Gの魂

GEN的男学の咆哮

いにしえの宿場町

2021-06-02 | 日本史

先週末は仕事を終えてから横浜の自宅に帰り室内の改造にいそしんでいたのですが。

ひと段落ついたところで気分転換に散策に出かけようと思いまして。

 

 

ちょいと大磯まで行ってきました。

 

 

皆さんは大磯と聞いてどんなイメージをお持ちですか。

そもそもさほど知られていないのでは。

人口も約3万人程だそうで街の規模もそう大きくはありませんけれど

 

実は海水浴場発祥の地だそうです。

駅前にこんな看板が。

個人的には藤沢-辻堂-茅ヶ崎-平塚-大磯までが湘南エリアだと認識しています。

 

 

昔は富裕層の別荘地として有名だったらしく

格として軽井沢をも上回っていたそうです。 

確かに旧吉田茂邸や旧伊藤博文邸もありますね。

 

そんな高級別荘地だったとはぼくも最近まで知りませんでしたが

なるほど確かに海があり山も近く静かで温暖で適度にひなびております。

 

そして駅から少し歩くと

 

旧島崎藤村の邸宅がありました。

晩年休養で大磯に立ち寄った藤村はこの地を大変気に入ったとの事で

移住を決意した藤村は亡くなるまでの約2年半をこの大磯で過ごしたそうです。

 

亡くなる直前に藤村は庭を見ながら

涼しい風だね

という最期の言葉をを残し永眠したそうです。

 

 

子供の頃の持ちネタで島崎藤村のことをフジムラトウソンと読んでみたり、

島崎か藤村かどっちなんだとか言ってましたが

皆さんも言いませんでした?(←求む同類)

 

さらに海側に向かって歩くと

 

国道沿いに見事な松の木が立ち並んでおります。

 

この道も昔若気の至りで夜な夜な車で走りました。

 

古くは東海道の宿場町として栄えた大磯。

江戸時代に幕府がこの松並木や一里塚、宿場を設置し交通の便を良くしたそうです。

当時何度も通り過ぎた道なのに気付かなかったというか何も感じませんでした。

 

若い頃は感性が乏しくて歴史の価値が理解できなかったのでしょうね。

ま、今でもわかってないのかもしれませんけど。 (^o^)ゞ

 

■今日のおまけ画像

 

湘南発祥の地・大磯の碑。

いろいろ発祥してますなぁ。

 

押忍

コメント