まっさんの模型屋blog

楽しんでいますか?

2011.2.15入荷商品のお知らせ

2011年02月15日 20時37分03秒 | 商品紹介

本日入荷した商品のお知らせです。

Vk4502p

サイバーホビーの「1/35 WW.Ⅱ ドイツ軍 VK.45.02(P)H型試作重戦車」が入荷いたしました。

ヒトラー総統とよく突っ走っていたポルシェ博士が設計したキングタイガー(ティーガーⅡとかケーニヒスティーガーと呼ばないと怒る人がいますので要注意)の設計案を立体化したものです。VK.45.02には砲塔が前方にあるV型と後方にあるH型の2種類が計画されていましたが、砲塔が出来上がった段階で開発は中止され先行量産された砲塔がキングタイガーの最初の50両に使用されました。

(そのポルシェ社の砲塔を使用したキングタイガーはタミヤやドラゴンからキット化されています。もちろん店頭にも置いています。)

気になる中身はというと金属製砲身やエッチングパーツ製のエンジングリル、クリアパーツを使用したキューポラ、組み立て性とディテール再現を両立させるDS素材の覆帯等々満足のいく内容となっています。

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「月刊アーマーモデリング 3月号」が入荷いたしました。

今月の特集はちょっとすごいです。

タミヤのタイガーIを異なるモデラーが順に「基本工作⇒ディテールアップ⇒基本塗装⇒細部と装⇒ウェザリング」とバトンタッチしながら製作するというかなり豪華な1両の戦車を製作しています。結構詳しく記載されているので、かなり参考になります。また、色々と裏技というか細かいコツもありますので、AFVモデラーじゃなくても一見の価値ありだと思います。

あと、ローガン梅本氏が新しく「セミスケールモデラー講座」を始めたみたいです。低級技術指南は終了したようですが、やる内容はあまり変わらないとのこと。(私は大好きだったんですが、結構好き勝手につくってましたからねぇ。グレたのかな。)


PGガンダムとRGガンダム

2011年02月11日 11時30分31秒 | プラモライフ

私が作ったわけではなくて、当店でも作品を展示してくれている うめさん が先日、「PGガンダム(1/60)が完成した!」と持ってきてくれたので、少しだけ一緒に遊びました。

そうそう、当店のショーケースには入りきらなかったので写真だけです。

Pga

まずは大きさが分かるようにRGガンダム(1/144)(うめさんの息子のASK君作)と並べてみました。頭の中で2倍以上の差があるとは分かっていても、並べるとその違いがよくわかります。

Pgb

この大きさにスーパーカスタムザクF2000(これもうめさん作、2011.2.11現在展示中)もビックリです。(ちなみにガンダムの右肩に乗っているのはRGのコアファイター)

Pgc

これだけ大きいとコアファイターにガンダムが乗れちゃう。

みたいなことをしていました。


2011/2/4入荷商品のお知らせ

2011年02月04日 20時03分30秒 | 商品紹介

本日、入荷した商品のお知らせです。

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コトブキヤのMSGシリーズの

プラユニット マガジン&ライフル弾

プラユニット HIPS関節(球形)

プラユニット メカニカルアーム

プラユニット ネジモールド

プラユニット モールド板&ミサイルセット

プラユニット ボール&軸受けセット

が入荷いたしました。

マガジン&ライフルユニットは3mm軸で接続できるライフル弾マガジンとライフル弾のセットでマガジン内への弾の装填や弾を連結できるギミックを搭載しております。

HIPS関節(球形)は耐衝撃性プラスチック(HIPS)を使用した関節パーツです。磨耗しにくく使い易い球形ジョイントが大小セットされいます。

メカニカルアームはパーツ同士を3mmの軸径で接続できる延長パーツです。

ネジモールドは「+」「-」ネジが再現できるディテールアップ用のパーツです。

モールド板&ミサイルセットはモールド板とミサイル2種類のセットで、ミサイルハッチは開閉が可能です。

ボール&軸受けセットは球形ポリボールとプラ製関節のセットです。

どれも個性的なパーツです。パーツを眺めているうちにアイデアが浮かんでくるかも。


AFVモデルステップアップ(2)-ファインモールド 1/35 八九式中戦車乙型【組立編(1/2)】

2011年02月03日 21時11分36秒 | AFVモデルステップアップ

AFVモデルステップアップ第2弾はどこかで予告したとおり、アーマーモデリング誌のマガジンキット「ファインモールド製 1/35 八九式中戦車乙型」を製作いたします。

今回は少しだけ工作の難易度をあげつつ、ピグメントを使用したウェザリングにも挑戦したいと思います。

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このキットはファインモールド製だけあって、部品をなくしたりしなければ非常に作り易いキットです。また、雑誌中に組み立て説明書があって、ポイントを押えた解説が同時に記載されていますので、初心者も安心です。

まずは道具を準備しましょう。今回から写真は掲載しませんが、ニッパー、ヤスリ、ナイフ、ピンバイス、接着剤、ピンセット等は常にセットになるよう道具箱を整理しておきましょう。

今回はこれらに加え、瞬間接着剤、ポリエステルパテ(モリモリ40g)、マスキングテープ(6mm)を使用しました。

それでは作業に入ります。

まずは車体の仮組みから、行ないます。

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接着剤を使わずにマスキングテープで固定しています。車体本体が箱になることを確認します。さすがファインモールド製です。変なすき間等はありませんでした。

今回は異常ありませんでしたが、こういう板状の部品を組みたてる、いわゆる箱組みのキットでは必ず仮組みして部品間にすき間はないか、部品は歪んでないか、車体の直角は出ているかをチェックするようにしましょう。どんな異常時にどんな処置をするかはケースバイケースですが、削る、プラ材で補強、部品を変形させるというのが主立った対処法です。部品の変形は難しいので「削る」、「プラ材で補強」で対処出来ないかをまず先に検討した方が良いと思います。

仮組み後は説明書通りに組み立てていきます。

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車体前面ハッチの取っ手です。部品の真ん中にパーティングラインがあったので、ピンセットで摘んだままヤスリで仕上げました。もし、それが難しい場合は本体に接着した後に仕上げると良いでしょう。ただし、接着後に仕上げる場合は必ず接着剤が完全に乾いた後に作業するようにしましょう。半乾きの状態では当然部品が取れてしまいます。目安としては1晩は必ず時間をあけましょう。

本体への接着は右側の写真のようにピンセットで取り付け位置に持って行った状態で流し込み接着剤で固定しています。

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誌面の作例でも記載されていますが、車体後部のソリ部分を薄く削りました。カッターナイフの刃を立てて削るいわゆるカンナ掛けです。写真右側の上が削る前、下が削った後です。

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こちらも誌面で紹介されていますが、マフラーの排気口を空けます。ここでは、紙面よりももう少し手順を細かく紹介します。

まず、排気口部分を0.3mmのドリルで幾つか穴をあけます。その次にその穴をカッターナイフでつなぎます。そのままでは結構ガタガタですしちょっと肉厚ですので、仕上げに紙ヤスリを二つ折りにして瞬間接着剤で貼り合わせたものを使って削って仕上げました。

さて、ここまでやると結構良い時間が経っていると思います。

次回の記事で組み立てを完了しましょう。