保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

後期スペースギア入庫しました。

2009年07月27日 | クルマ販売と板金修理の実録



当店の「定番」商品
スペースギアのディーゼルターボ、後期モデルが入庫しました

「定番」とは言っても
後期モデルを小売り目的で仕入れるのは実は初めてで
最近になってようやく
当店価格帯に納まる価格で仕入れられるようになったのです

昨年秋の世界同時不況の兆しを、かなり早い段階の9月に気付いたのも
買取り入庫したこのクルマのおかげでした。

走行距離19万㌔では小売は無理、と考え
業者オークションに出品したところ1週間単位で価格が下がって
「そんなバカな!なんかおかしいのでは…」と
結局、当初予想の15万円も安い価格で3週間後に売り切ってしまったから
損はしないで済んだものの
その後さらに価格は下がり続けたのでした。

当時、日本のディーゼル車の相場価格を支えていたのは
ロシア、南アフリカやその他国々への輸出車仕入れのため
オークション会場の半数近くを占めている外国人(主にパキスタン人)で
世界的な異常の影響を最初に受けたのは多分、彼らだったのでしょう、
それはそれは急激に価格は 落札されない「流札」は増え続けました。

最近になって少し持ち直してきているようですが
それでもあの直前の頃の半額位で仕入れられるのですから
日本での中古車購入者にとっては嬉しいことで
見方によってはこれが本来の日本の中古車マーケットの姿、と
言えなくもないのです

都市部では様々な規制で不人気なディーゼル車ですが
ここ長野では仕事関係でお乗りになる方を中心に
まだまだ結構人気なのです。

やはり燃料代のリッター当たり 20の差は大きく
お題目だけでは食っては行けないこの厳しい世の中を
ナントカ生き残って行かなければならない商売の世界では
買い替えに必要な車両代まで考えたら
将来の環境を考えるエコロジーの「エコ」よりも
明日のを心配するエコノミーの「エコ」の方が大切なのです。

もっとも、クルマを1台を製造する際に使用する
様々なエネルギーから排出される地球に悪い物質の方が
エコロジーでないから排出される排ガスよりも少ない、というデータを
少なくも私自身はみたことはありませんから
「乗らないことが本当のエコ」とは、当たり前でも決して言わない
自動車メーカーのCMに乗ってエコカーに乗り換えることと
古いモノを大切に使い続けることのどちらが本当に環境に優しいのかは
私には正直、よく解りません。

H9年、102000㌔、車検22/9
「これでなんで4点じゃないの?」と感じる【3,5点】もの
極めて程度の良い
黒のシャモニーを、あと4、5日で出品いたします



 

コメント
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