ボーナスが支給されてから自動車税を払う方は少なくなく
この場合に大切なのが
「延滞金がいつから加算されるか」ということです。
そこで意外と知られていない延滞金の計算方法をご紹介します。
納付書の税額の千円未満は切り捨てます。
たとえばH13年ステップワゴン2000ccは
39500円 39000円(これが計算のベースです)
納期限の翌日から1ヶ月を経過する日までの延滞金を計算します。
今年の場合は納付期限が6月1日でしたから
6月2日から7月1日までの30日間は年4.5㌫です。
( この年率は年によって変わります)
39000x0.045x30÷365= 144 円
7月2日以降の延滞金を計算します。
ここから年率は14.6㌫になりますから一気に高くなるので要注意!
例えば8月5日に納付すると仮定すると
39000x0.146x32÷365= 499円
②と③の合計が延滞金ですが
1000円未満のときは切り捨てます(0円です)。
また1000円以上の額に100円未満の端数があるときは
端数全額を切り捨てる(つまり○千○百円になります)。
144+499= 643円 で
1000円未満なので延滞金はかかりません
では、いつから延滞金は掛かるのかを計算してみましょう。
7月2日以降、1日当たり 39000x0.146÷365=15.6円の延滞金が付くので
6月分の144円との合計が1000円になる日まではかかりません。つまり
(1000-144)÷15.6=54日後 8月24日(月)
ただし、「納付」とは
等どこの段階を言うのかまでは
把握していませんし、計算上の小数点の扱いが不明なので
3日ほど余裕を見たほうが無難です。
1日ズレルと1000円以上損をすることになります
税額が高いほど延滞金がかかり出す時期は早いですよ
自動車税は県税ですので、
ここでの計算方法はあくまで長野県の場合ですが
他県でもほとんど同じと思います。
また、あくまでも個人的な興味に基づくもので
正確さを保証するものではありません。
このため何らかの誤解や誤りがあっても
一切の責任は負えませんのでご了承ください。