勝ち組と負け組

先週、親しくしているブログの記事を読んでいて、

「なぁ～んか気持ち悪いよなぁ～

なぁ～んか、違うよな～(U_U；)」

と思ってしまいました。



それは。。。

自分たち夫婦は二人ともうつ病で(ご主人は賭け事で生計を立てていらっしゃいます)、

息子さんに軽い知的障害があるＴさん。

息子さんが、自分のヘルパー試験の合格証書を破いてしまわれ、

嘆いておられる場面です。

「私たち二人とも負け組なのに、息子まで負け組にはなって欲しくない」

と言う結論です。




事情があり過ぎる家庭で、嘆きも仕方ないと思いますが、

自分たちを「負け組」と呼んでおられる。


うつ病になったら社会から取り残されるのは、

確かにありそうですが、

それを「負け組」と呼んでしまっていいのかい？

だから息子さんには「勝ち組」になって欲しいと望んでるって？



私は、病気になって、仕事も出来ない状態で長年過ごしていて

辛い事は、もちろんいろいろあるのですが、

「負けている」とは思った事がないので、違和感がありました。

人と比較して「不思議だな～何でみなさんには、あんな元気があるんだろう」

と思った事はありますが、それでも自分が「人生に負けたこと」と思っていません。



そもそも人生に「勝ち負け」があるのかな？

戦いや、スポーツにはあっても人生にはないと思います。

「勝ち負け」の土俵に乗せる事が、

還ってその人の人生を惨めなものにしているような。。。

その土俵に上がる事自体が、負ける事なのかも？。。。



Ｔさんがその考えを変えられて、神さまから与えられた愛によって、

人生を素直に受け止める事が出来れば、息子さんも変えられるのかも知れません。

神さまの愛を知らないから？

いえいえ実はＴさんはクリスチャンなんです。

Ｔさんご一家が祝福されますように。。。


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