久し振りの映画の書き込みです。
そして、5月のテルマエ・ロマエに続く日本映画。
のぼうの城。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b9/88b4d49aa5cfe1b66e82ee9e0bc9d559.jpg)
出演は主役の野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、市村正親、佐藤浩市など。
舞台は湖に囲まれ、浮城とも呼ばれる忍城(おしじょう)。
豊臣秀吉は、関東最大の勢力北条氏の小田原城を落城させんとしていた。
北条方支城の一つ忍城主の氏長は、北条氏に従うように見せかけ、
裏で豊臣側への降伏を内通していた。
しかし軍使長束正家の傲慢な振る舞いに怒った総大将・成田長親は「戦」を選択した。
長親は、武道は滅法苦手で、馬にさえ乗れない。愚鈍な人物と思われ、
領民からは「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼ばれている。
しかし長親は非常に誇り高く、民百姓とも分け隔てなく接することのできる
度量の広い人物、そのため百姓・足軽等、身分の低い者たちからは非常に慕われ、
百姓達も長親のためならば命を賭けることさえ厭わない。
攻める石田三成率いる軍勢は2万。農民らを含めても2千強の成田勢。
総大将たる長親は、将に求められる武勇も智謀も持たないでくのぼう。
だがこの男にはただ一つ、他人に好かれる才能、
特に異常なほどの民からの「人気」があった。
地の利と士気の高さから、緒戦は忍城側の圧勝であった。
三成は、近くを流れる利根川を利用した水攻めを行う。
忍城は本丸を除いては城下を含めて水に沈む。
この水攻めに対する長親の策は、城を囲む湖に船を出して、
敵兵の前で田楽踊りを披露することであった。
三成は田楽踊りを踊る長親を狙撃するが一命を取り留める。
長親が撃たれた怒りから石田堤を壊す百姓が現れ、水攻めは失敗する。
三成軍が総攻撃を行おうとする矢先、小田原城が落城。
小田原城落城時までもちこたえた支城は忍城だけだった。
この話は実話で、和田竜の小説を原作に作られている。
こんな話が実話と言うことが驚きであり、
また、映画は面白い内容でもあり、実に楽しめる。
狂言方和泉流の能楽師、野村萬斎が主役と言うこともあり、
彼の味がのぼう様に、はまり役で久し振りに楽しい映画が見れた。
日本映画を見ない、ほめない私が
テルマエ・ロマエにつづいて、お薦めの映画。
そして、5月のテルマエ・ロマエに続く日本映画。
のぼうの城。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b9/88b4d49aa5cfe1b66e82ee9e0bc9d559.jpg)
出演は主役の野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、市村正親、佐藤浩市など。
舞台は湖に囲まれ、浮城とも呼ばれる忍城(おしじょう)。
豊臣秀吉は、関東最大の勢力北条氏の小田原城を落城させんとしていた。
北条方支城の一つ忍城主の氏長は、北条氏に従うように見せかけ、
裏で豊臣側への降伏を内通していた。
しかし軍使長束正家の傲慢な振る舞いに怒った総大将・成田長親は「戦」を選択した。
長親は、武道は滅法苦手で、馬にさえ乗れない。愚鈍な人物と思われ、
領民からは「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼ばれている。
しかし長親は非常に誇り高く、民百姓とも分け隔てなく接することのできる
度量の広い人物、そのため百姓・足軽等、身分の低い者たちからは非常に慕われ、
百姓達も長親のためならば命を賭けることさえ厭わない。
攻める石田三成率いる軍勢は2万。農民らを含めても2千強の成田勢。
総大将たる長親は、将に求められる武勇も智謀も持たないでくのぼう。
だがこの男にはただ一つ、他人に好かれる才能、
特に異常なほどの民からの「人気」があった。
地の利と士気の高さから、緒戦は忍城側の圧勝であった。
三成は、近くを流れる利根川を利用した水攻めを行う。
忍城は本丸を除いては城下を含めて水に沈む。
この水攻めに対する長親の策は、城を囲む湖に船を出して、
敵兵の前で田楽踊りを披露することであった。
三成は田楽踊りを踊る長親を狙撃するが一命を取り留める。
長親が撃たれた怒りから石田堤を壊す百姓が現れ、水攻めは失敗する。
三成軍が総攻撃を行おうとする矢先、小田原城が落城。
小田原城落城時までもちこたえた支城は忍城だけだった。
この話は実話で、和田竜の小説を原作に作られている。
こんな話が実話と言うことが驚きであり、
また、映画は面白い内容でもあり、実に楽しめる。
狂言方和泉流の能楽師、野村萬斎が主役と言うこともあり、
彼の味がのぼう様に、はまり役で久し振りに楽しい映画が見れた。
日本映画を見ない、ほめない私が
テルマエ・ロマエにつづいて、お薦めの映画。