着付けの気づき

着付けの個人教室を行っている先生が、着付や着物に対するこだわりの思いを中心に語ります。

腱板断裂術後1ヶ月が経過しました

2023-08-12 11:19:32 | 腱板断裂
右肩腱板断裂の手術後1ヶ月が経ち、腕を固定していた装具も外されおかげさまで大分可動域が広がってきました。

時間をかけてゆっくり、気をつければ包丁を扱えるようにもなりましたし、お皿も工夫すれば洗えるようになりました。ただ、少しは自力で上げられるようになった右腕も、何の支えもなく上げたままキープし続けることはちょっと難しいですし、重たいものを右手だけで持つことはNGとされています。術後すぐには出来なかったことが少しずつできるようになったことには感謝せねばなりませんが、お仕事復帰となるとまだまだ難しいことが明らかで何ともやるせない思いです。改めて、着付けって肉体労働だったんだな、と思います。

お金を頂戴できるレベルの着付けというのはれっきとした技術なので、いわゆる、数多の技術職につかれている他の業種の方々がそうであるように、続けていないと技術が萎えてしまうのは明らかで、そのことも今一番恐れていることです。最近はたくさんの着付け師さんたちがYouTubeをアップされているので、その方々の動画をみてシミュレーションしたりヒントをもらったりしています。そんなことをしていると、やりたくてしょうがない!という衝動に駆られます。でもできるわけもないし、無理してみてもいけません。我慢我慢!

ここ数十年の間で、こんなに長いこと着物や帯に触れることができないこともなかったことですが、きっとこれも私に与えられた意味ある試練だったと、いつかわかる時が来るのでしょうか。
今日もリハビリで整形外科通いです。

川口着付個人教室
 http://www.wbcs.nir.jp/~yoko



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