保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

“梅雨入り”に思うこと。

2012年06月10日 | 自然農法による自給用野菜作り

野菜作りを始めて
初めて梅雨のありがたさ、大切さが分かったと言っても過言ではありません。

そしてこの時期、農作物がこれほど一気に成長することさえ知りませんでした。

(一昨日の畑の様子)

南側:メインの畑


北側:空地の畑


東側:借地(無料)の畑

生家は市街地のど真ん中で服飾関係の商売をしていましたし
自立してからつい2年前まではに関わる商いに携わって来たのですから
農業そのものに興味など湧かない人生を歩んで来たうえ
 文字通り肉食系で“肉大好き”であって、食べずに済むのであれば
野菜を好んで口にしない食生活を60年も続けてきました。

野菜はおろか米・麦などの主食作物の知識さえまったく無く
好きな肉にしたところで牛・豚・鶏の知識があるのかと言われればこれも無いのですから
要は直接自然界に働きかける農業・林業・漁業などの第一次産業にはほとんど無知ということでしょう。

そんな私が野菜作りを始めたワケは、別に将来自給自足生活を目指しているわけではありませんし
化学肥料や農薬などが健康に及ぼす危険性を世間が騒ぐほど心配していたわけでもありません。

ガキの頃、我先に口に入れた甘い駄菓子やジュースには高額な砂糖の代わりに
必ず入っていた人工甘味料のチクロや、シラミ駆除のためブリキ製の丸い容器の上面の穴から
直接頭に降りかけられたDDTの白い粉にも耐え、今でもこうして元気に生きていられるのです。

理由は単に自宅敷地内に荒れ放題の庭があり、なによりも廃業してからというもの
時間は持て余すほどあるから、という以外は特になかったのです。

ただ、おかげ様で「花鳥風月」の知識もほんの少しずつ増えているとともに
否が応でも野菜が多い食卓になっていることは間違いありません。

自分で作ったものは“勿体ない”ので全部口にしますが、生来好きではないのですから
女房が言う「新鮮だし買ったものよりずっと美味しい」も
「新鮮」は間違いないのですが「美味しい」は私には判断がつきません…。


今日の食料:ブロッコリー(今年初)・エンドウ・白菜の花


昨日の恵み:玉ネギ2種類(倒れたモノから何度かに分けて収穫中)

こうしていずれは人間様の口に入ってしまうのに
今日も野菜たちは必死に命を育んでいます。

感謝…

 

 

コメント
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