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次の日、目が覚めない日がくる。

2013-02-05 23:58:24 | 日記
先日、朝の時間確認にテレビをつけていたら
LiLiCoという女性が対談番組に出演していた。
男性っぽく、見た目もアスリート系というイメージの女性だ。

「次の日、目が覚めない日がくる」

えっ?
何気なく耳だけ向けていたが、
会話の中のこの言葉でテレビの中に引き付けられた。
彼女は確か異常な苦労をした女性だ。
40歳前後の年齢の彼女から、さらっとこんな言葉が出るのは
やはり、その人生の深さゆえか。

僕は自分の人生の中で、映画を見たり本を読んだりして
何度か思い出したように、この意識を再認識する。

その都度、こういう生き方をしようと強く思ったものだが、
日々の生活にそのほとんどを当たり前に流されて生きている。

ただ、意識は少なくとも他の人よりは
割と若い時期からもって、生きているつもりだが。

それは例えで言うなら次元は低いが、
「ポイントはどうされますか?」
「明日死ぬかもしれないので全部使います」
これは店での僕の口癖だ。
店員さんは一言多い奴だと思っているだろう。

しかし、「今を生きる」と言う考えを持ち続けても、
立派な道徳心、良心を持って後悔のない日々、
重く、くそまじめに、身に着けて生きて行くのは苦手だ。
別の意味で僕の考えに合わない。

僕にとっては、このLiLiCoが
会話の中でさらりと言ったように
力を抜いた日常の行動の中の生き方としている。

でも、明日死ぬかもしれないんだから
今日という日は大切な1日であることに変わりはない。
そんな覚悟をもって生きる事は大切だ。

この齢になると益々身近な問題である。
「死」を考えると言うことは相対する
「生」を考えると言うこと。
「生き方」を考えると言うことは
「死にざま」を考えること。