ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

『時をかける少女』

2006年11月11日 | 映画
ようやく見れた~!!『時をかける少女』
11/11~11/17までのたった一週間のみの地方ロードショーです。今夜を逃してはいけない!と、家族で最終の回に行ってきました。

最高だった~!!

期待以上でした。千昭くんが、かっこいい~
映画として全然手抜きがなくて、本当に面白かった。
もっとも自分の知っている「時をかける少女」とは全然違っていて(SFというより、青春映画だしね)、まさに今の時代の「時かけ」だなあ・・・と納得。というか、今の時代にこれを見れて幸せです。

疾走する真琴もいいし、功介も男らしいし、クラスメイトもどの子もキャラが生きていてよかった。
高校の風景も、実にらしくて。あのクラスの掲示物とか、板書とか、体育館の部活の感じとか、ああ、リアル・・・。
真琴のしゃべり方とか、うちの娘っことまったく同じ。態度も似てるし。手伝いくらいしろよ!っていいたくなるし
そして、“千昭”くん・・。
かっこよかった~ってこればっかりですが、本当にかっこよかったんだよ~。全部好き。
ラストの「未来で待ってる」
もうこのシーンは、ここ何年かで観た映画の中でも、一番好きかも・・。

このシーンがでてないかと、パンフを買ったけど、出てない。
がっくり・・。
でも救う神あり。つーか、ミーハーな旦那がすでに購入していた「時をかける少女NOTEBOOK」。これにちゃんと載ってました。
素敵だった・・。
ああ、この1カットのために、もう一度みたい。DVD出てほしいよ~。

時をかける少女NOTEBOOK
ニュータイプ編角川書店 (2006.7)通常24時間以内に発送します。


もうひとつ。
「時かけ少女」には長い歴史があって、パンフにその「映像の歴史」がちょっと書かれていたんですが、一番最初のTVシリーズ「タイム・トラベラー」
これ、1972年。観てました。今ではもう伝説のようになっていますが。あの頃、このNHK少年ドラマシリーズは、どれも面白くて、よく観てたんです。多分同世代の人たちは結構見てるはず。「つぶやき岩の秘密」とかすごく好きだった(でも、内容を覚えてない
あの時、私は、ちょうど13歳。今の娘っこと同じ年。
そういうめぐり合わせの映画があって、娘と語れるというのは、奇跡のような感じがします。

たった一週間しか上映しないせいか、観客が多かった!
そして、「オタク指数」も高かったような気がします。男同士が多かったし、それもそこはかとなく年季の入った感じ・・。

「年季の入ったオタクが多かった!」と話したら、「オタクじゃなくて、貞本さんの同級生とかじゃない?」という旦那の見解もあり。
そういえば、貞本さんの出身市なのでした(正確には、映画館の隣町が)。原画展もやっていたらしいです。

とにかく、幸せになれた映画だったなあ。
こういうのを映画の醍醐味っていうんだなあ