日々Change。今日の怒りも、恐れも、悲しみも、明日は夢と希望と喜びに。

少々高くても、日本の商品を買いましょう。力を合わせて日本の復興のために。

安く買った事を自慢する大阪人。安い事は良い事じゃない。

2011-06-20 00:22:54 | 桃旗、こんな社会へ言いたい!
いつごろからか当たり前のように安い店ができるようになった。
その典型が100円ショップ。100円寿司。
世の中誰も何も言わないけど、安いことっていいことですか?そういう僕もある時期から収入も少なく安い店はありがたいけれども。拘泥する気持ちが強く内心安い事は良くないと強く思っている。
例えば利益が25%として、1000円もうけるのに100円のものだと40個売る必要があり、1000円のものだと4個売れば良い。
つまり売る側からすれば、単純な計算だけでいえば給料を得るために、10倍売らねばならず、10倍働かねばならない。沢山作りコストダウンされている訳だから、生産者も10倍作り、10倍働く事になる。もちろん倍々の単純計算ではないけれども、安くする事は弊害も多い。
まず人間の意識である。スーパーで今日は安売りだからと買い過ぎ、必要ないものまで買い、安いが故に日持ちしないので食べ残したものは捨ててしまう。安かったからいいやという食物を破棄した反省はない。店側は他店より安く売るためより安く仕入れるためにに八方つくして、地球の僻地にまで仕入れに向かう。その地では食べる習慣が無いから安く仕入れることができても同じ地球の器の中である。食物を飽食の果てに無駄にしていいはずはない。限りある資源のエネルギーを使って地球の裏まで行く必要があるのか。そのためにはエネルギーも安く売買されているという事である。
そう言う事は食物に限らない、安く作ったが故に壊れやすく、安っぽい出来に愛着もなく消費されて行く。修理してでも大切に使って行くものに対する執着も愛情もない。それは作る側にあっても安物を作って、職人としての喜びもこだわりも工夫も生まれない。作っている誇りもない、働く喜びも生まれない。100円の網かごは数回使うと壊れてしまう、安いからと気にもならず新しい物は気持ちがいいと消費を繰り返す。しっかりと昔ながらに作られたものは一生使える事もある。豊富にある金属だって無駄に使うべきではない。
労働時間少なく高価値商品を作って高く売り、高い利益を得て余暇をしっかり楽しむ。消費者の立場に変われば、本当に愛着のわくものを金額が高くても買って大切に使う。
すべてが少なくすればCO2の発生も少なく、資源の使用も少なくてすむ、心も体も健康になるだろう。

収入が多くなっても商品が高ければ生活の苦しさは同じだ。みんなが裕福にはなれない。しかし、ものを大切にする心や、時間の余裕が出きる事は間違いがない。

日本は薄利多売で人よりも抜き出て成功を得ようとした。そんな人や企業の欲が人の本当の「しあわせ」を飽食や物量の満足にすり替え、本当のしあわせの心に「しわよせ」している。
今、アジア(中韓)が同じ事をしようとする。日本は抜け出して暮らし良い国になって欲しい。

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