29日から1日まで隠岐の島に出かけていました。
夫さんの職場時代の同期が隠岐の出身でした。
退職して何年もしないで亡くなってしまい、東京で葬儀は済ませて御骨は田舎に帰り実家のお墓に。無くなって10年になる今年、みんなでお墓参りしようという事で、私も一緒に。何かがなければ行こうとは思わない所との考えもありました。
直行便は無く大阪から乗り換えて、1日1回の飛行です。2時少し前につくと台風の影響で大雨でしたが、亡くなった彼の実家のお兄さんたちが出迎えてくださり、レンタカーを借りて即お墓参りしました。実家にはチョコっと寄るつもりが、テーブルにはお食事の支度がしてあり、遅い昼食を頂くことに。無くなった彼の東京での生活など11人が自己紹介しながら話、お兄さんご夫妻も(両親は既に他界)頷きながら聞いてくれ、お陰様で交流ができました。サザエが沢山ありました。88歳のお兄さんが取ったという事で話が盛り上がりました。
夜は風が出てきました。30日は観光のつもりでしたが、ろうそく島など遊覧船は中止となり博物館などを回りました。午後からはホテルの支配人から隠岐の歴史を話してもらいました。後醍醐天皇が流された島、位しか知らなかった隠岐、流されて来たのは政治犯のみ、凶悪犯は居なかった。隠岐は物資が豊富でアワビは献上品だったことや、黒曜石が断熱材として東京で飛ぶように売れたこと。幕府直轄の島だったことも分かりました。流刑が解かれた人の中で住みやすいとそのまま残った人も多かったとか。1日は台風も通り過ぎ暑い位の天気でした。午前中景色の良いという白鳥海岸や水若酢神社、隠岐国分寺などを見学し飛行場に。飛行場は隠岐世界ジオパークの表示が。
飛行場にはまたまた亡くなった彼のお兄さん夫婦が見送りに来てくれていました。何と言う温かい人達。東京から11人もお墓参りに来たことが近所の話題になったとか。いい思い出を作って帰宅しました。
沖縄も8万票もの差で圧勝したデニーさん。翁長さんの奥様、闘ったオール沖縄の皆さん。本当にお疲れ様でした。