わかりやすい時代

　今年がどんな年になるか、pochiには判らないが、少なくても昨年の小泉劇場に代表されるような評論家や政治記者には評判が悪くても、一般の人間にはきわめてわかりやすい選挙を経て、多くの人に判りやすいものを作っていく時代になってきたというようには思っている。これまでの選挙って、ほんの一部の人に関心があって大多数の人にはなんだかよくわからないようなものだった。しかし、昨年の選挙は極めてわかりやすかった。本来、選挙にしても経営にしても、一部の人だけがわかるものでは困るわけでそういう意味で非常に良かった。
　子供を守るということにしても、極論すれば犯人を確実に挙げるためならば、理屈だけで言えば国内に住む全員の指紋とDNAを登録しておけば、犯人逮捕の確立とスピードは非常に高くなるはずである。しかし、こういうことについては必ず反対の意見がある。今までは反対の意見が大手を振っていたが、しかし、時代は少しずつ変わりつつある。観念的な反対意見でなく、効果的な実行の意見が尊ばれるようになってくる時代の到来を願いたい。