リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

9月13日、アジアの某国で6万円腹に巻いて出勤する女。

2008-09-13 11:22:15 | 日記
今日は大地震がくるらしい。

昨日の晩カレと焼鳥屋で「そんなバカなことあるわけないじゃん」とか「とにかくアジアの某国とか、曖昧すぎる!」とか笑い飛ばしていたけれど、家に帰ってお風呂に入りながら毎日10ページずつ読んでいる小説を開いたら、大地震+津波で父親と母親と兄と妹が波にのまれて死ぬのを目の当たりにした少女の話がちょうど出てきて、なんかイヤな偶然だと思った。

地震が起こった時、生き残るにしろ死ぬにしろ家族と一緒にいられるならいいけど、行方が知れなくなってしまうのはツライなぁと思った。
しかも私は今日仕事で35kmも内陸にいる。彼は海岸から100mと離れていないボロアパートで窓も開けっぱで寝ている。

災害時にどこに集合するかとか何を持ち出すかとか、そんな打ち合わせを私たちは全くしていない。それじゃいけない!とにわかに思った。

とりあえず家に置いてある現金をかき集めてきて、2つに分けてジップロックに入れ、海外旅行用の腹巻ポケットに入れ、片方を酔っ払って居間でひっくり返っているカレに巻いた。

現金は全部で12万円しかなかった。もしこれで本当に大地震で首都圏壊滅になって、貯金も保険も家も仕事も全部パーになった場合、しかも離れ離れになってしまった場合、6万円ぽっちでいったい何ができると言うのだ。
もっとたくさんお金を下ろさなきゃ、と思いきや、この週末は三菱東京UFJのATMが使えないことを思い出し、こういう不吉な偶然が度重なるのは気味が悪かった。

前に読んだ本によると、災害時にパッと持ち出せるようにしておくべき物が20個あって、印鑑、現金、救急箱、預金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、哺乳瓶、インスタントラーメン、毛布、FM文字多重放送受信機能付ラジオ、食品、ヘルメットか防災ずきん、電池、水 --最低限これだけは持っておかないと生き延びられない、生き延びてもあとで困るらしい。

で、私たちはたった今現金を用意できただけだ。たった6万円だけど。
ちょっとこれは、ちゃんと考えなければダメだなぁ。

いつもは「ぅるせー早く消せ!」と蹴っ飛ばされて起こされて、目覚まし時計をトイレに持ち込んでしばらく寝直す私だけど、今朝は出がけにカレの手を握って、腹巻を巻き直して、お別れをしてきた。
こうやって心構えをしておくことは、ジョセリーノが予言しようがしまいが、普段からやっておくべきだなぁと反省した。

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