保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

車両保険修理の悩み

2009年07月14日 | クルマ販売と板金修理の実録



また悩ましい保険修理のご入庫です。

追突事故を起こされたK社様の保険内容は車対車特約
車両保険30万円
免責10万円

H8年ワゴンR 走行距離4万キロ 車検取得後1ヶ月

修理概算見積り23万円


お客様の基本的な選択肢は二つです。

 修理をせずにお乗換え

この場合は保険から、
実際には修理をしないで受け取れる「認定払い」によって
13万円が支払われます。
この範囲であれば自己負担は発生しませんが
車検を取ったばかりの「軽オートマ4WD4万キロ」を
13万円で見つけることは「商売的」には非常に困難ですから
追い金をお願いすることになります。
ただこの場合、当店で購入していただけない可能性があり
実際、過去には何度も経験しています。

 協定通りに修理をする。

免責金額10万円は自己負担になりますので
修理そのものをなさらない可能性もあります。

そこで当店でお奨めするのが次の方法ですが
どこの工場でもやってくれるとは限りませんのでご注意ください。

 保険で下りる13万円で修理する。

中古部品や直せる個所は極力直してなんとか金額内に収めますが、
お客様への若干のご負担はほとんど応じていただけます。
ただ、保険会社の立場は
車両保険はあくまで「実際の修理でかかった金額」ですから
あくまで“見て見ぬふり”をしてくれるだけで
気分的には良くありません。
ここだけがネックですが、全てのお客様は喜んでくださいますので
今回もこの方向でお話ししています。


お客様にとってはこれが最善の方向かどうかは
「結果」が違うのでなんとも言えませんが
“突然の出来事”ですので  
まずはご負担を最小限に抑えて差し上げることを優先します。

一方、当店にとっては
上手に中古部品を探すことができれば売り上げは低くても、
より多くの利益が上がる可能性がありますから
みんなが嬉しい結果になると思うのです。




 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする