」 江戸人展

国立科学博物館 日本館1階企画展示室
2013年4月9日(火)~6月16日(日)

 

イベント 平成25年6月2日(日)13:30~15:00
「現代人女性を江戸美人に/髪型・化粧・鉄漿(おはぐろ)まで再現!」

 展示を見る前に、イベントに先に参加しました。

坂上和弘 (国立科学博物館 人類研究部 研究主幹)、
村田孝子(ポーラ文化研究所)と 結髪:林照乃、メイク:上野梨也による 江戸の化粧と髪結いの実演

日本人の代表的なタイプ 武家と町人の骨格にピッタリの二人の女性がモデルです。
顔を鉛の水白粉で真っ白に塗り、ベニバナの紅を下唇にちょっとさします。
モデルさんの豊かな緑の黒髪が、島田に結い上げられます。
髪飾りを挿してできあがり。
(当時は、イヤリングやネックレスなどのアクセサリーはありません・・・)
実演と合わせて、講師の貴重なお話もありました。

写真撮影の時間です。 一斉に パ・チ・リ


江戸時代は、身分や年齢などで髪型が決まっていました。
櫛やかんざしはべっ甲が最高!

武家の娘:高島田で化粧は濃い目、格式・気品が感じられます。
さらに、既婚者のお歯黒をし 眉を薄くして 変化を見せてもらいます。

左は未婚の若い女性  右はお歯黒眉を薄くした若奥さん
 

べっ甲の櫛とかんざし  長い襟足が美しい。
 


町民の娘:綿結(ゆいわた)の島田 化粧は薄め

未婚の若い女性 (まだお歯黒はしません)
 

緋色の手絡(てがら)や 簪がかわいい。
 

武家と町人 並んでもらいましょう!




 

めも:2013/06/02 RICOH PX で撮影


この後、江戸人展をみました。知らなかったことばかりで面白かったです。
当時は火葬でなく土葬だったので、発掘された骨が様々なことを伝えてくれます。
 dokuro 骨格から復元した江戸人の顔、骨から読む生前の暮らしや健康。
 born 罪人の骨から、死刑囚が試し切りにされていたことが判明。これには驚き!
江戸末期の人びとの写真もあり、充実した内容の展示でした。

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

関連した本を読みたくなり探しました。

 ⇒ 江戸300年の女性美 化粧と髪型 (大江戸カルチャーブックス) ~ あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート
著者は、村田孝子(ポーラ文化研究所) 坂上和弘 (国立科学博物館 人類研究部)



※※「日本はこうして日本住血吸虫症を克服した」に行く

2013年06月02日 | カルチャー・フリーク
企画展 「日本はこうして日本住血吸虫症を克服した
ミヤイリガイの発見から100年

国立科学博物館 日本館地下1階 多目的室
 2013/5/15(水)~ 6/16(日)
 
日本住血吸虫症は、寄生虫の一種である日本住血吸虫が引き起こす病気で、かつて日本では地方病として恐れられていました。日本は日本住血吸虫症を克服し、日本住血吸虫を撲滅した、世界で唯一の国です。この過程で医師、研究者、行政、地方住民が一体となって取り組んだことなどを紹介し、日本の公衆衛生の意義について考えます。

主催 国立科学博物館
共催 NPO法人 宮入慶之助記念館
    公益財団法人目黒寄生虫館
協力 久留米大学医学部        産業医科大学医学部
    東京医科歯科大学医学部     獨協医科大学医学部
    山梨県立博物館

 6/2 行きました。 ショック!
今回の展示は、ミヤイリガイの発見から100年の記念。
 1913年 - 九州大学の宮入慶之助が中間宿主としてミヤイリガイを特定。感染ルートを解明した。




日本住血吸虫症がこんなに恐ろしい病気とは知らなかった。
会場のパネル展示だけではピンとこなかったのが、
ビデオ上映1,2(45分)をじっくり見て「日本住血吸虫症」の恐ろしさと、それを撲滅するのがいかに大変だったかが、強烈に伝わりました。

 長い間、死に至る風土病の原因も、治療法もわからなかった。
 原因不明の病気 水腫脹満(地方病(ちほうびょう)・風土病)が、人間や家畜に寄生する日本住血吸虫によるものと解明されるまで。
 感染は 田や用水路、川などの水に入る(農作業や子供の水遊び)ことによる。
 日本住血吸虫は、ライフサイクルの中間でミヤイリガイに寄生するので、ミヤイリガイをいろんな方法で駆除するが 効果が上がらなかった。
 薬剤散布、衛生管理、用水路のコンクリート化などの対策が地道に続けられる。
 日本住血吸虫病流行の終息が宣言されたのは、なんとつい最近1990年台の終わり頃です。

 明治~昭和の農作業の様子や農村の暮らしぶりを あらためて映像でみて、
  牛を使った農作業、肥料のことなど、機械化された現代とのあまりの違いに驚くばかり。
 また、用水路のコンクリート化は、「単に作業の効率化を目指すだけで、自然になじまない良くない方法」と短絡的に考えていましたが、
 地方によってはこういう経緯があって 必須のことだとわかり、愕然としました。

 興味が有る方は、ぜひ会場へ! 

詳細は、 Wikipedia を見てください。
・ 地方病 (日本住血吸虫症) - Wikipedia
・ 日本住血吸虫 - Wikipedia
 
会場で紹介されていた本です。
 

この本には、感動しました!
死の貝:小林 照幸 (著) ~ Myブログ:あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート
 


※※口承文学講演会へ

2013年06月01日 | 講座・実習・TVなど
口承文学講演会へ行ったが、イマイチ。
学会と一般向けが一緒に開催されているが、
講演者は、聴衆を絞りきれずつまらない内容だった。

1日目だけ参加、2日めはキャンセルした。
学会大会を公開講演会や公開セミナーにすると、会場の確保とかに便宜が図られるのだろうか?
プレゼンの方法を工夫して、一般参加者の知的好奇心にも少しは対応して欲しかった。
(聴講した範囲では 学会員向けだとしてもプレゼンはちょっとお粗末かも・・・)

「第37回日本口承文穴w会大会 」

第37回 日本口承文穴w会大会が、6月1日~2日に、深川江戸資料館と森下文化センターで開催されます。

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

第37回日本口承文穴w会大会

第1日目 6月1日(土)  深川江戸資料館 二階 小劇場
開会の辞 13時00分 間宮史子(本学会会長・白百合女子大学)
公開講演会 13時05分~16時20分 2階 小劇場
(※この公開講演は一般にも公開されます。一般招待定員50名)

200歳を迎えたグリム童話 ―その現代における意義―  間宮史子(白百合女子大学)
哭きからウタへ―琉球と日本本土の葬送歌をめぐって 酒井正子(川村学園女子大学)
江戸東京の民俗信仰 大島建彦(東洋大学名誉教授)

第2日目 6月2日(日)  森下文化センター
研究発表
第一会場 9時15分~12時15分 3階 第1・第2研修室
香川県三豊市の浦島伝説 山田栄克(國學院大學大学院生)
現代伝説・伝承考―インターネットにおける現代伝説の考察 川島理想(駒沢女子大学大学院卒)
棄老説話(難題型)の源流 田畑博子(熊本大学大学院生)
中日昔話における蛇婿の比較 楊静芳(東京学倦蜉w大学院生)
武塔神とは何だったか―五道(大)神から五頭天王・牛頭天王へ 山口建治(神奈川大学)

第二会場 9時51分~ 3階 第2・第3会議室
加賀家文書「菊のかんざしみだれ髪」からの眺め
蝦夷通辞によるアイヌ語版「お吉清三」口説 深澤美香(千葉大学大学院生)
カムイからアイヌへの意思伝達について―散文説話を中心に― 大谷洋一(北海道立アイヌ民族文化研究センター)
アイヌの叙事詩 「メノコユカラ」をめぐって 荻原眞子(千葉大学名誉教授)
短詩型歌謡の機能抱合力―ロシアのチャストゥーシカを例に 熊野谷葉子(慶應義塾大学)

◇ 公開語りセミナー
10時00分~11時30分 2階  多目的ホール(市民向けセミナー

江戸・深川のくらしと語り―七不思議・相撲の話など―

① オープニング―物売りの売り声/沼尻順之助さん(渋谷民話の会会長)

② 開催にあたって/高塚さより(江東区芭蕉記念館)

③ 語りと解説【本所七不思議】◆置いてけ堀/小松千枝子さん(聴き耳の会)◆狸囃子/鈴木実穂さん(江東子どもの本研究会)◆送り提灯/小松千枝子さん◆片葉の葦/久野久美子さん(聴き耳の会)◆あかりなしの蕎麦屋/布川きみさん(おはなしパレット)◆落ち葉なき椎/鈴木実穂さん◆足洗い屋敷/久野久美子さん●【江戸の巨人・釈迦ヶ嶽の話】布川きみさん●【馬頭さま】布川きみさん●【深川の生活譚】小松千枝子さん

解説/高塚さより、聞き手/根岸英之(市川民話の会)★【豆腐小僧】沼尻順之助さん
コメント/野村敬子(國學院大學栃木短期大学)
(※このセミナーは一般にも公開されます。一般招待定員50名)

シンポジウム  13時00分~16時30分 2階 多目的ホール
「口承文戟v「民俗」研究の可能性を問う―昭和初期からの照射―

橘正一の個人雑誌『方言と土俗』から見えること

「方言」研究と「口承文戟v研究との交差点として  高木史人(名古屋経済大学)

〈ことばの聖〉@京都―新村出と民俗学的言語研究の交点―  菊地 暁(京都大学)

雑誌『荘ロ』に読む昭和初期「荘ロ」趣味の諸相―その連続性と画期性について―  土居 浩(ものつくり大学)

「民俗芸術」の可能性と限界 真鍋昌賢(北九州市立大学)

コメント 川村邦光(大阪大学)
司会 高木史人

主催 日本口承文穴w会 / 共催 江東区深川江戸資料館

(一般招待参加ご希望の方は、資料館にお問い合わせください。)