判定は3-0のユナニマスデシジョンでした。
結果からいうとリゴンドーの圧勝です。
両者とも第1ラウンドから飛び抜けたハンドスピードで魅せてくれました。
しかしリゴンドーのアウトサイドからかぶせるような右フックがよく当たる。
この試合でもう一つ目立ったのが同じくリゴが放つスピード抜群の左クロス。
これがジャブのような役割をし、ドネアの踏み込みを許さない。
だけど4ラウンド終了直前にリゴンドーが本日好調の右フックを打った時、
ほぼ同時にドネアが放った左フックは実に危険なタイミングでした☆
ようやく試合が動くか?と思ったけどここでゴング。
ここまでのラウンドはほぼリゴンドーが支配してるような気が。
5ラウンド以降はリゴがフットワークを多用。
華麗なサイドステップでディフェンシブな動きを始めると観客からはブーイングが。
ははは。
ニューヨークのファンはドネアがごひいきなようですな。
10ラウンドはドネアが仕掛けて着ました。
だけどこれはちょっと強引か?と。
しかしリゴがダウン☆
でもフラッシュダウン気味?ゆえリゴンドーにダメージは感じられず。
逆にダウンを奪った後、力むドネアが振り回すパンチを軽くヘッドスリップでかわす。
きっとドネアは噛み合わないと思ったでしょうな。
観戦していてフラストレーションが溜まった人も多いはず。
でもドネアは行かなかったんじゃなく、行けなかったんだと思います。
リゴンドーが行かせなかった。
もしあの状況でドネアが強引に勝負に出ていたならば、
おそらくリゴンドーの左クロス、もしくは返しの右フックの餌食になったと思います。
逆に言えばドネアは勝てる可能性の低い行動を無理に行わず、
最後まで勝負を捨てなかった結果、完封されてしまった
と!
ぼくは感じました。
試合終了後、ドネアの右目の下が大きく腫れてました。
あのドネアが・・・
世界は広い。
静岡の太田くんの予想が的中です。
この試合を観たら誰もがリゴンドーとは闘いたくないと思うのでは?
いろんな意味で。
押忍