LIKE A 転校生

視聴率が惨敗に終わった、織田祐二が主演のTBSのドラマ“冗談じゃない”に続いて、先週から始まった・・・日曜21時枠は“パパとムスメの7日間”・・・初回放送の視聴率は14%くらいだったかな？パパとムスメの人格が入れ替わるドラマは、まさに“冗談じゃない”だよね～。
今風の父親と娘の設定で、あまり会話もなく、娘に平気な顔して“ウザイ”と言われてしまう父親はちょっと可哀想な気もするけど、現代社会の父娘関係ってあんなもんかなぁ？
世の中の父親が、み～んな“舘ひろし”みたいだったら・・・“ウザイ”なんて言わないだろうにねぇ（笑）母親役の麻生祐未は、ちょっとピエロみたいな感じかな？父と娘の潤滑油みたいな存在になっている。ネタがネタだけに、使い古された感がある“男女入れ替わりモノ”だけど・・・そこそこ楽しんで見てしまってます（笑）

levie世代には、尾美としのりと小林聡美の映画“転校生”があまりにも有名だと思うけど、フジTVでも観月ありさの主演で似たようなドラマがあったし、ハリウッドでも、トム・ハンクス主演の“BIG”なんて映画もあるし、中身を全然覚えてないんだけど、1990年のエレン・バーキン主演の“SWITCH”って映画も男女入れ替わりモノだったっけ？

パパとムスメの7日間のパパ役“舘ひろし”とムスメ役“新垣結衣”の入れ替わりの原因になったのは・・・電車の事故で、ちょっと強引な展開ではあるけれど～まぁお伽話みたいなものだから許すとしよう（笑）でもさ～、同世代だとしても・・・身体の作りの変化は嫌なもんだよねぇ・・・中には喜んじゃう人もいるかもしれないけどさ・・・（爆）
父と娘じゃなぁ～娘にしたら、いくらパパが舘ひろしでも激しいショックだよね～。パパの生ボディ、ムスメの生ボディには・・・普通ならもっと大騒ぎで困惑したりするものなんじゃないのかなぁ？トイレとか風呂とかさ～（笑）←あえてスルーしているよう・・・

尾美くんとマダム小林の“転校生”では、そう言う部分も描いていたけれど～
パパとムスメの7日間では、そこんトコが割愛されてしまっていて、妙にドライな様相になっている。限られた時間の中で、ストーリーを作っていかねばならないからしょうがないのかもしれないけど、不安とか苛立ちとか、年の差異性に対する・・・好奇心や嫌悪感がもっと描かれるべきなんじゃないかと思ってしまう。故に、凄く嘘臭いホームコメディドラマにしかなっていないんだよねぇ。まぁ・・・所詮は、お伽話でファンタジーだけどね。
確か・・・ドラマの冒頭では、父と娘には会話もほとんどなくて、心の溝が大きかったはずだけど～電車の事故で何かが起きて・・・病院で人格が入れ替わった事を自覚して、受け入れざるを得なくなる・・・くだりでも、妙にあっさり通り過ぎちゃったし・・・。

まぁいっか・・・多くを語ってもしょうがないドラマだから（爆）
って・・・チクチクと文句を言いつつ・・・転校生と比較しながら見ちゃうだろうなぁ（笑）