着付けの気づき

着付けの個人教室を行っている先生が、着付や着物に対するこだわりの思いを中心に語ります。

腱板断裂手術後半年が経過しました  ー術後の着せ付けデビュー出来ました‼️ー

2024-01-14 10:57:07 | 腱板断裂
昨年末12/27、手術からちょうど半年が経過したところで主治医の診察があり超音波の検査がありました。

先生からは、
「順調に回復しているので、様子を見ながら力仕事をしてもいいよ、(可動域についてはまだ手術前までには戻っていないので)リハビリはこれからも根気強く続けてください」
と言われました。
毎年恒例の成人の日の着付けは、大勢の着せ付けをしなければならない現場は既に断っていますが、
「近所でお一人だけ着せ付けられたらいいな、と考えている」
というと、
「それは是非やってみてください」
と言われました。

そうは言われても実際手術後半年力仕事をしてきていないので、
『きちんと力が入るのか、本当にお着せすることができるのか・・・』
まずは自宅にあるボディに恐る恐る振袖を着せてみました。
すると20分程度で着付けることができ、力も問題なく入るし肩の痛みもなかったので、この日を術後のデビューと決めて準備をし始めました。

そんなある日成人の日の直前の土曜日に結婚式に参列予定の友達から
「母の介護で忙しくて式に着て行く洋服の準備が出来ていない、着物ならあるんだけど、着せて貰えないかな?」
と相談をうけ、着せつけることになったので術後初めてのお客さまはその友達になりました。そして
「さすが川口さん、全然苦しくなく着崩れも無くて沢山ご馳走を食べて来られたわ」
と言われ、少し自信が持てました。
彼女には
「術後第一号のお客さまだよ」
というと、
「それは光栄だわ。でも、本当にここまで回復できて良かったね」
と言われました。
そして成人の日当日、お一人のお嬢さまの着せ付けも無事に終えることができました。
お客さまであるお嬢さまにもお母さまにもお祖母さまにも本当に喜んでいただけて、
『私はだから、着付けが好きなんだなぁ…、私はやはり、着付けが好きなんだなぁ…。』
とつくづく思いました。

まずは第一関門突破です。
まだ自分の背中の上方に手を回すことは痛くて出来ないので着物をまともに着て帯を締めることはできませんが、これからも根気強くリハビリを頑張って
「自分で着物を着て帯を締める」
という第二関門を突破したいです。


川口着付個人教室
 http://www.wbcs.nir.jp/~yoko


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