絵じゃないかおじさん

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仮想はてな・ストーリィ  「大魔じん 対 四獣神」  4/6

2015-03-01 08:20:00 | 仮想はてな物語 

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* 四獣神 暴れる




クルクルカルマン、
 チャラチャラ、
 シジュウシン。


 クルクルカルマン、
 チャラチャラ、
 シジュウシン。


 クルクルカルマン、
 チャラチャラ、
 シジュウシン。


 京の都を滅ぼしたまえ




 四獣神とは、青竜・朱雀・白虎・玄武のことを指す。
 タタラ丘の壁画に描かれていた、
 あの獣神たちであった。


 壁画から抜け出てきたのであろう。
 本来、この獣神たちは悪神でも善神でもない。
 頼む者の言う事を聞くだけの存在にすぎない。


 頼む者が善い事を頼めば、善い行いをし、
 悪い事を頼めば、
 その通りに実行するだけなのである。


 その強さは、願いごとをかける者の心の強弱に、
 正比例するのである。
 彼らは、善悪の基準を持ち合わせてはいない。
 人間自身の善悪感が、時代とともに変わるのを、
 よく知っているから、彼らにも、
 善悪の基準があるのであろうが、
 人間に押しつけたりはしないようである。


 その昔、何度も、いい事をしたつもりが、
 悪い行為とされたり、悪いと思ってした事が、
 誉め讃えられたりしたので、
 ほどほどに、人間と付き合えという気に、
 なったようである。


 本当に人間というものは、計りがたいものである。
 青竜は、その名の通り、青い竜で、
 都の東の破壊を受け持った。
 四本の足には、鋼鉄の玉を挾み、
 ヨーヨーのようになってもいる。


 朱雀は、巨大な赤い鳥で南、
 白虎は西から、玄武は亀に蛇が巻きついた形の、
 獣神で、北の方から都を破壊してゆく。



 たちまちの内に、京の都は、
 パニックと化したのである。



 大風、雷雨、宮殿、お寺、塔などが次々と倒れてゆく。
 火の手もあがる。
 牛、馬が、通りで暴れ、犬がけたたましく吠える。
 人々は逃げる方向を確定できず、
 あちらこちらに、走り回っている。


 弓矢刀で装備した侍たちが、四獣神に向かってゆくが、
 歯が立たない。
 都は、確実に、破壊されてゆく。


 せっかく修理の進んだ羅城門も、
 朱雀の羽の数扇ぎで、崩れさってしまった。
 オヅヌは、ざまをみろと叫んでいた。
 朱雀の方を見上げると、朱雀が、
 ウィンクのような、オレンジ色の細い光線を送ってきた。


 お前の願い、聞きてやるぞという合図なのであろうか。
 オヅヌの心は、爽快だった。
 生まれて、今までに味わった事の無いような、
 快感に酔いしれていたのである。



「やれ、やれ、もっとやれ。頼むぞ」 
 そんなことを、なおも念じているオヅヌに、
「こんな所にいると、危ないわよ。さあ、逃げましょう」


 腕を後から、引っ張る女の声が、
 聞こえてきたのである。


 振り返ってみると、そこには、
 必死の形相をした、清純そうな15~6才の、
 女の子がいたのだ。


 オヅヌは、若い女から、声を掛けられた、
 経験などなかった。
 そもそも、嫌われていると思っているので、
 女の子に近づいてゆかないものだから、
 話す事などあり得なかったのだ。


 それが、話が出来て、腕まで掴まれたものだから、
 オヅヌは、びっくりしてしまった。
 目がまん丸く、見開いたままだった。
 頭が、ぼーっとなって、立ちすくんでしまったのである。


「さあ、早く、行きましょう」 
 腕を引かれるままに、ついていった。
 その子は、右足が不自由なようである。
 朱雀の送り出す強風が、吹き荒れていた。
 瓦や木の枯れ枝が、飛んでくる。


「ここよ、ここ」 
 その子は、小さなほこらの中に、
 ある神さまを祭ってある洞窟に案内した。


「ここの神さまにお願いすると、
 悪魔がやって来た時、退治してくれるそうよ。
 私は、おバァさんから、いつもきかされていたのよ。
 クルクルカルマン、チャラチャラ、大魔じんって3度、
 心の底から唱えるのよ。


 そして、最後に、お願い事を言うの。
 そうすれば、大魔じんさまが雲に乗ってやってきて、
 悪魔を追っ払ってくれるの。
 さあ、あなたも一緒に祈ってね」


 オヅヌは、呪文の一致に驚いた。
 心臓が、飛び出しそうでもあった。
 己が呼んだ四獣神を退治する、
 大魔じんといるということにも、
 度胆を、抜かれたのである。


 自分を受け入れてくれる女の子に、
 すっかり心を許してしまった。
 女の子の名前は、清香といった。
 オヅヌは、清香が一生懸命お祈りをしている姿を見て、
「ああ、この子に悪いことをした」と、反省した。


{この子を知っていたら、四獣神など
 呼びはしなかったかもしれない。
 でも、今となってはもう遅い。
 願い事は、一回きりだと言われている。
 どうしようもないのだ}


 ただ黙って、清香の後で手を合わせていた。

                        つづく




仮想はてな ゆふかひストーリィ  2/前1・6

2015-03-01 08:18:23 | 仮想はてな物語 

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 チーコちゃんは、甲賀に住む忍者狸・コガ坊の
 妹である。年は、5~6才だろうか。
 遊ぶものが多い、万博公園が気に入り、
 タイタイと、一緒に暮らしている。

 両親がいないので、コガ坊も寂しい思いを紛らわせる、
 遊園地住まいを、許してやっているのだ。
 本当は、一人しかいない妹と一緒に暮らしていたい、
 のだろうが、人のいいタイタイの人柄を信頼して、
 預ける気に、なったのだろう。

 チーコちゃんは、大阪ではタイタイ以外に、
 知り合いは居ないはず、私は、只ごとではないと、
 思ったので、すぐさま、バイクに乗る支度をした。

 ありがたいことに、土曜日の夜だった。
 タイタイのヤツが、会社勤めの私を気遣って、
 今日まで、知らせるのを控えていたのだろう。

 図体は大きいが、結構そういう気配りも出来る、
 憎めない奴である。
 私は、黒い革ジャン、革ズボン、
 ロングブーツで、身を固めた。
 あとは、黒いヘルメットを被るだけである。

 足が短いので、ちょうど、ゴキブリを拡大コピーに、
 かけたような姿を、想像していただければいい。

 玄関口で、もたもた用意をしていると、
 二階の寝室から、Oさんが、下りてきた。
 トイレにゆきたくなったらしい。

 Oさんとは、わが愛する妻、あゆかの旧姓からきている。
 私をオッさん呼ばわりするものだから、
 お返しに、そう呼んでやっているのだ。

 元の苗字は、王等香という。
 そのOさんが、私の姿を見つけるや否や、
「オッさん、その格好はナニ! 年を考えなさい!
 それに今何時だと思っているの!」

 ドカドカドカッ。
 階段からきつい言葉が、転げ落ちてきた。
 堪えるー。
 私といえども、今の時間、好き好んで、
 バイクなどに乗りたくはない。

 けれども、あの可愛いチーコちゃんが、
 行方不明になっているのだ。
 それに、付き合いというものもある。

 Oさんは、私が間界の者と付き合っている事を、
 全然知らない。
 いや、私がいくら説明しても頭から信じようとはしない。
 そのうちいつか分ってくれるだろうと思って、
 最近では、彼らの話も、あまりしてやらない。

 そんな姿勢も悪いのだろう。
 日頃の優しい顔つきが、ガラリと変わっている。

 おお、恐っ!
 メットを抱え、外に飛び出す。
 近所迷惑になるといけないので、
 サヤカを団地のはずれまで、
 手で押してゆき、エンジンを始動した。

 暗い蛙の鳴く田圃みちを、
 西名阪の法隆寺インターへと向かった。
 西名阪に入れば、あとは高速道路のみを通って、
 万博公園にゆくことが出来る。

 インターの入口で250円、松原料金所で250円、
 近畿道の長田で300円が、バイクの高速利用代金である。
 奈良県S市の自宅から、吹田までは約70km、
 1時間あまりで着く。

 タイタイには、夜間照明があたっていて、
 人目につきやすいので、少し離れた入り組んだ場所から
 話しかけることにした。

 かれら間界の者と話をする時には、
 サヤカの不思議な能力を借りる。

 サヤカのガソリンの給油口が、
 その通信や翻訳をしてくれるのである。
 私は、ガソリンの匂いは好きではないのだが、
 その時だけは、仕方なく我慢している。
 というよりも、せざるをえないのだ。
 その給油口を開けて、話しかけた。

{タイタイ、こんばんわ}
{おおっ、オッさんか! よう来てくれた。
 すんまへんなあ。サヤカはんも、すんまへん}

{一体、どうしたんだい?}

 チーコちゃんは、昼間は人間の女の子に化けて、
 エキスポランドで遊ぶのが、日課となっている。
 甲賀の山なかで暮らしていたので、遊園地が、
 楽しくて、有頂天になって、遊び回っているらしい。

 3日前も、いつものように、朝遊びに出かけた。
 だいたい夕方の5時すぎには、帰ってくるのだが、
 いつまで待っても、その日は、帰って来なかった。

 コガ坊に「縄通」ネットで問い合せてみたのだが、
 甲賀にも、帰ってはいない。
 遊び飽きて、天王寺の動物園に遊びにでも行ったのかな、
 と思っていたようだ。

 昨日も、何の連絡もなかった。
 今日も、何もない。
 これはおかしいと感じたので、
 私に、連絡してきたのだという。

 私は、人に頼られるような柄ではないのだが、
 相談してくれると嬉しくなる、調子のいいオッさんだ。


{チーコちゃーん、チーコちゃん、やーい}

 私は、サヤカの能力を借りて呼びかけた。
 タイタイは歩いたり、空を飛んだり出来るのだが、
 テレパシー能力は、そう強くはない。

 周囲1km前後にしか届かないようだ。
 それに比べて、サヤカは5kmぐらいの範囲内なら、
 届くのだが、チーコちゃんの返事はなかった。

 私は、万博公園の周辺を走り、所々でサヤカを止めては、
 呼びかけてみたのだが、返事はなかった。

 一体、何がチーコちゃんの身に、起こったのだろうか?

 道に迷った?
 交通事故に遭った?
 狸に戻った所を捕らえられた?
 幼女誘拐?

 次々と悪いことばかりが浮かんでくるが、
 どこをどう捜してよいかわからないので、
 その日は、ひとまず自宅に帰ることにした。
 何にしろ、この周辺には、いないようだ。

 タイタイの恨めしげな視線が気になったが、
 私は、これでも生身の人間。
 彼らのようには体力が続かない。
 心配事を小脇に抱えて、家路についた。

 サヤカも気になるのか、何となく、元気がないようだった。
 チーコちゃんは、一体何処に行ったのだろう?

                              つづく



あ@英訳ドン作川柳集860 大しわに小じわ後援しわだらけ

2015-03-01 08:15:43 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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   *  大しわに小じわ後援しわだらけ







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    大しわに小じわ後援しわだらけ        ドン作(ちふ+)

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仮想はてな ドン作



あ@つぶつぶ(日々)311 今日もまた日が過ぎてゆく最果ての

2015-03-01 08:14:03 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


多層構造ぶろぐ→Multilayer structure blog

ピカ輪世代(世に団塊とも)の一断面を目指して。


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*  English translation 


  311 今日もまた日が過ぎてゆく最果ての



        ↓
      (ほんやっ君のとある無料の英訳)

    The farthest that day Yuku past also today
         ↓
      (ほんやっ君のとある無料の和訳戻し)

また、最も遠いあの日ゆく過去の今日






     この項おわり



つぶつぶ(22”22”)・・・・・


あ@おつとめ130  ドンサク夫  女子怒らせて  鼻水茶

2015-03-01 08:12:44 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


お薦め世界語=ほじゃけんど=HOJYAKENDO←思わずにっこり、ほっこり
その意味は検索にて→もしかすれば出てくるかも・・・・・



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ドン作雑文集より

 

                               
   *  ドンサク夫  女子怒らせて  鼻水茶




      Fドビ絵さん、ごめんやで。
      被害妄想ぎみでしてなあ・・・・・・・  


      それにしても、
花粉症かいなあ。
マスクかけてーなあ・・・




       どこに行くのも、
       マイ茶一番、
       まいちゃん麗番。




  


(ドン作川柳 → とある無料 英訳 → とある無料 和訳戻し)


    ドンサク夫  女子怒らせて  鼻水茶     ドン作(ちふ+)

          ↓
     Runny nose tea offend Donsaku husband women
  
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     鼻水茶Donsaku夫の女性を怒らせる